用具フリーエージェントとして、メーカーに縛られない自由なクラブ選びで知られる「ジャスティン・ローズ」
2013年全米オープン王者にして、2016年リオ五輪金メダリスト。2026年2月にはファーマーズ・インシュランス・オープンで23アンダーのトーナメントレコードを樹立し、ワイヤーtoワイヤーで圧勝しました
当記事ではジャスティン・ローズの最新クラブセッティングについて、スペックや選択理由を交えて紹介していきます
どうぞゴルフ観戦やクラブ選びの参考にしてみてください
ジャスティン・ローズのプロフィール
ジャスティン・ローズは1980年7月30日生まれ、南アフリカ・ヨハネスブルグ出身のイングランド人ゴルファーです
1998年の全英オープンでアマチュアとして4位に入り一躍注目を浴びました。2013年にはメリオンGCで行われた全米オープンを制し、メジャー初制覇。2016年のリオデジャネイロ五輪では112年ぶりに復活したゴルフ競技で金メダルを獲得しています
2018年には世界ランキング1位とフェデックスカップの両方を手にし、名実ともに世界のトップに立ちました。PGAツアー通算13勝を誇り、ライダーカップにも7度出場している大ベテランです
特筆すべきは「用具フリーエージェント」というスタンス。特定のメーカーと契約せず、キャロウェイ、テーラーメイド、ミウラ、タイトリスト、スコッティキャメロンなど複数ブランドから自分のプレースタイルに最も合うクラブを選んでいます
【2026】ジャスティン・ローズのクラブセッティング
ドライバー:キャロウェイ Paradym Ai Smoke Triple Diamond Max
- ロフト:9°
- シャフト:三菱ケミカル ディアマナ WB 63
- フレックス:TX
- 長さ:約45.5インチ
- バランス:D2
ドライバーはキャロウェイ Paradym Ai Smoke Triple Diamond Maxを使用。ツアー限定モデルで、2025年8月のフェデックス・セントジュード選手権から投入しています
以前のタイトリストTSR3からの変更で、低スピンかつ安定した弾道が得られるのが特徴。シャフトは以前から愛用している三菱ケミカル ディアマナWB 63のTXを継続しており、グリップ側に鉛テープを巻くカウンターバランス調整で振り心地を最適化しています
このドライバーでファーマーズ・インシュランス・オープンとフェデックス・セントジュード選手権の2勝を挙げており、ローズとの相性は抜群といえますね
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3番ウッド:テーラーメイド M6
- ロフト:15°
- シャフト:プロジェクトX HZRDUS スモークブラック RDX 80
- フレックス:TX
3番ウッドはテーラーメイドM6を長期間にわたって愛用中。2019年発売のモデルですが、いまだにバッグから外れることなく使い続けています
最新モデルが次々と登場するなかでM6を使い続けているのは、フェースの弾きと安定感のバランスがローズのスイングにフィットしているためと考えられます。フリーエージェントならではの「結果が出ているクラブは替えない」という合理的な姿勢が感じられますね
7番ウッド:テーラーメイド Qi4D フェアウェイウッド
- ロフト:21°
- シャフト:プロジェクトX HZRDUS スモークブラック RDX 80
- フレックス:TX
7番ウッドは以前のテーラーメイドM6(21°)からQi4Dに変更。シャフトは3Wと同じプロジェクトX HZRDUS スモークブラック RDX 80 TXで統一しています
Qi4Dはカーボンフェースとチタンボディの組み合わせにより、高い打ち出し角と安定したキャリーが得られるモデル。パー5のセカンドやロングパー4で威力を発揮しており、ローズのようにピンを積極的に狙うスタイルのゴルファーに向いています
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ユーティリティ(#4):スリクソン ZX Mk II U
- 番手:4番
- シャフト:KBS C-Taper 125
- フレックス:S+
2026年のマスターズでバッグに加えたのがスリクソン ZX Mk II Uの4番ユーティリティ。以前はミウラのアイアンで4番を使っていましたが、より寛容性を重視してユーティリティに変更しています
フォージドフィーリングとミッドサイズヘッドの組み合わせにより、打ちやすさとショットシェイピングの両立が可能。オーガスタのような距離と精度の両方が求められるコースでは、ロングアイアンよりもこのタイプのクラブが有利に働きますね
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アイアン(#5):ミウラ TC-201
- 番手:5番
- シャフト:KBS C-Taper 125
- フレックス:S+
5番アイアンにはミウラ TC-201を使用。2025年12月のヒーロー・ワールドチャレンジから投入したモデルです
以前のタイトリスト620CBからの変更で、TC-201はキャビティが深くやや寛容性の高い設計。とはいえミウラならではの軟鉄鍛造の打感は健在で、フィーリングを重視するローズのニーズにしっかり応えています。6番以下のMC-502とのつながりも良好とされています
アイアン(#6〜PW):ミウラ MC-502
- 番手:6〜PW
- シャフト:KBS C-Taper 125
- フレックス:S+
6番からPWまではミウラ MC-502を継続使用。マッスルキャビティ形状のコンパクトヘッドで、操作性と打感に優れたモデルです
ローズはミウラのアイアンを長く愛用しており、日本の鍛造技術が生み出す繊細なフィーリングを高く評価しています。シャフトのKBS C-Taper 125はローからミッドにかけてのキックポイントで、しっかりとした打感と安定した弾道が得られるのが特徴。フレックスS+はツアープロの中でもやや柔らかめの設定ですが、ローズはコントロール性を重視してこのスペックを選んでいます
ウェッジ:タイトリスト ボーケイデザイン SM10 / クリーブランド RTZ Tour Rack Prototype
- 52°(08F):タイトリスト ボーケイデザイン SM10
- 56°(10S):タイトリスト ボーケイデザイン SM10
- 60°:クリーブランド RTZ Tour Rack Prototype
- シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー オニキス S400
ウェッジは3本体制。52°と56°はタイトリスト ボーケイデザインSM10で、グラインドはそれぞれ08F(フルソール)と10S(ワイドソール)。ピッチショットやバンカーでの安定性を重視した組み合わせです
60°は2026年マスターズからクリーブランド RTZ Tour Rack Prototypeに変更。このウェッジには興味深いエピソードがあり、完成時にローズにとって重すぎたため、クリーブランドがヘッド背面に3つの穴を開けて約5gの軽量化を施したという、まさにツアープロならではのカスタム仕様です
シャフトはアイアンとは異なり、トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー オニキスのS400を装着。ウェッジはフィーリング重視でやや重めのシャフトを選んでいるのが特徴的ですね
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パター:スコッティキャメロン Phantom T-5 ツアープロトタイプ
- モデル:スコッティキャメロン Phantom T-5(ツアー限定)
- 素材:303ステンレススチール / 6061航空グレードアルミニウム
- グリップ:SuperStroke Zenergy Claw 1.0
パターはスコッティキャメロン Phantom T-5のツアープロトタイプ。以前のファントム5.2から変更されています
303ステンレススチールと6061航空グレードアルミニウムのマルチマテリアル構造で、ソフトな打感と高い慣性モーメントを両立。マレット型ならではのアライメントのしやすさと、ミスヒットへの寛容性が特徴です
グリップにはSuperStroke Zenergy Claw 1.0を採用。クロウグリップに最適化された独特の形状で、手首の動きを抑えた安定したストロークを可能にしています
ボール:タイトリスト プロ V1x
ボールはタイトリスト プロV1xを使用。PGAツアーで最も使用率の高いボールの一つで、ローズも長く愛用しています
プロV1xはプロV1よりもやや高い打ち出しとスピン性能が特徴。ローズのようにアイアンでしっかりとスピンをかけてピンを狙いたいゴルファーに適したボールです。フリーエージェントでありながらボールはタイトリスト一択というあたり、プロV1xへの信頼度の高さがうかがえますね
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スペック一覧
| カテゴリ | モデル | シャフト | ロフト/番手 | フレックス |
|---|---|---|---|---|
| ドライバー | キャロウェイ Paradym Ai Smoke Triple Diamond Max | 三菱ケミカル ディアマナ WB 63 | 9° | TX |
| 3W | テーラーメイド M6 | プロジェクトX HZRDUS スモークブラック RDX 80 | 15° | TX |
| 7W | テーラーメイド Qi4D | プロジェクトX HZRDUS スモークブラック RDX 80 | 21° | TX |
| UT | スリクソン ZX Mk II U | KBS C-Taper 125 | 4番 | S+ |
| 5I | ミウラ TC-201 | KBS C-Taper 125 | 5番 | S+ |
| 6I〜PW | ミウラ MC-502 | KBS C-Taper 125 | 6〜PW | S+ |
| ウェッジ | タイトリスト ボーケイ SM10 | DG ツアーイシュー オニキス | 52-08F / 56-10S | S400 |
| ウェッジ | クリーブランド RTZ Tour Rack Proto | DG ツアーイシュー オニキス | 60° | S400 |
| パター | スコッティキャメロン Phantom T-5 | — | — | — |
| ボール | タイトリスト プロ V1x | — | — | — |
まとめ
ジャスティン・ローズのクラブセッティングの紹介でした
用具フリーエージェントとして、キャロウェイのドライバー、テーラーメイドのフェアウェイウッド、ミウラのアイアン、タイトリストのウェッジ、スコッティキャメロンのパターと、各カテゴリで最も信頼するメーカーのクラブを自由に組み合わせているのがローズの最大の特徴です
特にミウラのアイアンを長く愛用している点は、日本の鍛造技術が世界トップレベルのプロに認められている証拠ともいえますね。2026年のファーマーズ優勝でもこのセッティングが大きく貢献しており、45歳にして進化を続けるローズの今後にも注目です
クラブのチョイスが変わった際には随時更新していきます
以上、ジャスティン・ローズのクラブセッティング|使用クラブ・シャフトやフレックスなどを紹介。という話題でした
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