2026年、ついにPGAツアー(米国男子ツアー)への本格参戦を果たした平田憲聖選手。2月の「WMフェニックスオープン」の名物ホールでバーディを奪うなど、開幕からツアー適応の早さが話題になっています。
この記事では、平田憲聖選手の2026年シーズン最新クラブセッティングを、ドライバーからパター・ボールまで一通り整理しました。
長年契約を結ぶミズノのアイアンを軸にしつつ、ドライバーはテーラーメイド最新作「Qi4D」、最高ロフトのウェッジにはタイトリスト「WedgeWorks」のツアー支給モデルを入れるなど、PGAのタフな環境を攻略するためのこだわりが詰まった14本です。
10年以上愛用する「替えの効かない」ユーティリティの存在も含めて、平田選手のセッティング思想を深掘りしていきます。
今季3勝の平田憲聖が勝俣陵と並び首位ターン 石川遼は42位で予選通過#平田憲聖 #勝俣陵 #石川遼 #パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ #ゴルフhttps://t.co/nubQeo2whq
— GDOニュース (@GDO_news) September 20, 2024
【2026】平田憲聖のクラブセッティング
2026年シーズンの平田憲聖選手のクラブセッティングは、ミズノを中心としつつ、FWはテーラーメイド、ロブウェッジはタイトリストと、適材適所のミックス構成になっています。
大きな注目ポイントは、3月時点で正式投入されたテーラーメイドの最新ドライバー「Qi4D」。シーズン序盤はミズノのJPX One プロトタイプとQi4Dを並行テストしていましたが、PGAツアー本格参戦の勝負の年に、より安定感のあるテーラーメイドを選んだ形です。
ドライバー:テーラーメイド Qi4D
- ロフト:10.5°
- シャフト:フジクラ VENTUS TR ブルー 6(60g台)
- フレックス:X
- 長さ:45インチ
2026年シーズン序盤はミズノの新作JPX One プロトタイプとテーラーメイドQi4Dを並行テストしていた平田選手ですが、3月時点で正式に「テーラーメイド Qi4D(10.5°)」を投入。米GolfWRXの2026年3月のWITBレポートでも、Qi4Dをエースドライバーとしてバッグに入れていることが確認されています。
Qi4Dは2026年テーラーメイドの最新フラッグシップで、ヘッド全体の効率と寛容性を一段引き上げたモデル。ミズノのJPX One プロト投入時には「初速、飛距離が前よりも少し出ている」と語っていた平田選手ですが、PGAツアー本格参戦という勝負の年に「より安定して曲がらない」Qi4Dを選んだ形です。
シャフトはフジクラ VENTUS TR ブルー 6(60g台 X)を継続。3W・7Wも同シリーズで揃えたVENTUS TR ブルー縛りで、ティーショットからウッド全体の振り心地が完全にフローしています。安定感と効率性能を高い次元で両立する、平田選手の弾道に欠かせない相棒シャフトです。
関連【試打評価】26 VENTUS TRブルー|超高効率!安定感が素晴らしすぎる
関連【試打評価】テーラーメイド Qi4D ドライバー|素晴らしい良作!コアモデルはこれでいい【トラックマン4】
3番ウッド:テーラーメイド Qi10 フェアウェイウッド
- 番手:3番
- ロフト:15°
- シャフト:フジクラ VENTUS TR ブルー 6(60g台)
- フレックス:X
3番ウッドはテーラーメイドのQi10 フェアウェイウッド。アイアンはミズノで固める平田選手ですが、FWに関してはテーラーメイドのやさしさ・上がりやすさを評価して継続採用しています。
PGAツアーは長いPar4・Par5が多く、グリーンも硬い。3Wでもしっかり高さを出して止められるQi10の直進性とスピンの入れやすさは、米ツアー攻略の生命線となるクラブです。
シャフトはドライバー系列と揃えたVENTUS TR ブルー。ドライバー(26 VENTUS TR)と振り心地のフローが整っており、ティーショット〜セカンドショットの一貫性を意識した構成です。
関連【テーラーメイドQi10 フェアウェイウッド 試打評価】直進性とスピンの入れやすさが魅力
7番ウッド:テーラーメイド Qi35 フェアウェイウッド
- 番手:7番
- ロフト:21°
- シャフト:フジクラ VENTUS TR ブルー 7(70g台)
- フレックス:X
以前はウッド型ユーティリティを使っていた時期もありましたが、現在はテーラーメイド最新作の「Qi35フェアウェイウッド」を7Wとして投入。Qi10の3Wと、Qi35の7Wという少しユニークな世代ミックス構成です。
7Wは5番アイアンよりも高さ・キャリーが出せる飛び道具として、米ツアーでの長いPar3や深いラフからのレイアップに重宝するクラブ。Qi35は曲がりが少なく直進性が高いので、平田選手のショットメーカーらしさを活かす1本になっています。
シャフトはVENTUS TR ブルー 7(70g台 X)。3Wよりワンランク重めにすることで、長いシャフトでも振りすぎず安定して打てるよう仕上げています。
関連【試打評価】テーラーメイド Qi35 フェアウェイウッド|トラックマン4で飛距離計測
4番UTアイアン:ミズノ MP FLI-HI ユーティリティ(2010)
- 番手(ロフト):4番(24°)
- シャフト:N.S.PRO MODUS3 TOUR 115
- フレックス:X
最新ギアが並ぶセッティングの中で異彩を放つのが、2010年モデルのアイアン型ユーティリティ「MP FLI-HI」。なんと15年以上もキャディバッグに入り続けている、「替えが効かない」と本人が全幅の信頼を寄せる1本です。
アイアンと同じMODUS3 TOUR 115を装着することで、「アイアンの流れでラインを出していける操作性」を確保。最新モデルでは出しにくい「打感の連続性」と「球の捕まえやすさ」が、いまだに代替の見つからない理由なのでしょう。
道具を頻繁に替える選手も多い中で、「一度ハマったクラブは長く使う」という吉田優利選手にも通じるスタイルの平田選手らしいエピソードです。
5〜9番アイアン:ミズノ JPX923 TOUR
- 番手:5〜9番
- シャフト:N.S.PRO MODUS3 TOUR 115
- フレックス:X
アイアンはミズノ契約プロらしく、軟鉄鍛造ハーフキャビティの「JPX923 TOUR」を継続使用。最新世代のJPX925/JPX One系ではなく、あえて923 TOURを使い続けている点も、「打感と顔が気に入ったら替えない」平田選手のスタイルがよく表れています。
シャフトはUTからウェッジまで一貫してN.S.PRO MODUS3 TOUR 115(X)。重量・しなり挙動を完全に揃えることで、どの番手でも同じタイミングで振れるセッティング思想です。アイアン主体で勝負するショットメーカーとしての一貫性が際立ちます。
関連【試打評価】ミズノ JPX923TOURアイアン|極上の打感と最高の操作性
ウェッジ:ミズノ T22(50°/54°)・タイトリスト WedgeWorks(60°)
- ロフト:50°/54°/60°
- 50°・54°:ミズノ T22
- 60°:タイトリスト WedgeWorks 60-04T(ボーケイのツアー支給グラインド)
- シャフト:N.S.PRO MODUS3 TOUR 115(50/54=X、60=S)
ウェッジは2メーカー混合の3本体制。米国特有のラフ・芝質に対応するため、番手ごとに最適なヘッドを選び抜いているのが平田選手らしいこだわりです。
50°・54°のフルショット〜コントロールショット帯はミズノ T22でアイアンの流れを継承。打感と操作性を重視した、ミズノ契約プロらしいチョイスです。
そして特筆すべきは、ロブウェッジ60°にタイトリストの「WedgeWorks 60-04T」を投入している点。WedgeWorksはボーケイ・ウェッジのツアー支給専用ライン。「04T」はローバウンス+Tグラインドのツアー専用ソールで、米ツアーの硬く・速いコンディションでバンス効果を効かせやすい1本です。60°だけシャフトをSフレックスに落としているのも、繊細なタッチを優先した設計です。
関連「優しい&激スピンウェッジ」おすすめ人気ランキング|選び方も解説【口コミ&評価】
パター:スコッティキャメロン ファントム ブラック 9.2B/オデッセイ #10
- 使い分け:マレット型「スコッティキャメロン ファントム ブラック 9.2B」と「オデッセイ #10」
- シャフト:三菱ケミカル Diamana Putter P105(硬さ1.0)
パターは2026年シーズン、スコッティキャメロンの「ファントム ブラック 9.2B」と、オデッセイの「#10」を使い分けるスタイルへとシフト。米GolfWRXのWITBレポートでも、両パターを試合直前まで悩んでいた様子が伝えられています。
その週のグリーンの速さ・芝の状態・自分の感覚に合わせて、形状もメーカーも違う2本のパターを使い分けるのは、プロの中でも珍しいスタイル。練習日には複数パターを持ち込んで入念にテストする姿も見られ、グリーン上のタッチ・転がり感への並外れたこだわりが伝わってきます。シャフトは三菱ケミカルのカーボンパターシャフトDiamana Putter P105で、ヘッドが替わってもシャフト側は固定し、感覚を極力ブラさない工夫がなされています。
関連パターおすすめ人気ランキング|スコアアップできる30機種を徹底比較
【2026】平田憲聖の使用ボール
ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR ダイヤモンド (2025年モデル)
ボールはダンロップ スリクソン Z-STAR ダイヤモンド(2025年モデル)を使用。アイアンショットでの強いスピン性能と、ドライバーでの初速・飛距離性能を高い次元で両立させたツアーボールです。
硬めの打感とアプローチでのスピン性能を重視する平田選手のショットメーカースタイルと非常に相性が良く、特に米ツアーの硬めのグリーンを攻略する上で頼れる1球になっています。
関連【試打評価】スリクソン Z-STAR ダイヤモンド|ほぼ理想形のツアーボール
平田憲聖のクラブセッティング スペック一覧
2026年シーズンの平田憲聖選手のクラブセッティングを一覧にまとめました。
| カテゴリ | モデル | ロフト/番手 | シャフト | フレックス |
|---|---|---|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi4D | 10.5° | フジクラ VENTUS TR ブルー 6(60g台) | X |
| 3W | テーラーメイド Qi10 フェアウェイウッド | 15° | フジクラ VENTUS TR ブルー 6(60g台) | X |
| 7W | テーラーメイド Qi35 フェアウェイウッド | 21° | フジクラ VENTUS TR ブルー 7(70g台) | X |
| 4UT | ミズノ MP FLI-HI(2010) | 4番(24°) | N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 | X |
| アイアン | ミズノ JPX923 TOUR | 5〜9番 | N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 | X |
| ウェッジ(50°/54°) | ミズノ T22 | 50°/54° | N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 | X |
| ウェッジ(60°) | タイトリスト WedgeWorks 60-04T | 60° | N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 | S |
| パター | スコッティキャメロン ファントム ブラック 9.2B/オデッセイ #10 | — | 三菱ケミカル Diamana Putter P105 | 1.0 |
| ボール | スリクソン Z-STAR ダイヤモンド(2025モデル) | — | — | — |
平田憲聖のクラブセッティングまとめ
2026年の平田憲聖選手のクラブセッティングを整理すると、「アイアンとUTはミズノで芯を通し、ドライバー〜FW〜ウェッジ〜パターは『今いちばん勝てる組み合わせ』を他メーカーから持ってくる」という、PGAツアー本格参戦に相応しい完成度の高いハイブリッド構成になっていました。
ドライバーは3月時点でテーラーメイド最新作Qi4D+VENTUS TR ブルーに決定。フェアウェイウッドはテーラーメイドQi10/Qi35で高さと直進性を確保し、ウッド系全てをVENTUS TR ブルー縛りで統一しています。アイアンはミズノJPX923 TOURで打感と操作性を、ウェッジはT22/WedgeWorksと番手ごとに最適なヘッドを混ぜる柔軟さ。さらに、2010年モデルのMP FLI-HIを15年以上愛用し続けるこだわりっぷりも特徴的です。
「最新を取り入れるべきところは大胆に、信頼できるところは徹底的に残す」。プロのクラブ選びの王道を地で行く、平田選手らしいセッティングですね。
以上、【2026】平田憲聖のクラブセッティングという話題でした。
関連松山英樹のクラブセッティング|ドライバーの長さやバランス、シャフトなどのスペックを詳しく解説
関連久常涼の最新クラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介
関連桂川有人の最新クラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介
関連蝉川 泰果のクラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介
関連中島啓太のクラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介
関連金谷拓実の最新クラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介
関連比嘉一貴の最新クラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介
関連小平智の最新クラブセッティング|ショットメーカーのこだわりのクラブたち
関連ダスティン・ジョンソンのクラブセッティング|飛ばし屋のクラブセッティングを一挙公開
関連スコッティ・シェフラーのクラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介

































