ローリー・マキロイのクラブセッティングをまとめました。
現在はテーラーメイド契約となっているため、テーラーメイド主体のクラブセッティングとなっています。
2025年マスターズで念願のキャリアグランドスラムを達成し、2026年は連覇を狙うシーズンです(見事連覇達成!!)。
ドライバーやウェッジなど7本のクラブを入れ替えた注目のセッティングを、選択理由や詳細スペックとあわせて紹介します。
【2026】ローリー・マキロイのクラブセッティング
Eagle on No. 15 launches Rory McIlroy into a four-shot lead. #themasters pic.twitter.com/ri6fA5yO7O
— The Masters (@TheMasters) April 12, 2025
ドライバー:テーラーメイド Qi4D
- ロフト:9°(実効 約8°、スリーブ設定で低め)
- シャフト:フジクラ VENTUS ブラック 6
- フレックス:X
- 長さ:45.75インチ EOG(1インチ チップカット)
- ウェイト:フロント 4g×2、バック 11g×2
- バランス:D5
2025年後半のアブダビHSBC選手権からQi10に代わってQi4Dを投入。マキロイ自身が「キャリアで最もスムーズなドライバーの移行だった」と語るほど、違和感なく切り替えができたモデルです。
後方に重めのウェイト(11g×2)を配置することでフォーギブネスを確保しつつ、低ロフト設定でスピン量を抑えています。ボールスピードは常時190mph前後に達しており、飛距離と方向性を高い次元で両立しているセッティングですね。
シャフトは長年愛用しているVENTUSブラックを継続。ヘッドが変わってもシャフトを変えないことでフィーリングの一貫性を保つのがマキロイ流です。
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3番ウッド:テーラーメイド Qi10 フェアウェイウッド
- ロフト:15°(実効 14°)
- シャフト:フジクラ VENTUS ブラック 8
- フレックス:X
- 長さ:42.5インチ EOG(1.5インチ チップカット)
- バランス:D4
2026年シーズン序盤はQi4Dフェアウェイウッドに変更していましたが、マスターズ前にQi10へ戻しました。2025年のグランドスラム達成時と同じモデルということで、コースとの相性や信頼感を重視した判断と考えられます。
265ヤード以上のセカンドショットでも安定した弾道を見せており、3番ウッドの精度の高さはマキロイの強みのひとつですね。
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5番ウッド:テーラーメイド Qi4D フェアウェイウッド
- ロフト:18°
- シャフト:フジクラ VENTUS ブラック 9
- フレックス:X
- バランス:D4
3番ウッドはQi10に戻しましたが、5番ウッドはQi4Dを継続使用。ドライバーと同じ最新プラットフォームを5番ウッドに残すことで、番手ごとに最適なモデルを選び分けるミックスセッティングになっています。
シャフトはVENTUS ブラック9と、3番ウッドの8番より重い番手を装着することで番手間の重量フローを整えています。ロフト18°で230〜250ヤードのレンジをカバーするクラブですね。
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アイアン(#4):テーラーメイド P760
- 番手:4番
- シャフト:プロジェクトX
- フレックス:7.0
- バランス:D4.5
4番アイアンのみホローボディ構造のP760を採用しています。5番以降のマッスルバック(RORS PROTO)とは異なり、ロングアイアンに求められる飛距離と許容性を両立させるための選択です。
ロングアイアンだけ別モデルにするのはツアープロの定番セッティングですが、マキロイのようなトッププロでもこの組み合わせを選んでいるのは参考になるポイントですね。
アイアン(#5〜#9):テーラーメイド RORS PROTO
- 番手:5番〜9番
- シャフト:プロジェクトX
- フレックス:7.0
- ロフト構成:23°/26°/30°/34°/38°
- 長さ:37インチ(7番基準 EOG)
- バランス:D4
マキロイ専用のプロトタイプで、2017年のテーラーメイド契約以降ずっと使い続けているアイアンです。1025カーボンスチール鍛造のマッスルバックで、操作性とフィーリングに優れた設計になっています。
2026年シーズン序盤にはP7CBへの変更を試みましたが、ペブルビーチ・プロアマの時点でRORSプロトに回帰。長年使い続けてきたフィーリングへの信頼が勝った形ですね。
2025年のグランドスラム達成を記念して、一般向けに完全受注生産モデルとして発売もされました。
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ウェッジ:テーラーメイド MG5
- ロフト:46°(09SB)、50°(09SB)、54°(11SB)、60°(08LB / 実効61°)
- シャフト:プロジェクトX 6.5 ウェッジ
- 60°ライ角:63.5°
- 60°長さ:35 1/8インチ
- バランス:D4〜D5
2025年後半にMG4からMG5へ変更しました。ロフト構成やグラインドはMG4時代とほぼ同じままで、ヘッドだけをアップデートした形です。
MG5はフルフォージド(完全鍛造)構造で、ソフトな打感とウェットコンディションでの安定したスピン性能が特徴。60°ウェッジは実効ロフトを1°増やして61°に調整しており、60〜70ヤードのショットでより低い打ち出しと多めのスピンを実現しています。
パター:テーラーメイド スパイダー ツアー X3
- ホーゼル:ショートスラント
- フィニッシュ:トーチド
- サイトライン:フルライン
- インサート:Pure Roll
- 長さ:34.5インチ
- ロフト:3°
- ライ角:69.5°
- グリップ:SuperStroke Zenergy Pistol Tour
近年パターの入れ替えが多かったマキロイですが、スパイダー ツアー X3に落ち着いています。以前はSpider X Hydro Blastを使用し、一時期はスコッティ・キャメロンのT-5.5 Protoも試していました。
トーチドフィニッシュは光の反射を抑えてアドレス時の集中を助け、フルサイトラインがアライメントの精度を高めてくれます。2026年のPGAツアーではスパイダー ツアーシリーズが序盤6戦で5勝と圧倒的な実績を残しているモデルです。
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ボール:テーラーメイド TP5
2025年シーズン開始時にTP5xからTP5に変更し、2026年モデルでは新しいマイクロコーティング技術が搭載された最新版を使用しています。
変更の理由は、グリーン周りでのコントロール性の向上。TP5はTP5xと比べて60〜70ヤードのショットで打ち出しが低くスピンが多めに入るため、風の中でもコントロールショットを打ちやすいとされています。2025年マスターズの15番ホールで見せた伝説的なドローショットも、TP5の性能が活きた場面でした。
グリップ:ゴルフプライド MCC
長年にわたって愛用しているゴルフプライドのMCCグリップ。コードとラバーのハイブリッド構造で、雨天でも安定したグリップ力を発揮します。
ウッドからウェッジまで全番手で同じグリップを使用しており、握った瞬間のフィーリングが統一されているのもポイントですね。
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グローブ:ナイキ ツアークラシック4
マキロイはナイキとアパレル・シューズ契約を結んでおり、グローブもナイキ製を使用。ツアークラシック4は天然皮革のプレミアムフィールで、ツアープロの使用率も高い定番モデルです。
シューズ:ナイキ エアズーム ビクトリーツアー4
ナイキのツアーモデルであるエアズーム ビクトリーツアーシリーズの最新版を着用。Zoomエアユニット搭載でクッション性に優れ、スイング時の安定性とラウンド後半の疲労軽減を両立しています。
スペック一覧
| カテゴリ | モデル | シャフト | ロフト / 番手 | フレックス |
|---|---|---|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi4D | フジクラ VENTUS ブラック 6 | 9°(実効 約8°) | X |
| 3番ウッド | テーラーメイド Qi10 FW | フジクラ VENTUS ブラック 8 | 15°(実効 14°) | X |
| 5番ウッド | テーラーメイド Qi4D FW | フジクラ VENTUS ブラック 9 | 18° | X |
| 4番アイアン | テーラーメイド P760 | プロジェクトX | #4 | 7.0 |
| 5〜9番アイアン | テーラーメイド RORS PROTO | プロジェクトX | #5〜#9 | 7.0 |
| ウェッジ | テーラーメイド MG5 | プロジェクトX ウェッジ | 46° / 50° / 54° / 60° | 6.5 |
| パター | テーラーメイド スパイダー ツアー X3 | — | ロフト 3° | — |
| ボール | テーラーメイド TP5(2026) | — | — | — |
| グリップ | ゴルフプライド MCC | — | — | — |
| グローブ | ナイキ ツアークラシック4 | — | — | — |
| シューズ | ナイキ エアズーム ビクトリーツアー4 | — | — | — |
まとめ
非常にアスリートらしいセッティングですが、4番アイアンにホローボディのP760を入れたり、ドライバーの後方にウェイトを配置してフォーギブネスを確保したりと、随所に現代的な工夫が見られます。
注目すべきは、シャフトへのこだわり。テーラーメイドと契約してからヘッドは何度も変えていますが、ドライバーのVENTUSブラック、アイアンのプロジェクトXはほぼ変わっていません。ヘッドを変えてもシャフトが同じならフィーリングが大きく変わらないという考え方は、一般ゴルファーのクラブ選びにも非常に参考になるポイントですね。
また、2026年はドライバー(Qi4D)、ウェッジ(MG5)、パター(Spider Tour X3)、ボール(TP5 2026)と、14本中7本を入れ替えたシーズン。それだけの変更を加えながらもマスターズ連覇を達成している対応力の高さは、さすがとしか言いようがありません。
今後、セッティングに変更があればまた更新していきます!
以上、ローリーマキロイ クラブセッティングを紹介【飛ばしと方向性を見事に両立】という話題でした
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