米女子ツアー3年目のシーズンを迎えた吉田優利選手。2026年はアジアシリーズで新シーズンをスタートさせ、ドライバーをBX1STへアップデート、パターはアマチュア時代から愛用しているピン型に戻すなど、大事なところに手を入れたセッティングで戦っています。
この記事では、吉田優利選手の2026年最新クラブセッティングを、ドライバーからパター・ボール・グリップ、さらに番手別の飛距離目安まで一通りまとめました。シャフトやロフトといったスペックに加え、「なぜそのクラブなのか」という選択理由まで踏み込んで解説しています。
道具は比較的長く使うタイプで、3WのSIM2 MAXなどかなり古いモデルも現役で残っているのが吉田選手のセッティングの面白いところです。
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— スポニチ ゴルフ担当 (@sponichi_golf) March 20, 2025
【2026】吉田優利のクラブセッティング
吉田優利選手はブリヂストン契約ですが、ドライバー・アイアン・ウェッジ・ボールはブリヂストンで固めつつ、3Wはテーラーメイド、5Wはキャロウェイ、UTは再びテーラーメイドと、FW〜UT帯は「本当に自分に合うもの」を各メーカーから選び抜くスタイル。
2026年の大きな変化は、ドライバーがBX1STに更新・ユーティリティがQi35の2本体制になった・パターがピン型に回帰・ボールが2026年モデルへ刷新の4点です。
ドライバー:ブリヂストン BX1ST
- ロフト:9.5°
- シャフト:フジクラ スピーダーNX グリーン 50
- フレックス:S
- 長さ:45インチ
2026年シーズンのドライバーは、前年まで使用していたB1STから、ブリヂストン最新作の「BX1ST」にアップデート。ロフト9.5°は継続です。
BX1STは「つかまりすぎないフェード設計」がコンセプトで、B1STよりも重心設計が後方寄り・低スピン方向に振られたモデル。吉田選手は以前から「左にいきそうなヘッドは嫌い」と語っており、フェード寄りで暴れないBX1STはまさに好みのど真ん中のクラブと言えます。
シャフトは継続してフジクラ スピーダーNX グリーンの50g台S。ベンタスブラックから切り替えたこのシャフトは、安定感と振りやすさを両立させたタイプで、BX1STのフェード設計との相性もすっきりまとまっています。
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3番ウッド:テーラーメイド SIM2 MAX
- 番手:3番
- ロフト:15°
- シャフト:フジクラ スピーダーNX グリーン 50
- フレックス:S
- 長さ:43インチ
3番ウッドは2021年発売のテーラーメイド SIM2 MAXを、なんと2026年現在も継続使用。契約外のメーカーのクラブを5年近く使い続けているという、かなり象徴的な1本です。
本人も「練習では4番ウッドを使って、3番は壊れたらもう(スペアが)ないので大事に、大事に使っています」と語っており、本当に気に入ったクラブは世代を跨いでも替えないタイプ。プロの「違和感のなさ」がどれだけ大事かが伝わってくるチョイスです。
シャフトはスピーダーエボリューションⅦから、ドライバーと同じNXグリーンに統一。ヘッドは古くてもシャフトは最新系で、振り心地の芯を合わせている構成です。
5番ウッド:キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX
- 番手:5番
- ロフト:19°
- シャフト:フジクラ スピーダーNX グリーン 60
- フレックス:S
5番ウッドはキャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX。以前はフェアウェイウッドは3番のみでしたが、2025年シーズン中に5番ウッドを追加投入し、3Wテーラーメイド/5Wキャロウェイという「外ブラ2本体制」を2026年もそのまま継続しています。
SIM2 MAXが操作性寄り、Ai スモーク MAXがやさしさ寄り、と性格の違う2本のFWを並べるのがポイント。攻めたい時は3W、しっかり上げて止めたい時は5W、と役割分担が明確なセッティングです。
シャフトはNXグリーンで統一感を出しつつ、5番のみ60g台に重量アップ。ロングアイアン的に使うFWを少し重くして、安定感を優先するのは女子プロ定番のチューンです。
4番ユーティリティ:テーラーメイド Qi35 レスキュー
- 番手(ロフト):4番(22°)
- シャフト:USTマミヤ ATTAS EZ
- フレックス:S
2026年シーズンのセッティングで大きく変わったのが、ユーティリティです。長年愛用していたブリヂストン ツアーB JGR HYから、テーラーメイド Qi35レスキューに切り替え。4番22°というロフトは維持しています。
もともと「ラフから扱いやすい」という理由でショートウッドではなくUTを選んでいる吉田選手ですが、Qi35レスキューは抜けの良さと直進性に優れたモデル。ラフからの脱出性能をさらに底上げしたい、という狙いが見えるチェンジです。
シャフトはUSTマミヤATTAS EZを継続。UTとしてはやや独特なチョイスですが、本人の振り感とのフィット感が強く、シャフトはヘッドが変わっても動かさない、というスタンスです。
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5番ユーティリティ:テーラーメイド Qi35 レスキュー
- 番手(ロフト):5番(25°)
- シャフト:USTマミヤ ATTAS EZ
- フレックス:S
5番UTも同じくテーラーメイド Qi35で、4番UTとヘッドを揃えた2本体制。ロフトは25°で、5Wと6番アイアンの間を埋めるポジションです。
UTを2本入れる代わりに、アイアンは5番を抜いて6番スタートへと構成変更。長いアイアンをやさしいUTに置き換えるトレンドを取り入れつつ、「同じヘッドで振り感をブラさない」のが吉田選手らしい割り切り方です。
アイアン:ブリヂストン 241CB
- 番手:6〜PW
- シャフト:KBSツアー 90
- フレックス:S
アイアンは引き続き、ブリヂストンの軟鉄鍛造ハーフキャビティ「241CB」。吉田選手本人もアイアンを特に重視しており、「プロとして活躍するには、アイアンの精度を上げることが重要」と語る通り、ここは動かさないクラブです。
2026年シーズンは番手構成が6〜PWに変更され、5番UTと合わせる形に。ロングアイアンをUTに寄せ、スコアメイク帯のアイアンだけをしっかり使う割り切った構成で、全体の高さとやさしさを底上げしたセッティングになっています。
シャフトはKBSツアー 90(S)。スチールの中でも軽量な部類で、振り感の軽さと挙動の素直さを両立させたチョイス。ウェッジまでこのシャフトで揃えていて、ショート〜ミドルアイアンのフィーリングの一貫性を重視しています。
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ウェッジ(48°、52°):ブリヂストン BRM2
- ロフト:48°、52°
- シャフト:KBSツアー 90
- フレックス:S
48°と52°のギャップウェッジ・アプローチウェッジは、ブリヂストン BRM2を継続使用。アイアンからの流れを崩さない、スタンダードな構成です。
シャフトはアイアンと同じKBSツアー 90(S)で統一。100ヤード前後のフルショット〜ハーフショットで使うウェッジの振り感を、アイアンからそのまま繋げられるように整えた設計です。
ウェッジ(58°):ブリヂストン ツアーB XW-B プロトタイプ
- ロフト:58°
- シャフト:KBSツアー 90
- フレックス:S
58°のサンドウェッジだけは、ブリヂストン「ツアーB XW-B プロトタイプ」というツアー支給の先行モデル。BRM2と並べながらも、一番繊細な番手にだけ専用設計のプロトタイプを投入する、契約プロならではのセッティングです。
吉田選手のショートゲームは、100ヤード以内のアプローチ精度が生命線。58°の操作性・スピン性能・抜けの良さをとことん詰めた1本だけ新しいヘッドを入れているのは、グリーン周りの精度をもう一段階上げたいという明確な意図が感じられます。
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パター:オデッセイ O-WORKS ブラック #2W
2026年シーズン大きな変更点のひとつが、パターです。前年までのマレット型GIRAFFE-BEAM DWから、アマチュア時代から愛用していた「オデッセイ O-WORKS ブラック #2W」というピン型を再投入。
吉田選手は「ちょっと動いてくれるほうがアジャストもコントロールもしやすい」と、あえて寛容性の高いマレットから操作性のあるピン型へ回帰しています。新ボールとのマッチングが良かったことも後押しになったようで、「音」が気に入って選んだとも語っています。
アマチュア時代からの相棒を引っ張り出してくるあたり、「道具は比較的長く使うタイプ」という吉田選手のスタイルがよく表れたチョイスと言えますね。
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ボール:ブリヂストン ツアーB X(2026年モデル)
ボールはブリヂストンツアーB Xの2026年モデルへスイッチ。前作より「しっかり目の音が好み」という理由で、打感・打音の変化を理由に積極的に新モデルを選んでいます。
契約ボールとしての継続使用ではありますが、ただ契約だから使うのではなく「音」まで含めて選びに行っているのがポイント。ピン型パターに戻したのも、この新ボールとの相性の良さが後押しになったと言われています。
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グリップ:イオミック アートシリーズ アーミー ブルー
グリップはイオミックのアートシリーズ アーミー ブルーを継続使用。イオミックらしいしっとりとした吸い付き感と、ブランドカラーを揃えた見た目のまとまりが魅力です。
吉田優利のクラブセッティング スペック一覧
2026年シーズンの吉田優利選手のクラブセッティングを一覧にまとめました。
| カテゴリ | モデル | ロフト/番手 | シャフト | フレックス |
|---|---|---|---|---|
| ドライバー | ブリヂストン BX1ST | 9.5° | フジクラ スピーダーNX グリーン 50 | S |
| 3W | テーラーメイド SIM2 MAX | 15° | フジクラ スピーダーNX グリーン 50 | S |
| 5W | キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX | 19° | フジクラ スピーダーNX グリーン 60 | S |
| 4U | テーラーメイド Qi35 レスキュー | 22° | USTマミヤ ATTAS EZ | S |
| 5U | テーラーメイド Qi35 レスキュー | 25° | USTマミヤ ATTAS EZ | S |
| アイアン | ブリヂストン 241CB | 6〜PW | KBSツアー 90 | S |
| ウェッジ(48°、52°) | ブリヂストン BRM2 | 48°/52° | KBSツアー 90 | S |
| ウェッジ(58°) | ブリヂストン ツアーB XW-B プロトタイプ | 58° | KBSツアー 90 | S |
| パター | オデッセイ O-WORKS ブラック #2W | — | — | — |
| ボール | ブリヂストン ツアーB X(2026モデル) | — | — | — |
| グリップ | イオミック アートシリーズ アーミー ブルー | — | — | — |
吉田優利の飛距離の目安
吉田優利選手の番手別飛距離の目安は以下の通り。アマチュアゴルファーがクラブ間のギャップを参考にする際の目安としてどうぞ。
| ドライバー | 240ヤード |
| 3番ウッド | 220ヤード |
| 4番ユーティリティ | 200ヤード |
| 5番ユーティリティ | 190ヤード |
| 6番アイアン | 170ヤード |
| 7番アイアン | 160ヤード |
| 8番アイアン | 150ヤード |
| 9番アイアン | 140ヤード |
| PW | 125ヤード |
| 48° | 110ヤード |
| 52° | 100ヤード |
| 58° | 90ヤード |
吉田優利のクラブセッティングまとめ
2026年の吉田優利選手のクラブセッティングを整理すると、「ブリヂストンで軸を固めつつ、FW〜UTはメーカーを跨いで本当に合うものだけを残す」という、こだわりのハイブリッド構成でした。
ドライバーはB1STからBX1STへアップデートし、ユーティリティはQi35の2本体制に刷新。アイアンは241CBをそのまま維持、ウェッジは58°だけプロトタイプに特化、パターはアマ時代のピン型に回帰と、「変えるところは思い切って変え、触らないところは徹底的に残す」メリハリの効いたセッティングになっています。
3WのSIM2 MAXを5年近く使い続けているエピソードも含め、「自分にハマったクラブは手放さない」という吉田選手のスタイルは、アベレージゴルファーにとっても大きな学びがありますね。
以上、【2026】吉田優利のクラブセッティングという話題でした。
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