米ツアーを主戦場にしている山下美夢有プロのクラブセッティングを、2026年5月時点で確認できる最新情報に更新しました。
フルセットとして詳細スペックまで確認できる直近の情報は、2026年1月のヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ時点の15本です。さらに2026年4月にはドライバーシャフトの変更も確認できるため、この記事ではその差分まで反映しています。
山下プロはダンロップ契約らしく、ウッド、アイアン、ウェッジ、ボールまでスリクソンとクリーブランドを中心に組んでいます。ただしパターはテーラーメイド、ドライバーシャフトはかなり軽量なモデルを選んでおり、ぼく的には小柄な選手が飛距離と安定性を両立するうえでかなり参考になるセッティングです。
1本ずつスペックと選んでいる理由を見ていきます。ではいってみましょう。
【2026】山下美夢有のクラブセッティング
山下美夢有プロは国内ツアーで複数回の年間女王に輝き、2025年から米ツアーを主戦場にしています。身長は大きくありませんが、ショットの再現性と距離感の精度が非常に高く、セッティングにも軽さ、振り抜き、弾道の高さを重視した意図が見えます。
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZXi
- ロフト:9°
- シャフト:三菱ケミカル VANQUISH VV Green
- 重量帯:30g台
- フレックス:S
- 長さ:45.25インチ前後
ドライバーはスリクソン ZXiです。2026年1月時点ではフジクラ Speeder NX Greenの40g台SRを使っていましたが、2026年4月時点では三菱ケミカル VANQUISH VV Greenの30g台Sへ変更しています。
ポイントは、ヘッドを大きく変えずにシャフト重量で振り抜きを調整しているところです。山下プロはスイングの再現性が高い選手なので、シャフトを軽くしてヘッドスピードを出しつつ、Sフレックスで当たり負けを抑える狙いが見えます。
30g台のSはかなり珍しい組み合わせですが、小柄な選手が米ツアーで距離を補うための現実的な選択です。ぼく含め、ドライバーを重くしすぎて振り遅れる方には参考になる方向性だと思っています。
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フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン ZX Mk II / ZXi
- モデル:ZX Mk II(3W、5W) / ZXi(7W)
- ロフト:15°、18°、21°
- シャフト:フジクラ Speeder NX Green
- 重量帯:50g台(3W、5W) / 60g台(7W)
- フレックス:SR
フェアウェイウッドは3番と5番がスリクソン ZX Mk II、7番がスリクソン ZXiです。3Wと5Wは使い慣れたZX Mk IIを継続し、7Wだけ新しいZXiを追加しています。
3Wと5Wは基本構成として入り、7Wはコースや風によって入れ替える枠です。高い球でグリーンを狙える7Wは、米ツアーの長いパー3やパー5のセカンドでかなり使いやすいクラブでしょう。
シャフトはSpeeder NX Greenで、3Wと5Wは50g台SR、7Wは60g台SRです。番手が短くなるほど少し重量を上げて、地面から打つクラブで高さと安定性を確保する設計です。
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ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZX Mk II ハイブリッド
- ロフト:22°、25°
- シャフト:フジクラ VENTUS HYBRID BLUE
- 重量帯:70g台
- フレックス:S
ユーティリティはスリクソン ZX Mk IIハイブリッドを22°、25°で継続使用しています。ウッドやアイアンに新しいモデルを入れながら、UTは使い慣れたモデルを残しているのが特徴です。
シャフトはVENTUS HYBRID BLUEの70g台S。ウッド系よりしっかり重量を持たせることで、アイアンに近いテンポで振れるようにしています。
山下プロのセッティングは、長い番手ほど「高さを出すためのやさしさ」と「左に行かせないための安定感」の両方を重視しています。UTの70g台Sは、その中間を埋めるかなり重要な役割です。
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アイアン:ダンロップ スリクソン ZXi5 / ZXi7
- 番手:6番(ZXi5)、7番〜PW(ZXi7)
- シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold 85
- フレックス:R300
アイアンは6番がスリクソン ZXi5、7番からPWがスリクソン ZXi7のコンボです。長い番手は高さとやさしさ、短い番手は操作性と距離感を重視した構成です。
山下プロはショットメーカーですが、6番だけZXi5にしている点が面白いところです。米ツアーではグリーンが硬く、長い距離を残す場面も増えるため、キャリーで止める性能を重視していると考えています。
シャフトはDynamic Gold 85のR300。男子プロのような重硬スペックではなく、振り切れる軽量スチールを選んでいます。方向性を出しながら、最後までヘッドを走らせるための現実的なアイアン構成です。
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ウェッジ:クリーブランド RTZ
- ロフト:48°、52°、58°
- シャフト:Dynamic Gold 85 / Dynamic Gold 95
- フレックス:R300
ウェッジはクリーブランド RTZを48°、52°、58°で使用しています。旧記事のRTX6 ZIPCOREから、2026年時点ではRTZへ更新されています。
48°はPWからの流れを作る役割、52°と58°はグリーン周りの距離感とスピン量を作る役割です。山下プロはショートゲームが非常にうまい選手なので、ウェッジは飛ばすクラブではなく、距離の階段を細かく作るクラブとして考えられます。
7Wを入れる場合は、48°ウェッジと入れ替える可能性があります。ここはコースの長さ、グリーンの硬さ、風の強さで変える調整枠として見るのが自然です。
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パター:テーラーメイド Spider TOUR X クランクネック
パターはテーラーメイド Spider TOUR X クランクネックです。旧記事ではPING PLD ミルド オスロ3でしたが、2026年時点ではスパイダー系のマレットに変更しています。
Spider TOUR Xはマレットらしい安定感がありつつ、フェースの向きを管理しやすいモデルです。短めの長さで構えることで、山下プロらしい繊細な距離感も出しやすくなります。
山下プロはショット力だけでなくパッティングの精度も高い選手です。構えたときの安心感と、フェース面の再現性を両立するためのパター選びだと考えています。
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ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR XV(2025年モデル)
ボールはスリクソン Z-STAR XVの2025年モデルです。山下プロは以前からXV系を使用しており、2026年時点でも継続しています。
Z-STAR XVはしっかりした打感と強い弾道が特徴です。山下プロのようにスピン量を管理しながらラインを出す選手にとって、ドライバーからアイアンまで強い球を作りやすいボールです。
軽量シャフトややさしいヘッドを組み合わせながら、ボールはXVで強さを出す。このバランスが山下プロのセッティング全体をかなり引き締めています。
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山下美夢有のクラブセッティング一覧表
| カテゴリ | モデル | シャフト | ロフト/番手 | フレックス |
|---|---|---|---|---|
| 1W | スリクソン ZXi | VANQUISH VV Green | 9° | S |
| 3W | スリクソン ZX Mk II FW | Speeder NX Green | 15° | SR |
| 5W | スリクソン ZX Mk II FW | Speeder NX Green | 18° | SR |
| 7W | スリクソン ZXi FW | Speeder NX Green | 21° | SR |
| 4U | スリクソン ZX Mk II HY | VENTUS HYBRID BLUE | 22° | S |
| 5U | スリクソン ZX Mk II HY | VENTUS HYBRID BLUE | 25° | S |
| 6I | スリクソン ZXi5 | Dynamic Gold 85 | 6番 | R300 |
| 7I〜PW | スリクソン ZXi7 | Dynamic Gold 85 | 7番〜PW | R300 |
| ウェッジ | クリーブランド RTZ | Dynamic Gold 85 / 95 | 48°、52°、58° | R300 |
| パター | Spider TOUR X クランクネック | 公開情報なし | 公開情報なし | 公開情報なし |
| ボール | スリクソン Z-STAR XV 2025年モデル | — | — | — |
まとめ|山下美夢有は軽さと高さを生かすセッティング
山下美夢有プロの最新クラブセッティングを総括すると、軽量シャフト、やさしいヘッド、強いボールをうまく組み合わせているのが特徴です。ドライバーシャフトを30g台まで軽くしながら、ボールはZ-STAR XVを選ぶあたりに、飛距離と弾道の強さを両立したい意図が見えます。
FWとUTを厚めに入れている点も、米ツアーの長いコースへ対応するための重要なポイントです。とにかく上の番手で高さを出し、硬いグリーンでも止められるようにする構成だと考えています。
一般ゴルファーが参考にしやすいのは、ドライバーを無理に重くしないこと、フェアウェイウッドとUTで距離の階段を作ること、アイアンはやさしさを優先することです。長い番手でキャリー不足に悩む方は、山下プロのように軽さと高さを重視した流れを試してみてください。以上、【2026】山下美夢有のクラブセッティング|最新14本とシャフトスペックという話題でした。
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