2025年から主戦場を国内ツアーへ戻した稲見萌寧プロのクラブセッティングを、2026年5月時点で確認できる最新情報に更新しました。
クラブ契約フリーらしく、キャロウェイ、タイトリスト、ジューシー、スコッティキャメロン、ブリヂストンと、かなり多ブランドな構成です。ぼく的には、クラブを大きく替えないイメージが強かった稲見プロがここまで一気に入れ替えたのが一番の見どころです。
1本ずつスペックと選んでいる理由を見ていきます。ではいってみましょう。
【2026】稲見萌寧のクラブセッティング
稲見萌寧プロは国内ツアー13勝、米ツアー1勝、東京五輪銀メダルの実績を持つショットメーカーです。以前から「納得しないと替えない」タイプとして知られていますが、2025年の国内復帰タイミングでバッグの中身がかなり大きく変わっています。
ドライバー:キャロウェイ ELYTE トリプルダイヤモンド
- ロフト:10.5°
- シャフト:USTマミヤ The ATTAS
- 重量帯:50g台
- フレックス:X
ドライバーはキャロウェイ ELYTE トリプルダイヤモンドです。テーラーメイド系を使っていた時期から、2025年の国内復帰タイミングでキャロウェイの新しいトリプルダイヤモンドへ変更しています。
選んでいる理由は、初速性能と顔の見え方です。トリプルダイヤモンドは小ぶりに見えやすく、操作性と低スピン性能を求めるプロに合いやすいヘッドです。
シャフトはThe ATTASの50g台X。稲見プロはドライバーのヘッドスピードが女子プロの中でも速いタイプなので、50g台でもXフレックスにして、振り抜きと当たり負けの少なさを両立している構成だと考えています。
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フェアウェイウッド:キャロウェイ ELYTE トリプルダイヤモンド
- 番手:3番、5番
- ロフト:15°、18°
- シャフト:USTマミヤ The ATTAS
- 重量帯:50g台
- フレックス:X
フェアウェイウッドもキャロウェイ ELYTE トリプルダイヤモンドです。3番15°と5番18°を入れており、ドライバーからの流れをそのままウッドにも反映しています。
FWまで同じトリプルダイヤモンドにしているのは、構えたときの見え方と初速性能をそろえる狙いが大きいでしょう。稲見プロはショットの精度で勝負する選手なので、顔の好みと出球のイメージはかなり重要です。
シャフトもドライバーと同じThe ATTASの50g台X。ウッド系を同じブランドと同じ系統でまとめることで、振り感に統一感を出しているセッティングです。
ユーティリティ:タイトリスト TSR2 ユーティリティメタル
- 番手:3番、4番、5番
- ロフト:18°、21°、24°
- シャフト:USTマミヤ ATTAS MB-HY
- 重量帯:60g台
- フレックス:S
ユーティリティはタイトリスト TSR2ユーティリティメタルを3本入れています。3番18°、4番21°、5番24°という構成で、長い距離をかなり厚めにカバーしています。
稲見プロはショートゲームの技術が高い選手ですが、セッティングとしては長い距離の精度をかなり重視しています。フェアウェイウッド2本にUT3本という構成は、長めのパー3やパー5のセカンドでキャリーを作りやすい流れです。
シャフトはATTAS MB-HYの60g台S。癖が少なく、つかまりすぎを抑えながら高さを出しやすいタイプなので、UTを複数本入れる稲見プロには相性が良い選択だと思っています。
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アイアン:ジューシー tQ アイアン
- 番手:5番〜PW
- シャフト:日本シャフト N.S.PRO 950GH
- フレックス:S
アイアンはジューシー tQアイアンです。長くミズノプロ系を使っていた稲見プロにとって、かなり大きな変更です。
tQアイアンはシャープな見た目ながら、番手別に重心設計を変えているモデルです。顔と打感を重視しながら、長い番手では少しやさしさも欲しいというプロの要求に合いやすいアイアンです。
シャフトはN.S.PRO 950GHのS。以前のカーボン系シャフトからスチールへ寄せ、スピン量と出球の管理を調整しています。左への出球を抑えたい意図も見える、かなり実戦的な変更です。
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ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10
- ロフト:48°、52°、58°
- シャフト:日本シャフト N.S.PRO 950GH
- フレックス:S
ウェッジはタイトリスト ボーケイ SM10を48°、52°、58°で使用しています。SM9からSM10へ更新し、グリーン周りの距離感とスピン量を作る構成です。
48°を入れていることで、PWからウェッジへの距離のつながりを作りやすくなります。UTを3本入れるぶん、ウェッジも3本に絞り、長い番手とショートゲームのバランスを取っている形です。
シャフトはアイアンと同じN.S.PRO 950GHのS。アイアンからウェッジまで同じ重量帯でまとめることで、フルショットのテンポをそろえやすくしています。
パター:スコッティキャメロン ファントムX 9.5 プロトタイプ
パターはスコッティキャメロン ファントムX 9.5プロトタイプです。稲見プロといえばトラスパターの印象も強いですが、2025年時点ではキャメロンのマレット型に変更しています。
変更のポイントは、打感と打音のわかりやすさです。海外の芝や重めのグリーンでは、以前のパターだとインパクト情報を取りにくくなり、削り出し系のヘッドで感覚を出しやすくしている流れです。
ファントムX 9.5は大型すぎないマレットで、安心感と操作感のバランスが取りやすいモデルです。パターにも繊細な感覚を求める稲見プロらしい選択です。
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ボール:ブリヂストン ツアーB X(2024年モデル)
ボールはブリヂストン ツアーB Xの2024年モデルです。以前のXS系からXへ移行し、より強い弾道とロングゲームの安定性を重視しています。
ツアーB Xはドライバーでの初速と、アイアンでの強い弾道を出しやすいツアーボールです。稲見プロのようにショット精度が高い選手にとって、スピン量を増やしすぎないことも大事になります。
ELYTEトリプルダイヤモンド、The ATTAS、ツアーB Xという組み合わせを見ると、ロングゲーム全体で「強い球」を作りたい意図がかなりはっきりしています。
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稲見萌寧のクラブセッティング一覧表
| カテゴリ | モデル | シャフト | ロフト/番手 | フレックス |
|---|---|---|---|---|
| 1W | キャロウェイ ELYTE トリプルダイヤモンド | The ATTAS | 10.5° | X |
| 3W | キャロウェイ ELYTE トリプルダイヤモンド FW | The ATTAS | 15° | X |
| 5W | キャロウェイ ELYTE トリプルダイヤモンド FW | The ATTAS | 18° | X |
| 3U | タイトリスト TSR2 ユーティリティメタル | ATTAS MB-HY | 18° | S |
| 4U | タイトリスト TSR2 ユーティリティメタル | ATTAS MB-HY | 21° | S |
| 5U | タイトリスト TSR2 ユーティリティメタル | ATTAS MB-HY | 24° | S |
| アイアン | ジューシー tQ | N.S.PRO 950GH | 5番〜PW | S |
| ウェッジ | タイトリスト ボーケイ SM10 | N.S.PRO 950GH | 48°、52°、58° | S |
| パター | スコッティキャメロン ファントムX 9.5 プロトタイプ | 公開情報なし | 公開情報なし | 公開情報なし |
| ボール | ブリヂストン ツアーB X 2024年モデル | — | — | — |
まとめ|稲見萌寧は強い球と感覚を両立するセッティング
稲見萌寧プロの最新クラブセッティングを総括すると、最大のポイントはウッド系をキャロウェイ ELYTEトリプルダイヤモンドでそろえたことです。ドライバー、3W、5Wを同じ系統にして、構えたときの見え方と初速性能を統一しています。
UTはTSR2を3本、アイアンはジューシー tQ、ウェッジはSM10、パターはファントムX 9.5。メーカー契約に縛られないぶん、各カテゴリで必要な性能をかなり細かく選んでいる印象です。
ぼく含め一般ゴルファーが参考にしやすいのは、FWとUTで長い距離の階段をしっかり作っているところです。ロングアイアンが苦手な方は、稲見プロのようにUTを厚めに入れる発想を試してみてください。以上、【2026】稲見萌寧のクラブセッティング|最新セッティングとシャフトスペックという話題でした。
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