今回ご紹介するのは、タイトリストのボーケイデザインから数量限定で登場した「SM10 ツアー トゥスタンプ ウェッジ」です。
すでにPGAツアーでは、ウィル・ザラトリス選手、トム・キム選手、ウィンダム・クラーク選手といった名だたるトッププロたちがこぞってバッグインし、その性能と独特の存在感で注目を集めています。
目次
ボーケイ SM10 ツアー トゥスタンプ ウェッジとは? PGAツアーの最新トレンドを反映したこだわりの仕様

「SM10 ツアー トゥスタンプ ウェッジ」の最大の特徴は、その名の通り、トゥ側に施されたシンプルなアルファベットの刻印です。
通常、ウェッジのソールにはロフト角やバウンス角、グラインド名などが刻まれていますが、このモデルでは「P」(ピッチングウェッジ)、「G」(ギャップウェッジ)、「S」(サンドウェッジ)、「L」(ロブウェッジ)といった具合に、ウェッジの種類を示す文字だけが刻印されています。
これは、ツアーで生まれた最新のトレンドを反映したもので、ボーケイのツアー担当であるアーロン・ディル氏によると、多くのツアープロから「ソール面の情報をシンプルにしてほしい」という要望があり、このカスタムが生まれたとのこと。
見た目のクリーンさに加え、プロによってはロフトを調整した際に数字の刻印が変わることを嫌うケースもあり、そういった要望にも応える形となっているとか。

ヘッドの仕上げに関しては、プロからの支持も厚い「Rawフィニッシュ(ノーメッキ)」。ノーメッキならではのソフトな打感と、使い込むほどに味が出る風合いが特徴です。
もちろん、SM10ウェッジが誇る、進化したプログレッシブCG設計や、スピンミルドグルーブといった最新テクノロジーはそのまま搭載されており、あらゆるライから最適なスピンコントロールと弾道などは健在です。
気になるラインナップとスペックは?
「SM10 ツアー トゥスタンプ ウェッジ」は右利き用のみの展開で、以下のラインナップが用意されています。
(刻印) | ロフト-バウンス (グラインド) |
---|---|
P (Pitching) | 46°-10° (Fグラインド) |
G (Gap) | 50°-08° (F)、52°-08° (F) |
S (Sand) | 54°-10° (S)、54°-14° (F)、56°-10° (S)、56°-14° (F) |
L (Lob) | 58°-08° (M)、58°-12° (D)、60°-04° (T)、60°-08° (M) |
日本での発売は?どこで買えるの? 価格情報もチェック!
2025年5月現在、タイトリストジャパン公式SNS(Instagramなど)で公式にアナウンスがありました。
現在、国内ではタイトリスト フィッティングセンター(藤沢)にて、ウェッジフィッティングを受けられる方に向けて数量限定で発売中です。
遠方でフィッティングを受けにいけない方の場合、購入できるルートは他に無い状況ですが、USモデルであればフェアウェイゴルフにてネット注文が可能となっています。
フェアウェイゴルフでの販売価格は、$225.00(本稿執筆時点の為替レートで約32,400円)。
参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説
まとめ:限定感と実践性能を兼ね備えた、PGAツアー仕様ウェッジ
今回は、タイトリスト ボーケイデザインから登場した「SM10 ツアー トゥスタンプ ウェッジ」についての情報と入手方法などを解説しました。
PGAツアーの最前線で支持されるデザインと性能を兼ね備え、かつ限定感も味わえるこのウェッジは、人と被りたくない特別な一本を求める方にとって、これ以上ない選択肢となるんじゃないかなと思います。
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