ボーケイのSM10に新デザインが登場しました。その名のも「Vokey Limited Edition Old Glory SM10」
アメリカのメモリアルデーと独立記念日を記念した愛国的デザインの特別仕様ウェッジで、実は毎年恒例となりつつあるこのシリーズですが、今回のモデルは最新かつ売れに売れている名機SM10をベースに、精緻な星条旗のレーザー刻印とニッケル仕上げで大きく個性を打ち出しているのが特徴。
販売はタイトリスト米国公式サイト「Vokey.com」および一部北米の正規取扱ショップに限定されており、受注期間は2025年5月29日から7月14日までの約6週間限定。生産数は公表されていませんが、毎年人気が高く、多くのスペックが数日で完売する状況も珍しくありません。
デザイン性に目を引かれがちですが、SM10本来のパフォーマンス性能をすべて継承している点もこのモデルの強み。重心設計、溝構造、グラインドの選択肢はすべて通常版SM10と共通です。
通常版ボーケイ SM10 ウェッジとOld Gloryの違い
「Old Glory SM10」は外観だけでなく、オプションや仕様面でも通常モデルと異なる点がいくつか存在します。

最大の特徴は、バックフェース全体に精密に刻まれたアメリカ国旗のレーザー彫刻です。これは通常モデルのシンプルなロゴデザインとはまったく異なります。

Old Glory SM10に採用されている仕上げは艶のあるニッケルメッキ。通常版SM10では、ツアークローム、ブラッシュドスチール、ジェットブラック、ロウの4種から選べますが、Old Gloryはこのニッケルフィニッシュ1種類に限定されています。この金属的で高級感のある質感は、星条旗デザインと極めて相性が良く、光の加減によって微妙に色味が変わるのも特徴です。

通常のSM10は、「WedgeWorks」経由で注文すればトウ部分のカスタム刻印やフェースへの文字入れなども可能ですが、Old Glory SM10では刻印オプションが一切利用不可となっています。これは星条旗デザインとの干渉を避けるためで、自由な刻印カスタムを望むユーザーにはやや残念なポイント。

Old Gloryモデルには、赤・白・青の配色を用いた特別仕様のシャフトバンド(ラベル)が標準で取り付けられています。通常のモデルでは別料金が必要なカスタムラベルが、限定版では追加料金なしで付属します。
このように「Old Glory SM10」は、デザイン・仕上げ・カスタム性・付属アクセントで通常版と大きく異なっています。一方で、スピン性能・重心設計・グラインド構成などの中身の性能面はすべて共通です。
SM10 ボーケイ Old Gloryの取扱いショップ情報
日本での発売は現時点で発表されていませんが、USモデルは既に注文が可能で、すでに発売中。
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん。
筆者も何度も利用していますが、配送も迅速で対応も丁寧。正規ラインセンス品取扱い店でもあるので安心して購入が可能です。
7月14日までしか受注受付を行っていないので注意してください。
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