2025年マスターズ優勝によってキャリアグランドスラムをローリー・マキロイが達成したのは記憶に新しいところ。
今回、この偉業を記念しテーラーメイドが新製品となる『RORS∙PROTO アイアン』をリリースしました。今作はこれまでにマキロイが使い続けてきた、プロトタイプアイアンが初めて商品化されるカタチです。
Here's your chance to own a piece of Grand Slam history.
— TaylorMade Golf (@TaylorMadeGolf) May 1, 2025
For the first time ever, RORS Proto Irons are now available. Custom build your own set, or dial in @McIlroyRory’s spec.
Shop now before they're gone: https://t.co/k8w4feYTEj pic.twitter.com/OdwWZWhRKt
これはマキロイがテーラーメイドと契約をしてから8年間使い続けてきたもの。しかもマキロイはこれまでにテーラーメイドでこのアイアン1セットしか使っていません(テストはするものの結局ここに戻る)。PGAツアーでは18勝をあげ、もちろんマスターズを制覇した時にも使っていたモデルです。
原型は過去にテーラーメイドが発売していたP・730とよく似ていますが、わずかに異なる点があるアイアンです。

RORS∙PROTOの7番と8番アイアンはトップラインが薄くなっているのですが、これはマキロイの好みの形状だそう。

さらに、P·730に採用されているフェースの溝はMX9グルーブというものなのですが、プロトアイアンにはタイガーモデルのP·7TWアイアンに採用されているTW2グルーブが採用されている点も大きな特徴です。これによってスピン量が増加したとのこと。
また、RORS∙PROTOはオリジナルのP730よりもロフトが1°ストロングで、フェース長も1/4インチ長くなっているのも違うところです。
ヘッド素材にはS25C軟鉄。多段階の鍛造プロセスを経ており、打感とフィードバックをマキロイ好みに仕上げています。

バックフェースにはRORS∙PROTOの刻印が刻まれています。
4~9番・PWのセットでのみ販売。ヘッドのスペックは下記。
シャフトは任意のモデルを選択可能です。
クラブ | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | PW |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ロフト | 24.0° | 27.0° | 30.0° | 34.0° | 38.0° | 42.0° | 46.0° |
ライ角 | 61° | 61.5° | 62° | 62.5° | 63° | 63.5° | 64° |
長さ | 38.50インチ | 38.00インチ | 37.50インチ | 37.00インチ | 36.50インチ | 36.00インチ | 35.75インチ |
スイングウェイト | D3 | D3 | D3 | D3 | D3 | D3 | D4 |
テーラーメイド RORS∙PROTO アイアンの取扱いショップ情報

RORS∙PROTO アイアンはUSモデルが注文が可能となっています。記事執筆時点で国内モデルの発表はされていません。
そこでおすすめしたいのがUSモデル専門の老舗「フェアウェイゴルフ」です。こちらで注文が可能。
筆者も普段からUSモデルを購入する際に利用しているショップで、最近もテーラーメイド Qi35 ブラックドライバーやLA GOLF ドライバーをこちらで購入しました。
メーカーから直接仕入れを行っている正規取扱店ですので安心感が違います。
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