スコッティキャメロンが2種類のオンセットパターという低トルクパターを発表しました。
キャメロンもかー・・・という気もしなくもありませんが、現市場でのロートルクパターの売上構成比が拡大しているという背景もあり、やはりパター業界では今出すなら「トルクレス」なんでしょうね。
Combining low-torque performance with exceptional feel and feedback.
— Scotty Cameron (@ScottyCameron) November 4, 2025
Learn more about OC — Onset Center at https://t.co/C4Nx8i3qZv pic.twitter.com/x6L1VY5uZr
さて、発表されたのは『ファントム 11R OC 』『 スタジオスタイルファストバックOC』というマレット形状のモデルで、11月14日より発売。公式オンラインショップでは11月5日より先行発売。
USモデルでの展開もあり、フェアウェイゴルフのほうが安くはなっているので、気になる方はUSもチェックしておくのが良いと思います。
スコッティキャメロン 『ファントム 11R OC 』『 スタジオスタイルファストバックOC』

この2種類のパターはスコッティキャメロン史上初のオンセットパターということで、要するに低トルクパターです。
特徴は、OC(Onset Center)テクノロジーということですが、OCはストローク中のフェース開閉を最小限に抑える構造。まあ、もうお馴染みですね。L.A.B Golfとか、オデッセイのスクエア2スクエアとほぼ同じです。
ヘッドの重心線上にシャフトを配置するのも基本的には一緒。

ただ、スコッティキャメロンのOCパターは、完全なゼロトルクにはせず、わずかにトルクを残すことで、キャロロンの操作性との融合を目指しているという点が差別化要素となっています。

OCパターでは、ヘッド重量が標準モデルよりも15g重たくなっています。この重さによってストローク中のヘッドの位置がわかりやすくなるとしています。また、初速も上がるため転がりの良さにもつながります。
また、シャフトの装着角度は1度に抑えられている点も良い点ではないでしょうか。必要以上のハンドファーストにする必要もないため、従来のパターからの移行もしやすいのもメリットとなりそうです。

ファントム11R OCは、大慣性モーメントのマルチマテリアル構造「Phantom 11」がベース。ツアーインスパイアの丸みを帯びたヘッド形状を採用。フェース全面に「チェーンリンク・フェースミーリング」が施され、ソフトな打音と確かなフィードバックを提供するとのこと。
次にスタジオスタイル ファストバックOCは、2025年モデルの「Fastback」をベースにしたミッドマレット。303ステンレススチールと6061アルミニウムの複合構造で安定感と打感を両立。SCS(スタジオカーボンスチール)フェースインサートとチェーンリンクミーリングにより、ソフトな打感と滑らかな転がりを実現します。シンプルなシングルサイトラインが特徴です

長さはそれぞれ33・34インチ、ライ角は70度、ロフト3.5度で共通です。
発売は11月14日。タイトリスト公式オンラインストアは11月5日より先行発売。
価格は90,200円(税込)ですが、フェアウェイゴルフで取扱いが始まったUSモデルは83,000円となっているため、どちらもチェックしておくのがおすすめです。
関連【USモデルが安い】スコッティキャメロン『リミテッド ファントムブラック』が”在庫限りの数量限定”で発売
関連【限定】スコッティキャメロン H24 リミテッド ファントム9.2が発売|特徴&取扱いショップ情報
関連【在庫情報を更新中】テーラーメイド「Spider 5K ZT」ゼロトルクパターが発売!驚異的な安定性を追求
関連【500本限定】タイトリスト ボーケイ シグネチャー56M ウェッジが発売|ボーケイ氏の愛車からインスピレーション
関連【ゼロトルク】square 2 square TRI-HOT パターがついに発売|シャフトが真っすぐ挿さって構えやすい
関連テーラーメイド『Qi4D ドライバー』が適合リストに掲載|2026年モデルもカーボンウッドは継続

























