2025年7月、ベティナルディが新たに発表した「Core Carbon」シリーズがツアーで初登場しました。注目は、ソフトカーボンスチール(軟鉄)を採用した“原点回帰”の設計です。従来モデルとどのような違いがあるのでしょうか。
It’s here. The Core Carbon Series. BB1 Long Neck, BB8 Slant and QB9.
— Bettinardi Golf (@BettinardiGolf) July 10, 2025
Precision. Innovation. Carbon at the Core. Discover now at https://t.co/e0WOGmalfI. pic.twitter.com/SLnj7WXXl4
Core Carbonシリーズは「Three legendary shapes. One Carbon Core.(3つの伝説的な形状。ひとつのカーボンコア。)」というキャッチフレーズとともに発表されました。
ラインナップは、BB1 Long Neck、BB8 Slant、Queen B9の3モデルです。いずれもベティナルディを象徴する形状で構成されており、素材には同社の創業期を支えたソフトカーボンスチール(軟鉄)が使用されています。
フェース面には全モデル共通で「Flymill」フェースミーリングが施されています。これはベティナルディ独自の精密加工技術で、ボールの転がりの安定性と打音の明瞭さを実現しているのが大きな特徴です。303ステンレススチール製の従来モデルと比較すると、打感はより柔らかく、繊細なフィードバックが得られる点がメリットです。

外観の仕上げには「ハンマードグレーTPT仕上げ」が採用されています。この仕上げは光の反射を抑え、アドレス時の集中力を高めてくれるだけでなく、細かな傷が目立ちにくいのも魅力の一つです。
価格はアメリカで375ドル(約57,000円前後)に設定されています。Queen Bシリーズ(430ドル)よりも手が届きやすい価格帯となっており、プレオーダーは7月上旬からスタートしています。出荷は7月下旬以降、一般販売は8月予定です。なお、BB8モデルは「Limited Edition」として特に希少なモデルと位置づけられています。
海外のゴルフ専門メディアでは、クラシックな形状と現代技術の融合として高く評価されています。John Deere Classic 2025でツアー初披露され、多くのプロが注目したことも話題になりました。
現在、日本国内の正規代理店でのCore Carbonシリーズの取り扱いは未定です。ベティナルディ ジャパン公式サイトにも本シリーズに関する記載は見当たりませんが、USモデルはフェアウェイゴルフにて注文が可能です。
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