USTマミヤがLIN-Q PowerCore シャフトを発表｜PGAでゲームチェンジャーと話題のモデル2026月1月発売

米USTマミヤが、LIN-Qシャフトの新シリーズ「PowerCore」を発表しました。

2025年1月のソニーオープンからツアーでプロトタイプのテストが行われていたシャフトですが、PGAツアーではゲームチェンジャーとして注目を集めるモデル。それがいよいよ待望の市販化です。

現在は2025年シーズンには3勝を挙げ世界ランクTOP10入りを果たしたベングリフィン選手などが使用し、好成績を収めていることでも話題のモデルです。

PGAツアーで実証された「LIN-Q PowerCore」の実力

米国ではゲームチェンジャーとの呼び声を高いシャフト。VENTUS以来の存在になりそうで、個人的にもかなり気になる存在です。

まず注目すべきは、このシャフトがすでに世界最高峰の舞台で結果を残している点です。

特に象徴的なのが、PGAツアープレーヤーであるベン・グリフィン選手の事例。彼はこのシャフトに変更後、以下のような成績を収めています。

この戦績はかなり強烈なインパクトがありましたね。

また、彼だけでなく、現在PGAツアーのトップ100選手のうち14名がすでに使用しており、下部ツアーのコーン・フェリーツアーでは「最も急速に使用者が増えているシャフト（週平均49件装着）」になっているとか。

プロたちがこぞって替える理由は、その「圧倒的な安定性」にあるとされています。

LIN-Q PowerCoreの性能を支えているのは、USTマミヤの最新材料工学です。主に2つの技術が組み合わさることで、「最大エネルギー伝達」を実現しています。

シャフトがスイング中に負荷を受けた際、どうしても断面が潰れてしまう「楕円化」という現象が起きます。

新採用のQ-Ply素材は、この変形を最小限に抑えるプレミアムな繊維構造です。これにより「フープ剛性（つぶれに対する強さ）」が強化され、スイング中のシャフト挙動が驚くほど安定するとのこと。

強度を高めるだけでなく、ナノ構造材料を用いた独自のレジンシステムを採用。カーボン繊維を均等に分散させることで、性能のバラつきを排除しています。

これにより、硬いだけのシャフトではなく、「スムーズで、自分の意思が伝わる」、応答性の高いフィーリングを実現しているとのこと。

PowerCoreは、スイングタイプに合わせて「白・青・赤」の3種類がラインナップされています。

いずれも滑らかなEIプロファイル（剛性分布）を採用しており、モデルごとの極端な違和感がないのも特徴です。

モデル名	カラー	弾道・スピン	推奨プレーヤー
LIN-Q PowerCore ホワイト	白	低弾道・低スピン	ハードヒッター向け手元と先端が硬く、叩いても暴れない。
LIN-Q PowerCore ブルー	青	中弾道・中スピン	万能タイプホワイトより少しマイルド。スムーズなテンポで振る人や、シャフトの動きを感じたい人に。
LIN-Q PowerCore レッド	赤	高弾道・高スピン	高さを出したい人向け手元と先端が柔らかめ。アーリーリリースの人や、捕まりと高さを求める人に理想的。

米国にてプロトタイプテストに参加した一般ゴルファーからのフィードバックでも、評価は極めて高いようです。

スイングスピードに関わらず、「球が散らばらない（タイトな分散）」という結果が出ており、スコアメイクに直結する性能に機体がもてそうです。

PowerCoreは、スイングタイプに合わせて「白・青・赤」の3種類がラインナップされています。これは現在のLIN-Qシリーズ同様ですね。

いずれも滑らかなEIプロファイル（剛性分布）を採用し、モデルごとの極端な違和感がないのを特徴としています。

モデル名	弾道・スピン	推奨プレーヤー
LIN-Q PowerCore ホワイト	低弾道・低スピン	ハードヒッター向け手元と先端が硬く、叩いても暴れない。レイトリリースのゴルファーに最適。
LIN-Q PowerCore ブルー	中弾道・中スピン	万能タイプホワイトより少しマイルド。スムーズなテンポで振る人や、シャフトの動きを感じたい人に。
LIN-Q PowerCore レッド	高弾道・高スピン	高さを出したい人向け手元と先端が柔らかめ。アーリーリリースの人や、捕まりと高さを求める人に理想的。