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【2026】西郷真央のクラブセッティング|上から下まで大刷新したタイトリスト色満載の14本

西郷真央のクラブセッティング

2025年シェブロン選手権で日本人女子5人目の海外メジャー制覇を成し遂げ、米LPGAツアー新人王にも輝いた西郷真央選手。

2026年シーズンに入り、ドライバーシャフトからアイアン、ウェッジ、パター、そしてボールまで上から下まで大刷新

タイトリスト色がさらに濃くなりつつ、シャフトは日本シャフト製の「NSプロ レジオ フォーミュラ」シリーズと「モーダス3」で統一する、戦略的に設計し直された14本になっています。

ここでは2026年シーズン序盤に確定した最新セッティングを、各クラブのスペックと選択理由まで踏み込んで詳しく紹介していきます。

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この記事の執筆者:まさ(元ゴルフショップ店員・クラフトマン) ⇒詳細プロフィールはこちら

西郷真央選手のプロフィールと直近の戦績

西郷真央(さいごう まお)選手は2001年10月8日生まれの千葉県出身、所属は島津製作所。

2022年シーズンにJLPGAで4勝を挙げて新人賞・賞金ランキング2位という鮮烈なデビューを飾った後、2025年シーズンから米LPGAツアーに本格参戦しました。

その米ツアー1年目に出場したシェブロン選手権でいきなりプレーオフを制し、日本人女子では1977年の樋口久子選手以来5人目となる海外メジャー制覇を達成。

さらに同シーズンで7回のトップ10入りを記録し、1990年の小林浩美選手以来となる米LPGAツアー新人王にも選出されました。

2026年シーズンはトーナメント・オブ・チャンピオンズで開幕。

ファウンダーズカップ、HSBC女子世界選手権でもトップ30に食い込んでおり、メジャー連覇を狙う動きが期待されています。

【2026】西郷真央選手のクラブセッティング

2026年シーズンの大刷新は、ドライバーからウェッジまで11本のシャフトを総入れ替え

フィッターの吉川仁氏が「アイアンをモーダス系に統一したことで、ドライバーとFWはレジオフォーミュラとの相性が向上した」と語る、シャフト間の相性最適化が大きなテーマになっています。

ドライバー:タイトリスト GT3

  • ロフト:10°
  • シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ M+
  • 重量:55g
  • フレックス:S

2025年シーズン序盤に長年愛用したキャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤモンド」からGT3に切り替えたヘッドはそのまま継続。

2026年シーズンの変更点はシャフトをUSTマミヤ「ジ・アッタスV2」から日本シャフトの「NSプロ レジオ フォーミュラ M+」に変えたところです。

レジオ フォーミュラ M+は高弾性素材を使った張り感のある中調子寄りシャフトで、手元の剛性を高めつつ中間から先端で走らせるタイプ。

「自分がやりたいスイングがあって、そのスイングで打ちたい球をしっかり出してくれるクラブ選び」と本人がコメントしており、振り切ったときに描きたい弾道を再現しやすい性格が選択の決め手になっているようです。

個人的にはGT3の低スピン傾向と、レジオ フォーミュラ M+の手元剛性の組み合わせはかなり攻撃的だなと思います。

インパクト前後で軸がぶれにくく、フェードを基調にする西郷真央選手のスタイルとよく合う仕様だと思います。

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3番ウッド:タイトリスト GT2(15°)

  • ロフト:15°
  • シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ B+
  • 重量:65g
  • フレックス:S

2025年シーズンは4番ウッド(16.5°)と7番ウッドの組み合わせでしたが、2026年シーズンからは3番ウッド(15°)と7番ウッドの構成に変更

フェアウェイウッドの上のロフトを少し立てて、飛距離を伸ばす狙いです。

シャフトはドライバーと同じレジオ フォーミュラシリーズですが、こちらは手元調子の「B+」を装着。

M+とB+の使い分けについて、本人は「先が動きやすい中調子」と「手元調子」という異なる特性を意識した選択だと説明しています。

同じ系統のシャフトでもキックポイントを変えることで、ドライバーは振り切って飛ばす、3番ウッドは方向性重視で運ぶ、という役割分担が明確になっている構成。

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7番ウッド:タイトリスト GT2(21°)

  • ロフト:21°
  • シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ B+
  • 重量:65g
  • フレックス:S

もともとヤマハ「RMX VD」5W・7Wを長く使っていた頃から、3Wを抜いて7Wを入れる戦略をとっていました。

ショートウッドを使うことで、長いパー3と長いパー5のセカンドショットでグリーンを直接狙える戦略性を確保しています。

シャフトは3番ウッドと共通のレジオ フォーミュラ B+ 65g。

米ツアーの硬めのフェアウェイや風の影響を受けやすい海外コースに対しても、高い弾道で止めにいけるのが大きな武器になりますね。

ユーティリティ:タイトリスト GT2 ユーティリティメタル(4U・5U)

  • 番手:4U(21°)、5U(24°)
  • シャフト:USTマミヤ LIN-Q HY プロトタイプ
  • 重量:75g
  • フレックス:S

もともとはPING「G425」のハイブリッドを使っていましたが、2025年シーズンからタイトリストGT2ユーティリティメタルに統一。

4U(21°)と5U(24°)の2本体制

シャフトはUSTマミヤ「LIN-Q HY プロトタイプ」75g/S。

ウッド系のレジオ フォーミュラより少し重めで、アイアンに近い手感で振れる仕様。

長い番手ですが操作性も確保したい、というプロらしいバランスのとれた選択です。

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アイアン(#6〜PW):ミズノプロ M-13

  • 番手:6番〜PW
  • シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ(モーダス軽量版)
  • フレックス:S

2022年スタンレーレディスから3年以上使い続けたミズノ「JPX 923 フォージド」から、ミズノプロ「M-13」へ世代交代

アイアンのモデル変更に加えて、シャフトもNSプロ 850GH neoから日本シャフト製のプロトタイプシャフト(モーダス系の軽量版)へ刷新しています。

変更の理由について本人は「昨シーズン、アイアンが左にいく傾向があって、それをなくしたかった」とコメント。

ヘッドのつかまり過ぎを抑え、シャフトの挙動も見直すことで、左へのミスを潰す方向で設計されたセッティングです。

ミズノプロ M-13は小ぶりなヘッドでありながら寛容性も高い設計で、プロからの支持が広がっているモデル。

打感の良さに定評があるミズノらしい仕上げに加え、シャフト含めて「モーダス系」に統一したことが、ウッド側のレジオ フォーミュラとの相性向上にも繋がっていると考えられます。

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ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10(48°・54°)+ ボーケイ フォージド(60°)

  • ロフト:48°、54°、60°
  • シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー105
  • フレックス:S

ウェッジは引き続き3本体制

2025年シーズンの「SM9(48°・54°)+ボーケイ フォージド58°」から、2026年シーズンは「SM10(48°・54°)+ボーケイ フォージド60°」へ移行しました。

シャフトもNSプロ 950GHからモーダス3 ツアー105へ変更しています。

60°のロブウェッジについて、「日本だとうまく使えなかった」バウンス特性が、米国の硬めの芝では「ほどよく弾かれる」と評価しています。

ロフトを2°寝かせたうえで、米ツアーの芝質に合った構成に最適化したわけです。

シャフトをモーダス3 ツアー105に統一したことで、ウェッジ全体の振り感が安定し、アイアンとの一体感も向上。

重さも950からツアー105にステップアップしており、強く振り抜いてスピンをかけにいけるセッティングですね。

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パター:スコッティキャメロン ファストバック 1.5

  • モデル:スコッティキャメロン ファストバック 1.5
  • 形状:マレット系

2025年シェブロン選手権でメジャーを獲ったときのオデッセイ「ホワイト・ホット OG ROSSIE」から、スコッティキャメロン「ファストバック 1.5」へ変更

ウッド系もウェッジもタイトリストになった流れで、パターもタイトリスト系列のスコッティキャメロンに統一されました。

ファストバック 1.5は、ニューポート系のブレード感を残しつつ、後方をマレット風に張り出して慣性モーメントを高めた形状。

ロッシー系のラウンド寄りのヘッドから、より直線的なヘッドに変えたことで、ストロークの再現性とラインの出しやすさを重視する方向にシフトしたと考えられます。

プロV1xへのボール変更とセットで「パッティングでも打ち出しのスピード、転がり方が自分のイメージとマッチした」と本人がコメントしており、ボールとパターを揃えて感覚を整えた格好です。

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ボール:タイトリスト プロV1x(2025年モデル)

  • モデル:タイトリスト プロV1x(2025年モデル)

シェブロン選手権でメジャーを獲ったときに使っていたブリヂストン「ツアーB XS」から、2026年シーズンはタイトリスト「プロV1x」へ変更

ボール変更は2026年シーズン最大級のニュースで、ウッドとウェッジ、パターまでタイトリスト系で揃えたいまの構成と合わせた決断です。

変更の決め手について「スピン量や打ち出し角、落下角などのデータのバランスがパーフェクトになりましたし、弾道も打音もすべてが理想とするイメージと重なりました。パッティングでも打ち出されるボールのスピード、転がり方が自分のイメージとマッチしたことが決め手になりました」と説明しています。

プロV1xはアマチュア時代から触っていたボールだったとも語っており、適応期間は短く済んだ模様。

ツアーB XSとプロV1xはどちらもツアー系の最上位カテゴリですが、プロV1xのほうがやや高い弾道で風に強い。

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グローブ:ZEROFIT インスパイラルグローブ(イオンスポーツ)

2026年シーズンには、グローブブランド「ZEROFIT」を展開するイオンスポーツとスポンサー契約を締結。

ジュニア時代から愛用してきたインスパイラルグローブが正式パートナーになりました。

2025年シェブロン選手権の優勝時にも、このインスパイラルグローブを着けてプレーしていたという経緯。

本人も「信頼し一緒に戦い続けてきた」と語っており、用具の小物までしっかり一貫性のあるセッティングに整っています。

西郷真央選手のクラブセッティング スペック一覧

カテゴリモデルシャフトロフト/番手フレックス
ドライバータイトリスト GT3日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ M+ 55g10°S
3Wタイトリスト GT2日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ B+ 65g15°S
7Wタイトリスト GT2日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ B+ 65g21°S
4Uタイトリスト GT2 ユーティリティメタルUSTマミヤ LIN-Q HY プロトタイプ 75g21°S
5Uタイトリスト GT2 ユーティリティメタルUSTマミヤ LIN-Q HY プロトタイプ 75g24°S
アイアンミズノプロ M-13日本シャフト NSプロ プロトタイプ6番〜PWS
48°ウェッジタイトリスト ボーケイ SM10日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー10548°S
54°ウェッジタイトリスト ボーケイ SM10日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー10554°S
60°ウェッジタイトリスト ボーケイ フォージド日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー10560°S
パタースコッティキャメロン ファストバック 1.5
ボールタイトリスト プロV1x(2025年モデル)
グローブZEROFIT インスパイラルグローブ

ぼくが思う西郷真央選手セッティングの特徴

今回の2026年セッティングのキーワードは「シャフト間の相性最適化」と「タイトリスト×日本シャフトのハイブリッド」だと感じます。

ウッド3本(ドライバー+3W+7W)は日本シャフトのレジオ フォーミュラ系、アイアン〜ウェッジまではモーダス系で揃え、ユーティリティだけUSTマミヤのLIN-Q系を間に挟む、という設計。

同じシャフトメーカーで重量レンジを少しずつ重くしながら統一感を出すアプローチは、特にショットメーカータイプのプロが好むセッティング思想。

ヘッドはタイトリスト+ミズノプロという日米トップブランドで固めつつ、振り感の核を日本シャフトにした構成は、契約フリーだからこそ実現できた組み方だと思います。

一般の方が参考にできるポイントは、「アイアン〜ウェッジで同系列のシャフトを使うことで距離感と振り感のばらつきを抑える」という考え方。

プロのように同じ重量帯で完全に揃えるのは難しくても、メーカーや系統だけでも合わせると、ショットのばらつきが減らせる場面は多いと思います。

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まとめ

2026年シーズンの西郷真央選手のセッティングは、ヘッドはタイトリスト+ミズノプロで固め、シャフトは日本シャフトのレジオ フォーミュラ系とモーダス系で系統立ててまとめた、「契約フリーだからこそ組める日米ハイブリッド」な14本になっています。

11本のシャフトを一気に総入れ替えするのは、ツアープロにとっても大きな決断。

それを2026年シーズン序盤に踏み切ったところに、「メジャー優勝後にもう一段ギアを上げていく」という強い意思を感じます。

気になる方はぜひ参考にしてみてください。

以上、【2026】西郷真央のクラブセッティング|上から下まで大刷新したタイトリスト色満載の14本という話題でした。

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この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

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ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら