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【2026】菅楓華のクラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介

2026年シーズン開幕第2戦「台湾ホンハイレディースゴルフトーナメント」で、6打差の圧勝劇を演じてツアー通算2勝目を挙げた菅楓華プロ。プロ3年目を迎え、いよいよ本格的に女王レースの主役候補として名前が挙がる存在になってきました。

その勝利を支えているのが、オフシーズンに大きくテコ入れされたドライバーとパターの2本です。スリクソン契約プロらしくクラブはほぼスリクソン/クリーブランド/オデッセイで統一しつつ、操作性とパッティング精度を一段引き上げたセッティングに仕上がっています。

このページでは、菅楓華プロの2026年最新クラブセッティングを、ドライバーからパター・ボールまで14本+αをシャフトスペック・選択理由付きで詳しく紹介していきます。

この記事の執筆者:まさ(元ゴルフショップ店員・クラフトマン) ⇒詳細プロフィールはこちら

菅楓華プロのプロフィール

氏名菅 楓華(すが・ふうか)
生年月日2005年5月17日
出身地宮崎県
身長167cm
出身校日章学園高等学校
プロ入会2023年(JLPGA)
所属契約ダンロップ(スリクソン/クリーブランド)
ツアー優勝2勝(2025年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン/2026年台湾ホンハイレディース)

【2026】菅楓華のクラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介

ドライバー:スリクソン ZXi TR

  • モデル:スリクソン ZXi TR
  • ロフト:9°
  • シャフト:三菱ケミカル TENSEI Pro Blue 1K
  • シャフト重量:50g台
  • フレックス:S
  • ヘッド体積:450cc(小型)

菅プロは2026年シーズンから、長く愛用してきた「スリクソン ZX7 MkII」(プロテスト合格前から約1年半使用)に別れを告げ、新作「ZXi TR」に変更しました。ZXiシリーズの中で唯一ヘッド体積が450ccの小型ヘッドで、女子ツアーでは異色のハードスペック寄りなドライバーです。

もともと「ドライバーは大きすぎない、操作できる顔がいい」と公言している菅プロらしい選択です。ZX7 MkII比で重心距離がさらに短くなったことで、フェードもドローも自在に操作できる感覚が強くなったとされています。450ccの中ではしっかりとつかまるヘッド設計で、菅プロの「コンパクトな顔でつかまるヘッド」という好みにもマッチしています。

シャフトは三菱ケミカル TENSEI Pro Blue 1Kの50g台S。重量帯としては男子プロのウェッジ並みの軽さですが、1Kテクノロジー由来の高い剛性感で、女子トップクラスのヘッドスピードでも振り負けない安定感があります。

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フェアウェイウッド:スリクソン ZXi(3番)

  • モデル:スリクソン ZXi フェアウェイウッド
  • 番手:3番
  • ロフト:15°
  • シャフト:三菱ケミカル TENSEI Pro Blue 1K
  • シャフト重量:50g台
  • フレックス:S

2025年シーズン途中までは「ZX Mk II FW」を使用していましたが、2026年シーズンに入ってからは新作の「ZXi フェアウェイウッド」にスイッチ。ドライバーと完全に同じ「TENSEI Pro Blue 1K 50g台 S」を挿しており、ティショットからのフローを意識したシャフト構成になっています。

ZXiフェアウェイウッドは、ZXi MAXほどやさしさに振り切らず、かといってZXi LSほどハードでもない、ニュートラルな操作性が魅力。3番ウッドのみを入れてティショットの飛距離兼用+パー5の2打目として使う、菅プロのスタイルにフィットするモデルといえます。

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ユーティリティ:スリクソン ZXi ハイブリッド(3〜5番)

  • モデル:スリクソン ZXi ハイブリッドユーティリティ
  • 番手・ロフト:U3(19°)/U4(22°)/U5(25°)
  • シャフト:三菱ケミカル TENSEI Pro 1K Hybrid
  • シャフト重量:70g台
  • フレックス:S

菅プロのバッグの中でもっとも本数を割いているのがユーティリティで、3〜5番の3本構成。ロングアイアンを抜いて、4番アイアンの代わりにU5(25°)まで入れている点に、女子プロらしい高弾道セッティングの工夫が見えます。

菅プロ自身が「球が上がりやすいUTがいい」と公言しており、ZXi ハイブリッドの低重心&深重心設計はまさにその要望にマッチ。ラフからでも止められる高さが出るので、優勝した台湾ホンハイのようなロングコースでも武器になります。

シャフトはヘッド側と同じTENSEI Pro 1K Hybrid 70g台S。アイアンに近い重量感でリズムが揃いやすく、3本のUTを違和感なく振り分けられる構成です。

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アイアン(#6〜PW):スリクソン ZXi5

  • モデル:スリクソン ZXi5 アイアン
  • 番手:6番〜PW(5本)
  • シャフト:日本シャフト N.S.プロ 850GH neo
  • フレックス:S

アイアンはZXiシリーズの中でもややキャビティ寄りで操作性とやさしさのバランスが取れたZXi5を6番〜PWの5本構成で投入。菅プロは「大きく、つかまる顔がいい」とコメントしており、ZXi5の見やすいサイズ感とドローバイアス気味の打感が好みにフィットしています。

シャフトは女子プロでは定番のN.S.プロ 850GH neoのSフレックス。軽量スチールの中でもしっかりとした粘り感があり、菅プロのスムーズなテンポにマッチしています。番手間のフィーリングが揃いやすく、ピンを狙うショットの距離感が出しやすいシャフトです。

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ウェッジ:クリーブランド RTZ

  • モデル:クリーブランド RTZ ウェッジ
  • ロフト:48°/54°/58°
  • シャフト:日本シャフト N.S.プロ 850GH neo
  • フレックス:S

菅プロはクリーブランドの契約プロとして、ウェッジは48°(PW+)/54°(A)/58°(S)の3本を「RTZ」で統一。RTZは伝統のRTXシリーズに代わるクリーブランドの新フラッグシップで、ZIP CORE構造の継承+新しいUltiZipグルーブでスピン性能を一段引き上げたモデルです。

シャフトをアイアンと同じN.S.プロ 850GH neo Sで揃えているのもポイント。ウェッジだけ重量を変えるプロが多い中、菅プロはアイアンからウェッジまでフロー設計を統一することで、100ヤード以内の距離感のブレを抑える設計思想がうかがえます。

48°→54°→58°とロフトピッチを6°→4°で組んでおり、グリーン周りでより細かい距離コントロールができる58°のSウェッジを軸に組み立てた、典型的な「短いクラブ重視」の構成といえます。

パター:オデッセイ TRI-BEAM #2

  • モデル:オデッセイ TRI-BEAM #2
  • ヘッド形状:ブレード型(三角ネック)

2026年シーズン、菅プロの最大の武器となっているのが新採用のパターです。前年終盤に使用していた「オデッセイ 2-Ball イレブン」(マレット型)から、ブレード型の「TRI-BEAM #2」へ大胆に変更しました。

菅プロ自身が「オフシーズンに一番取り組んだのがパッティング」と語っており、これが見事に的中。平均パット数は前年の17位から6位へと大幅にアップし、台湾ホンハイでの6打差圧勝にも直結しました。

TRI-BEAMの最大の特徴は三角形状のネック(トライアングルネック)。アマチュア時代にテーラーメイドの「トラスパター」を愛用していた菅プロにとって、構えた時のネックのつかまり感とフェース面の見やすさが肌に合ったとされています。慣れ親しんだ感覚をオデッセイのラインナップで再現できる#2のブレード形状は、ナイスチョイスといえるでしょう。

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ボール:スリクソン Z-STAR XV(2025モデル)

  • モデル:スリクソン Z-STAR XV(2025モデル)
  • 構造:4ピース ウレタンカバー

ボールはダンロップ契約のスリクソン勢らしく、スリクソン Z-STAR XV(2025モデル)を使用。Z-STARシリーズの中でも飛距離寄りに振った4ピース構造で、初速の速さとアプローチでのスピン性能を高次元でバランスさせたツアーボールです。

菅プロのようにドライバーで飛ばし、ウェッジでスピンを効かせて止めるスタイルとの相性は抜群。男子プロでも愛用者が多く、ツアーレベルでも信頼の置ける1球です。

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菅楓華プロ クラブセッティング一覧表

菅プロが2026年シーズンに使用している全ギアのスペックを一覧にまとめました。シャフトの統一感や、ウェッジ・ボールまで含めたフロー設計を確認してみてください。

カテゴリモデルロフト/番手シャフトフレックス
ドライバースリクソン ZXi TRTENSEI Pro Blue 1K(50g台)S
3Wスリクソン ZXi FW15°TENSEI Pro Blue 1K(50g台)S
UT(#3)スリクソン ZXi ハイブリッド19°TENSEI Pro 1K Hybrid(70g台)S
UT(#4)スリクソン ZXi ハイブリッド22°TENSEI Pro 1K Hybrid(70g台)S
UT(#5)スリクソン ZXi ハイブリッド25°TENSEI Pro 1K Hybrid(70g台)S
アイアンスリクソン ZXi5#6〜PWN.S.プロ 850GH neoS
ウェッジ(PW+)クリーブランド RTZ48°N.S.プロ 850GH neoS
ウェッジ(A)クリーブランド RTZ54°N.S.プロ 850GH neoS
ウェッジ(S)クリーブランド RTZ58°N.S.プロ 850GH neoS
パターオデッセイ TRI-BEAM #2
ボールスリクソン Z-STAR XV(2025)

2026年シーズン、菅楓華プロのプレーから目が離せませんね。以上、菅楓華プロの最新クラブセッティングという話題でした。

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この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら