minimiに関しては「CaddyTalk minimi(ミニミ)評価レビュー|世界最小のレーザー距離計。マジで最高です」という記事でも紹介していますが、クレジットカードほどのサイズ感に驚かされた革新的なレーザー距離計です
そんなminimiの2021年モデルとして登場したのが「minimi LT」です。LTというのはLock&Turnの略で、ベルトに通して使うことができるクリップを新たに搭載しています。これによってポーチを必要とせず、minimiを腰に装着して運用することができるようになりました
今回はメーカーよりレビュー用に先行してサンプルを提供してもらったので紹介していきます
結論から言うと、中身の機能面では全く変わっていないけれど、新ギミックが意外なほど完成度が高くて使いやすさがアップしています
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minimi LTレーザー距離計の概要
冒頭でも説明したとおり、世界最小を謳い文句にして発売され大ヒットした「レーザー距離計minimi(ミニミ)」の後継モデルです
今作も現段階で世界最小なのは変わらずですが、サイズ感はメーカーカタログを見ても前作のminimiと全く同じです
加えて計測に関する機能も前作からの変更点はありません
- 高度な高低差補正機能
- ジョルト機能
- ピンファインダー機能
高低差補正(環境要因適用 eスロープ) | 温度、高度、湿度を加味した距離補正機能 |
高低差補正(マジックスロープ) | 通常の高低差補正(高度のみを加味したもの) |
ジョルト機能 | 計測完了時に振動する |
ピンファインダー機能 | 測定ボタン長押しで最も近いターゲットを捉える機能 |
なにがすごいって、プロXEジョルトとminimi LTではサイズ感が違いすぎること。これだけ小さい筐体で環境要因補正を搭載しているのがヤバい
パッケージ内容
パッケージ内容はこんな感じです。充電式なのでUSB-Cの充電ケーブルが付属します
ポーチは巾着タイプです
minimi LTの本体表面がラバー素材で滑りにくいので若干入れづらさはあるものの、ジャストサイズです
ワンタッチベルトクリップが新搭載
変更点はベルトクリップが搭載されたところで、これがメインの進化ポイントです
TURN LOCKの文字が書かれたものが本体に備わっています
ちなみに前作のminimiと並べるとこんな感じです。ロゴの位置やサイズが変わってはいますが、ベルトロックの機構意外では特に違いはありません
先程の本体出っ張り部分にこんな感じでくっつきます
minimi LTレーザーの精度検証
中身は変わってないから精度も問題ないだろうとは思いますが、念の為にブッシュネル ツアーV5との計測精度の比較を行いました
minimiは上側の数字が補正された距離、反対にブッシュネルは下側の数字が補正距離です。
この場合お互いに68ヤードです
ここもお互いに98ヤード
126ヤードと127ヤードで1ヤードのズレ
両方とも149ヤード
最後ですが、224ヤードで同じです
当たり前だけど、小さくなるほど技術力が必要になります。本来ならもっと高い価格なのが普通なのかもしれません
minimi LTレーザー距離計のココが良い
ベルトクリップの構造が秀逸
ベルトクリップの構造は本当によくできていると思います
装着方法は簡単で、本体の出っ張りをパチっとハメ込むだけです。つけるとカチッと言います
外す時のギミックが面白くて、横に回すとロックが解除されるという仕組みです。なので簡単に脱落するという心配がありません
さらに二重ロックもできます。ベルトクリップ部分を右側に倒すと完全にロックされてminimi LT本体を回転させることができなくなります
謎のリモコンが廃止されて嬉しい
初代minimiでは、充電端子の蓋にあたる部分がリモコンになっていました
このリモコンが計測ボタンの役目を果たしているので、これを押すと本体の計測ボタンを押した時におこる手ブレを軽減してくれるというものです
正直これの使いみちが全くないと思っていました。個人的には謎のリモコンと呼んでいたし、なんなら落として失くしてしまいそうになったこともある
さらにさらに、このリモコンは電池が切れたらバッテリー交換ができなくなってしまって終了らしく、どこまで行っても謎のギミックでした
それが今回は廃止されて普通のキャップになっています。これは普通に嬉しい。リモコンはいらなかったんや!
こっちの方が防水性にも優れているだろうし、蓋を失くしてしまうリスクもないから良い改良だと思います
新ギミックを搭載しているのに前作よりもさらに軽量化
ベルトクリップを搭載しているのに何故か初代minimiよりも軽くなっているというのが謎です(褒めている)
外側の大きさが全然変わっていないのに・・・なんでや!?
前作も十分軽かったのにさらに軽量化していて、すごい技術力であることは間違いない!これで精度は落ちていないんだから色々とおかしい
minimi LTレーザー距離計のココが気になる
軽すぎて風に煽られる
minimi LTはその大きさと軽さがウリなのですが、それが地味に弱点になっていたかもしれないのは盲点でした
というのも練習場で精度検証を行っていたときがかなり強風だったんですが、その際に風に煽られて計測がしにくかったです
反対に重量級のブッシュネル ツアーV5はminimi LTほどは煽られなかったので、重さの違いなんだなーと実感した
最近のレーザー距離計はピンファインダー機能が良く出来ているから、慣れてくると片手で計測も可能なんですが、minimiは本体が軽すぎるが故に風が吹いた時には両手じゃないと厳しい
両手で計測する際にはそこまで致命的な問題にはならないでしょう
minimi LTレーザー距離計はどんな人におすすめ?
- とにかく小さくて軽いレーザー距離計が良いという方
- ポーチだと落としてしまったことがあるし不安という方
- ラウンド時にはポケットに入れて使いたい方
上記のような方は特におすすめです
小さいは正義というわけでで、やはりこのコンパクトさは素晴らしい。ぼくも結構いろいろな計測器を試していますが、現在でもこのレベルに到達しているレーザー距離計は他にありません
そしてポーチではなくてベルトクリップ式なので、ラウンド中に落としてしまうのが心配という方にはこれの方が良いかも。というのも回転させないと取り外しができないので、よほどのことが無い限りは落下しないはず
あとは単純にやっぱり小さいので、ポケットに入れてラウンドしたい方にもおすすめです
は?ベルトクリップ付きじゃないなら初代minimiでいいだろ!と思うかもしれませんが、別に無理に使う必要もないのでポケットにいれて使うのもありでしょう。しかも充電端子のところが蓋になっているminimi LTの方がパーツを失くしてしまうデメリットがないのでおすすめ
minimi LTレーザー距離計のまとめ
世界最小サイズをキープしながらも新ギミックであるベルトクリップを搭載してさらに使いやすくなりました。しかも驚きなのが新構造を採用しているのにさらに軽くなっていたこと
計測部分にあたる中身のところは何も変わっていないと思うんですが、これからminimiを買おうかなと思っている人はLTを選択するのがおすすめです
あと地味に手ブレを軽減するとかいう謎のリモコンを無くしてくれたのは嬉しい
大きさを重視する人なら間違いなく満足することができるサイズ感で、計測に関しても高機能でおすすめなレーザー距離計です
発売は2021年9月1日です
おすすめ度:
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