今回は7月9日に発売されたaim L11というゴルフバディのレーザー距離計を購入したので、早速実戦でも使用してみました
ぼくは今回Amazonで買っていますけど、値段も18900円とかなり安いです。2万円以下の距離計の中でも優秀な方だと感じているので、これは結構売れそうな予感がしております
この値段で高機能というわけだから品薄になる可能性も考えられるので早めにチェックしておくのが良いと思います
関連ゴルフ用レーザー距離計おすすめ人気ランキング|口コミ&評判と選び方
ゴルフバディaim L11とは
aim L11は当サイトで初めて紹介したaim L10Vというレーザー距離計の後継モデルにあたるものです。厳密にいえばL10の後継ですが、L10VとL10は音声機能が付いてるかどうかしか変わりません
まず前作のaim L10なんですが、これが発売された当時はL10Vが24000円、L10は18900円ぐらいで買うことができました。はっきり言ってこの価格帯ではコンパクトサイズな上に性能面でも優秀な距離計だったこともあって、ぼく自身も高く評価したという記憶しています
ただ、その後レーザー距離計市場はどんどん小型化はするわ、計測スピードは速くなるわという進化を果たしたことで、aim L10やL10Vを上回ってくる距離計が次々に登場しました
特に衝撃的だったレーザー距離計がファインキャディJ300でございます。現状ぼくの中で価格と性能のバランスを考慮したときに最強になると考えている距離計です
2万円ほどの価格でありながら計測スピードがとにかく速くてブッシュネルに匹敵するレベルとして発売され、一時期は欠品状態が続いて価格も高騰していました
そんなファインキャディJ300と比較すると、aim L10やL10Vの計測スピードが正直言って遅いというのが気になってくるわけで、この段階では機能面で負けていました。ですが、aim L11ではスピードアップや使用感をアップさせる機能の追加でJ300と同等クラスの性能に進化したということで注目されています
同等クラスの性能であれば価格の安いゴルフバディaim L11のほうが上かもしれません
本体スペック
本体サイズ | 93.3✕72✕35.3mm |
カラー | ブラック/ホワイト |
本体重量 | 147g |
ディスプレイ | LCD |
測定誤差 | ±1ヤード |
測定範囲 | 2〜880ヤード |
倍率 | 6倍 |
バッテリー | CR2 3Vリチウム |
バッテリー寿命 | 3,000回〜5,000回 |
防水レベル | IPX4 |
高低差機能 | ON/OFF |
振動 | 搭載 |
計測モード | 通常/ピンファインダー/スキャン |
aim W11が前作から進化したポイントと実際の使用感
計測スピードが圧倒的に速くなった
まず一つめの進化ポイントが計測スピードのアップです。0.2秒で計測完了するというテクノロジーを搭載しています
まあ単純に計測速度が速くなっているというもので、前作はとくに計測のスピードについては言及されていませんから、どれぐらいのスピードだったか具体的な数字に関してぼくはわかりません。前作はJ300より明らかに遅かったです。ちなみにJ300は0.25秒というのがメーカーが謳っている計測スピードです
ところが今作のaim L11を実際に使ってみると計測スピードは前作から格段に進化していました。めちゃくちゃ速いです。完全に別物になっていて、これは本当に素晴らしいアップデートです
ただ、比べてみるとJ300のほうが僅かに速いかなと思います。だけどほとんど同じぐらいで良い勝負なので、使い比べないとわからないレベルで肉薄しています
ピンファインダーが長押しで使えるようになって使用感向上
2つ目のポイントがピンファインダーが計測ボタン長押しで使えるようになったところです
前作のL10ではモード切替をすることで対応していた機能ですが、これが長押しで使えるようになっています
この長押しでピンファインダーが使えるというのは2021年の段階でマストな機能ですけど、aim L11もしっかりと抑えてきております
ピンファインダーってなんなの?という方に説明しておくと、手前の目標物を優先的に計測する機能です
どういったときに役立つかというと、ピンまでの距離を測りたいけれど、ピンの後ろの木を測ってしまってちゃんと測れないとなった時でも、手前のピンをしっかり測ってくれるお助け機能です
これをモード切替して使うとなるとかなり面倒なんですが、長押しでピンファインダー、短押しで通常測定という具合にシームレスに使い分けられます
ピンファインダーという機能を使うと計測スピードがかなり遅くなってしまう距離計もありますけど、aim L11はそれもほとんど感じません
通常測定に近い感覚でピンファインダーが使えるので快適です。個人的にはわずかにJ300のほうが速い気もしますが、これもじっくり使い比べないとわからないぐらいでほとんど同じ使用感でした
測定範囲が広がってグリーン上でも活躍
3つめのポイントは距離測定範囲が広がったところです
前作は5m〜800mだったのに対して、2m〜800m(2ヤード〜880ヤード)になりました。前作よりも短い距離を測れるようになっています
2mとかいらんやろ?と普通は思うはずだし、まあ使う人のほうが圧倒的に少ないと思いますが、割とメリットもあります。それがパッティングとかショートゲームのときですね
ようするにグリーン周りやグリーン上で歩測する手間が省けるようになります。ぼくは最近だとグリーン上でも距離を測るのにレーザーを使ったりもしています
ショートゲームで歩測をせずに感覚でやる人には全く関係ない話ですけど、歩測する方にとっては短い距離の測定範囲が広がっているのは地味に嬉しいポイントかと思います
歩測するのって結構プレーが遅くなってしまいがちですから、それを防ぐのには使えます
本体デザインはほぼ同じ
でもご覧のようにあとはほぼ同じです。本体のデザインとかサイズもほぼ同じ
ちょっと色が変わってるぐらいでサイズ感も相変わらずコンパクト
高低差モードの切替スイッチとか、計測完了した時に振動するとかも変わっていません
ゴルフバディaim W11の精度を検証してみる
感じの精度についてですが、今回もいつもどおり信頼性の高いブッシュネルツアーV5と比較をしております
どうでしょうか。概ね問題なさそうです
どうしても精度に不安がある方はブッシュネルやニコンなどのハイエンド機を選択すれば間違いないのでそちらを購入するのがおすすめです
マグネットケースは落としやすそうで少し心配
性能面では大幅な改善が見られて凄く良くなっています。しかも安いですから不満点が全然ありませんが、ちょっと気になるというところがありました。それがケースです
今回ケースに関してもファインキャディみたいになっていて、というかほぼ同じなんで両方に共通して言えることでもあります。ファインキャディのときに言ってなかったからまとめて書いておきます
今回ケースはマグネット式になったのは凄く良いと思います。前作はバンドタイプやつだったので、出し入れは凄くしやすくなっています
問題はマグネット部分がすぐにはずれて落としてしまいそうで心配なところです
ラウンド中に落としてしまうかもという不安感ありました
まとめ:2万円以下だと最強のレーザー距離計
今回はゴルフバディaim W11の紹介でした
2万円以下で買えるレーザー距離計の中では最も計測スピードも速くて使用感はめちゃくちゃ良かったです
ゴルフバディはコレ以外にもGBレーザーライトというモデルもあります。これは13000円ちょっとで買えるからめちゃくちゃ安いんですが、計測スピードや長押しでピンファインダーが使えたりと、総合力で言えばaim W11が格段に上です。5000円しか変わらないのでaim L11を選択する方が満足度は高いと思います
おすすめ度:
関連ゴルフ用レーザー距離計おすすめ人気ランキング|口コミ&評判と選び方
関連【徹底比較】GOLFBUDDYのレーザー距離計で今すぐ買うべきおすすめ4モデルはこれ。
関連【レビュー】ゴルフバディ GB LASER 2S レーザー距離計|2万円以下では最強格【口コミ・評判】
関連ファインキャディJ300レーザー距離計 評価レビュー|使用感は神の領域に進化
関連【GOLFBUDDY aim L10V評価レビュー】コンパクトで取り回しのしやすいレーザー距離測定器で、使用感が最高
関連【GOLFBUDDY GB LASER lite評価レビュー】コスパ最強のレーザー距離計が爆誕
関連ゴルフナビおすすめ人気ランキング|時計型タイプを徹底紹介【比較・口コミ】
関連【レビュー】ゴルフバディGB LASER atom|ミニミを超えた超小型レーザー距離計【口コミ・評価】
関連【レビュー】ムジーク ターフライダー プロスロープ(2022)|低価格だけど性能もそれなり【口コミ・評価】
関連ダナクト アクティアル レーザー距離計評価レビュー|計測速度も精度も微妙【口コミ】
関連【評価レビュー】ゴルフバディaim QUANTUM レーザー距離計|斬新なコンパクトデザインと爆速計測【口コミ・評判】