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タイトリスト2026ドライバー続報第3弾|正式名称「GTS」判明、GTS2/GTS3/GTS4が今週ツアー投入開始

Titleist GT後継ドライバーの正式名は「GTS」でした。GTS2、GTS3、GTS4の3モデル構成で、今週PGAツアーとLPGAツアーに同時投入されています。

前回の続報で「GTi」というリーク名をお伝えしましたが、蓋を開けてみればGTS(GT + Speed)Titleistが公式Instagramで投稿した内容によると、「GTを超えるスピードを持つドライバーがついにツアーに登場した」とのこと。

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今週3つのツアーで同時にお披露目

GTS2/GTS3/GTS4は2026年3月第4週、以下の3大会でツアープロへの供給が開始されました。

  • PGAツアー: Texas Children’s Houston Open
  • LPGAツアー: Ford Championship
  • コーンフェリーツアー: Club Car Championship

PGA・LPGA・コーンフェリーへの同時投入は、タイトリストとしてもかなりの規模です。契約プロだけでなく非契約選手への供給も含まれるため、今週のバッグイン率がどこまで上がるかは注目ポイントです。

ちなみにタイトリストはPGAツアーで7年連続ドライバー使用率No.1(全体の約40%)。キャメロンヤング、フィッツパトリック、ジョーダンスピース、ルドビグ・アバーグ、アダムスコット、ケプカなど、そうそうたる顔ぶれが現行GTを使用しています。彼らがいつGTSに切り替えるかは、今週以降の大きな見どころです。

GTS2 / GTS3 / GTS4 — 各モデルの進化ポイント

前回記事では「ラインナップが変わる可能性もある」とお伝えしましたが、結果はGT1が廃止されて3モデル構成になりました。それぞれの変更点を整理します。(ただ、後から追加される可能性はありますね)

GTS2:前後ウェイトトラックを新搭載

現行GT2は高慣性モーメント+寛容性重視のモデルでしたが、ウェイト調整機能は搭載されていませんでした。GTS2ではここに前後入れ替え式のウェイトが加わっています。

これはもともとGT1やGT4に採用されていた機構で、重心を前方(低スピン寄り)または後方(高弾道寄り)に動かせます。GT2の寛容性をベースに、弾道調整の幅が広がった形です。

GTS3:GT3からの設計変更は最小限

GTS3は現行GT3をほぼ踏襲しているとの報道です。GT3はもともとヒール-トゥ方向の5ポジションCGトラックを備えた完成度の高いモデルでしたので、大きく手を入れる余地が少なかったのかもしれません。

ボールスピード向上のためのフェース・素材面でのアップデートは当然入っているはずですが、外観や調整機構の大幅な変更はなさそうです。

GTS4:ヒール-トゥ調整ウェイトを新搭載

現行GT4はデュアルスピンコントロール(11g+3gの前後ウェイト)による低スピン特化モデルでした。GTS4ではこの方式からGT3由来のヒール-トゥ調整式ウェイトトラックに変更されています。

430ccのコンパクトヘッドで低スピンを追求しつつ、ドロー/フェード方向の重心調整が可能になった形です。操作性重視のプレーヤーにとっては、かなり魅力的な進化と言えるかもしれません。

まとめると「クロスオーバー進化」

各モデルが他モデルの人気機能を取り込んだというのが今回の設計思想です。

モデルGT世代の特徴GTS世代で追加された機能
GTS2高MOI・寛容性重視GT1/GT4由来の前後ウェイトトラック
GTS3CGトラック(ヒール-トゥ5ポジション)大きな変更なし(フェース性能向上)
GTS4デュアルスピンコントロール(前後)GT3由来のヒール-トゥウェイトトラック

前回からの情報アップデート

項目前回(3/10時点)今回の続報
名称「GTi」リーク(公式未確認)「GTS」が正式名称。GTS2/GTS3/GTS4の3モデル
ラインナップ4モデル維持 or 変更の可能性GT1廃止、3モデル構成に変更(追加の可能性はあり)
ツアー投入マスターズ前後(4月予想)3月第4週に前倒し投入済み
一般発売5月変更なし(5月予定)
価格$699前後(リーク情報)公式未発表。$699予想は継続
テクノロジー未公表ウェイト調整機構のクロスオーバー採用が判明

注目すべきはツアー投入が予想より1ヶ月近く早まったこと。マスターズ(4/10-13)の段階ではすでに数週間のツアー実績がある状態で臨めるため、バッグイン率はさらに上がるでしょう。

正式スペックはまだ未発表

ヘッド体積、ロフト展開、ヘッド重量、MOIなどの正式スペック表はまだ公開されていません。現行GTのスペックを参考に掲載しておきます。

項目GT2GT3GT4
ヘッド体積460cc460cc430cc
ロフト8° / 9° / 10° / 11°8° / 9° / 10° / 11°8° / 9° / 10°
クラウンシームレスサーモフォームPMP同左同左
フェースSpeed Ring VFT同左同左
米国定価$599$599$599

GTSの正式スペックが出たら改めてお伝えします。

個人的に気になっている点

GTS2に前後ウェイトが追加されたのは素直に良いニュースだと思います。GT2はもともと寛容性が高いモデルでしたが、弾道の微調整ができなかったのが唯一の弱点でした。そこが解消されるなら、幅広い方におすすめできるモデルになりそうです。

ただ、GTS3の変更がそこまで大きく無いかもしれないというのは少し気になります。GT3ユーザーが買い替える理由があるかどうかは、実測データ次第でしょう。

以上、タイトリスト2026ドライバー続報第3弾|正式名称「GTS」判明、GTS2/GTS3/GTS4が今週ツアー投入開始という話題でした。

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この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら