タイトリストからGTシリーズの新しいフェアウェイウッドが発売されました。その名もタイトリスト GT1 3TOUR フェアウェイウッド。
なんと、現在のPGAツアーで使用されているタイトリストフェアウェイウッドの約20%がGT1シリーズという驚異的な採用率を記録しています。
タイトリストの当初の予想とは裏腹にツアープロからの高評価を受けているという状況によって、今回「ツアー仕様」のGT1 TOURが誕生しました。
以下、タイトリストのX公式アカウントでもアナウンスがありました。
Ready for launch. With lower spin.
— Titleist (@Titleist) July 1, 2025
Introducing the NEW GT1 3TOUR – a tour-inspired fairway model that features GT1's shallow fairway profile and high-launch stability, now with a stronger 14.5-degree loft and lower CG to reduce spin.
Now available for pre-sale and fittings:… pic.twitter.com/PG0T4t9q8v
現時点では国内未発表モデルですが、USモデルは購入可能な状態。フェアウェイゴルフにて取扱が開始しています。
目次
タイトリスト GT1 3TOUR フェアウェイウッドの概要

2025年7月1日に発表されたGT1 3TOUR フェアウェイウッドは、従来のGT1の「打ちやすさ」はそのままに、ツアープロが求める「コントロール性能」と「低スピン性能」を両立させたフェアウェイウッドです。
「ツアーからのフィードバックは非常に貴重なので、すべての製品のテストに選手を参加させています。たとえ、異なるプレーヤー向けに設計されている製品であってもです」と、タイトリストのクラブプロモーション担当シニアディレクター、JJ・ヴァン・ウェゼンベックは述べています。「GT1フェアウェイウッドのテストでは、一部のツアープレーヤーがその形状とフェース高を非常に気に入っていることがわかりました。しかし、多くのプレーヤーは、より強い弾道を得るために、もう少しロフト角を下げ、重心位置を下げる必要があることも分かっていました。GT1 3Tourは、GT1の形状の利点をすべて備えながら、スピン量をより最適な範囲まで下げ、それらのプレーヤーにとって最適な範囲を実現しました。」
また、単純にロフトが立っているだけではなく、使用される素材やテクノロジーにも違いがあります。GT1 3TOURと従来のGT1フェアウェイウッドとの主な違いは下記。
項目 | 普通のGT1 | GT1 3TOUR |
---|---|---|
ロフト | 15°, 18°, 21°, 24°の4種類 | 14.5°だけ |
クラウン素材 | ステンレス | Matrix Polymer(軽量) |
特徴 | 高く上がる、ミスに強い | 低スピン、風に強い、コントロールしやすい |
ヘッドサイズ | 180cc | 180cc |
Matrix Polymerクラウンによる重心最適化
GT1 3TOURのテクノロジー面での最大の特徴は、シームレスサーモフォームクラウンです。これは、タイトリストのGTドライバーでも採用されている「Matrix Polymer」という超軽量素材を使用したクラウン設計。
従来のGT1フェアウェイウッドはステンレススチール製のクラウンでしたが、GT1 3TOURではこの軽量クラウンにより、重心をより低く、より前方に配置することできています。
この重心設計の変更により:
•ボールスピードの向上:より効率的なエネルギー伝達
•スピン量の最適化:過度なスピンを抑制
•打ち出し角の維持:14.5度のロフトでも十分な高さを確保
という3つの効果を同時に実現可能になりました。
デュアルウェイトシステムで弾道調整
GT1 3TOURには、11gと3gの2つのウェイトが前後に配置されています。標準設定では11gのウェイトが前方、3gのウェイトが後方に配置されており、これにより低スピンで弾道を実現。
もしより高い弾道やスピンが欲しい場合は、ウェイト位置を逆にすることで弾道特性を調整できます。
シャローフェース設計による安心感

GT1 3TOURは「ツアー仕様」でありながら、シャローなフェース設計を採用しています。これにより、芝の上からでも優しくボールを拾うことができ、ツアープロでも「打ちやすい」と評価する理由の一つとなっています。
従来のツアー向けフェアウェイウッドは、性能重視でフェースが深く、打点がシビアになりがちでした。しかし、GT1 3TOURはシャローフェースにより、様々なライからでも安心して打てる設計となっているのもメリットです。
"This is another look of a golf club that gives a player more confidence"
— 2nd Swing Golf (@2ndSwingGolf) July 2, 2025
The Titleist GT1 3Tour Fairway Wood features a shallow face, low CG and stronger loft designed for higher launch and lower spin!
Is it a fit for your game? Sign up for a 2nd Swing Fitting today and… pic.twitter.com/Sx90vJFUpe
タイトリスト GT1 3TOUR フェアウェイウッドの取扱いショップ情報
現時点では国内未発表モデルですが、USモデルは購入可能です。
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん。
筆者も何度も利用していますが、配送も迅速で対応も丁寧。正規ラインセンス品取扱い店でもあるので安心して購入が可能です。
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