グラファイトデザインのツアーAD(TOUR AD)は、ツアーで使っているプロも多い、カスタムシャフトの定番です。

ただ、今買えるドライバー用だけでも9シリーズあり、表記はほとんどが「中調子」。どれを選べばいいか分かりにくいのが難点です。

ぼくはこれまでツアーADを15本試打して、そのうち10本は振動数も計測してきました。その実測値と試打の感想をもとに、今買えるモデルの違いと選び方、歴代モデルの一覧をまとめます。

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ツアーADの特徴|表記は中調子でも打つと結構違う

ツアーADは、ほとんどのモデルがカタログ上は「中調子」です。でも実際に打つと、DIやPT、VFのように手元側がしなって先端がしっかりしたモデルもあれば、CQのように中間から先が走るモデルもあります。

なので、選ぶときは調子の表記より「つかまり」と「弾道の高さ」で見るのがおすすめ。下の表は、ぼくが試打したときの感触で分けています。

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今買えるツアーADの種類と特徴【一覧表】

2026年9月時点で新品が買える、ドライバー・ウッド用のモデルです。XCとHDは公式サイトの一覧からは外れていますが、販売店にはまだ新品があります。

振動数と中間剛性は、ぼくが6Sを計測した数値です。

モデル発売表記の調子つかまり弾道・スピン振動数/中間剛性(6S)試打レビュー
EK2026年9月中調子弱め低弾道・低スピン268cpm/5.61kgEKの試打評価
FI2025年9月中調子控えめ高打ち出し・低スピン278cpm/5.73kgFIの試打評価
GC2024年9月中調子弱め(フェード)やや高弾道267cpm/5.44kgGCの試打評価
VF2023年10月中元調子普通やや低弾道・低スピン264cpm/4.88kgVFの試打評価
CQ2022年10月先中調子強い中弾道・低スピン274cpm/4.71kgCQの試打評価
UB2021年10月中調子弱め(フェード)低スピン未計測UBの試打評価
DI2009年10月中調子普通(左に行きにくい)中弾道・低スピン未計測DIの試打評価
IZ2017年9月中調子良い適正な高さ261cpm/未計測IZの試打評価
PT2006年12月中調子やや良い低スピン264cpm/未計測PTの試打評価
XC2019年9月中元調子弱め低弾道・低スピン未計測XCの試打評価
HD2020年9月中調子ほどよい中低スピン260cpm/未計測HDの試打評価

IZはカタログ上は中調子ですが、中元調子と紹介されることもあります。DIにはカラー違いのDI BLACKもあり、性能はオリジナルのDIと同じです。

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ツアーADのポジションマップ

ぼくが試打したツアーADを、つかまりと弾道の高さでマップにしました。横はつかまり(曲がり幅、着弾の左右、打ち出し方向)、縦は弾道の高さ(スピン量、最高到達点、打ち出し角、落下角)です。

ツアーADシャフトのポジションマップ

EK・FI・GC・VF・CQは実測データから、ほかのモデルは過去の試打データと打った感触から位置を決めています。真ん中は、ぼくが計測したドライバー用シャフト全体の平均です。

はっきりつかまるのはCQで、PTとIZもつかまりが良いほうで。GCはつかまりが弱めで高さが出るタイプで、UB・XC・DIは左に行きにくいです。

意外にもEKはいちばん低い弾道で、VFも平均より低め。FIはほぼ真ん中で、HDはそれより少し高めかなというポジション。

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ツアーADシャフトのモデルごとの特徴と相性

ツアーAD EK(2026年)

  • 新世代の走り系としてメーカーが発表した最新モデル
  • 走り系のわりにつかまりは弱めで、左へのミスが出にくい
  • 低弾道・低スピンの強い弾道
ツアーAD EKのシャフト

2026年9月に発売されたツアーADの最新モデルで、メーカーは新世代の走り系と説明しています。手元の剛性を高めて、中間から先端がしなやかに動く設計です。

ただ、ぼくが打つかぎり、走り系のわりにつかまりは弱め。弾道は低く、低スピンの強い弾道で、左へのミスが出にくいシャフトでした。

つかまる走り系を期待すると、イメージと違うかもしれません。

叩いても左に行かない走り系を探しているハードヒッターにおすすめ。

試打レビュー【試打評価】ツアーAD EK|走り系なのに暴れず叩ける低スピンシャフト

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ツアーAD FI(2025年)

  • 先端を強化したトルネードチップテクノロジー
  • 高打ち出しなのに低スピン
  • 計測したツアーADでいちばん手元が硬い
ツアーAD FIのシャフト

2025年9月発売で、先端側を強化したトルネードチップテクノロジーを採用。打ち出しを確保しながら、スピンを抑える設計です。

表記は中調子ですが、打った感覚は中元調子くらい。

6Sの振動数は278cpmと、ぼくが計測したツアーADでいちばん高い数値でした。

ただ、振ってみるとVENTUS系よりしなやか。先端が硬いのに高さを出しやすいのも面白いところです。

つかまりすぎない中調子で、高打ち出し・低スピンにしたい方におすすめです。

試打レビュー【試打評価】TOUR AD FI|トラックマン4でデータ計測

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ツアーAD GC(2024年)

  • メーカーいわく新世代ニュートラルシャフト
  • つかまりは控えめなフェード系
  • フェードでもスピンが増えにくい
ツアーAD GCのシャフト

2024年9月発売で、メーカーは新世代ニュートラルシャフトと説明しています。スイング中のねじれとつぶれを抑えて、ミート率と初速を上げる設計です。

打ってみると、つかまりは控えめなフェード系。ドローヒッターのぼくが打ってもストレートから軽いフェードになり、フェードでもスピンが増えにくいので飛距離も出てくれました。

もう少しつかまりが欲しいならPT、左をしっかり消したいならGCがおすすめ。振り心地はやや硬めなので、しなりが欲しい方はワンフレックス下も候補に入れてください。

試打レビュー【試打評価】TOUR AD GC|トラックマン4で計測

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ツアーAD VF(2023年)

  • 「強く叩けて軽やかに振り抜ける元調子進化系」
  • 手元にM40Xを使い、振り遅れを抑えた中元調子
  • DI・UB・XCよりつかまる
ツアーAD VFのシャフト

2023年10月発売の中元調子です。手元に高弾性のM40Xを使って、手元調子にありがちな振り遅れを抑えています。

試打した結論は、振りやすいのに安定してめっちゃ飛ぶ、元調子の理想形。DI・UB・XCよりつかまるので、手元系が好きで左を消しながら飛ばしたい方にはかなりおすすめです。

試打レビュー【試打評価】ツアーAD VF|飛び・安定性・振りやすさ!理想的です!【口コミ・評判・インプレ】

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ツアーAD CQ(2022年)

  • ツアーADではっきりつかまる先中調子の走り系
  • 手元は硬く、中間から先がしなやか
  • スピンの少ないドローで飛ばせる
ツアーAD CQのシャフト

2022年10月発売の先中調子で、ツアーADの中ではっきりつかまる走り系です。

6Sの振動数は274cpmと手元はかなり硬いのに、中間剛性は4.71kgと低め。中間から先端はわかりやすくしなって戻るので、走り感の気持ちよさは最高峰です。

ここまで手元が硬いと、タメを作れるスイングのほうが相性はいいです。つかまりは非常に強く、スピンの少ないドローで飛ばせるタイプでした。

つかまりを良くしたい方や、走り系が好きな方におすすめ。

試打レビュー【試打評価】ツアーAD CQ|超気持ちいい走り感を味わえるドロー系シャフト【口コミ・評判】

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ツアーAD UB(2021年)

  • 大型・高慣性モーメントのヘッドに合わせた中調子
  • フェード系で低スピンのハードなシャフト
  • XCよりは少しつかまって上がりやすい
ツアーAD UBのシャフト

2021年10月発売。大型・高慣性モーメントのヘッドに合わせて、先端から先中部を強くしてヘッドのブレを抑えた中調子です。

打ってみると、フェード系で低スピンのハードなシャフト。

それでも、2019年のXCよりは少しつかまって上がりやすい印象でした。

左のミスを消して、叩いて強い弾道を打ちたい方向けです。

試打レビュー【試打評価】ツアーAD UB|安定感抜群の低スピンフェードシャフト

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ツアーAD DI(2009年)

  • 2009年から続くロングセラー
  • 先端の剛性が高い粘り系
  • 叩いても左に巻きにくい中弾道の強い弾道
ツアーAD DIのシャフト

2009年10月に発売されてから、今もラインナップに残るロングセラー。先端の剛性が高く、中調子表記ながら手元側がしなる粘り系です。

叩きにいっても左に巻くボールはほとんど出ず、中弾道で伸びのある強い弾道になります。

先端が硬いのでつかまらないのでは、と思うかもしれませんが、無駄な動きをしないだけで十分つかまってくれました。

カラー違いのDI BLACKもあり、性能はオリジナルのDIと同じです。

試打レビュー【試打レビュー】ツアーAD DIを実際に使用してみての感想と評価

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ツアーAD DI HIGH MODULUS RELOADED(2023年・数量限定)

  • DIを高弾性化した数量限定モデル
  • 低スピンでねじれの少ない強い弾道
  • オリジナルDIの特性はそのまま

2023年12月に3,000本の数量限定で発売された、DIの高弾性モデルです。先端にM40Xなど高弾性の素材を使い、DIの特性はそのままに、低スピンでねじれの少ない強い弾道をめざしたとメーカーは説明しています。

公式サイトの一覧からは外れていますが、販売店にはまだ新品があります。ぼくはまだ試打していません。

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ツアーAD IZ(2017年)

  • ぼくの感想は「やさしめのDI」
  • 手元に少ししなりがあり、タイミングが取りやすい
  • 先端がDIほど硬くなく、ボールをつかまえてくれる
ツアーAD IZのシャフト

2017年9月発売で、打った感想は、やさしめのDI。

手元側に少ししなりを感じてタイミングが取りやすく、先端はDIほど硬くないので、ボールをつかまえてくれます。

6Sの振動数は261cpm。クセがないので、極端な走り系や手元調子が合わずに迷っている方におすすめです。

試打レビューツアーAD IZ試打評価|ツアー使用率No.1シャフトの実力を検証

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ツアーAD PT(2006年)

  • 2006年から続くロングセラー
  • クセがなくタイミングが取りやすい
  • つかまったときにスピンがしっかり減る
ツアーAD PTのシャフト

2006年12月発売で、今もラインナップに残っているロングセラー。クセがなくタイミングが取りやすいシャフトです。

6Sの振動数は264cpmと硬め。つかまりはぼちぼち良く、それでいてつかまりすぎないニュートラルなタイプ。

つかまったときにスピンがしっかり減るのも魅力です。

硬さを感じたら、ワンフレックス落として組むのもおすすめ。

試打レビューツアーAD PT試打評価レビュー|一生使える低スピンシャフト

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ツアーAD XC(2019年)

  • ツアーADでは珍しい中元調子表記
  • 先端が硬く、バックスピンを減らせる強い弾道
  • 左へのミスが出にくい
ツアーAD XCのシャフト

2019年9月発売で、カタログ上は中元調子と、ツアーADでは珍しい表記のモデルです。粘り系らしいしなり感はありますが、全体的に余計なことをしないシャフト。

先端が硬いので、打ち出しとバックスピンを抑えた強い弾道になります。左へのミスも出にくく、つかまりのいいヘッドと相性がいいです。

反対に、もともと弾道が低い方にはおすすめしません。

公式サイトの一覧からは外れましたが、スリーブ付きシャフトの新品はまだ販売されています。

試打レビューツアーAD XC試打評価レビュー|バックスピンを減らせる強弾道シャフト

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ツアーAD HD(2020年)

  • 先端ちょい硬で、クセのないしなり
  • 左に行きにくいのに、つかまりもそれなり
  • 中低スピンで伸びのある弾道
ツアーAD HDのシャフト

2020年9月発売。先端から中間部をしっかりさせたモデルですが、しなり戻りは早めで、つかまりは悪くありません。

打った感覚は、TPの先端をちょっと硬くしたようなフィーリング。しなりにクセがなく、非常に振りやすいシャフトでした。

先端が動きすぎないので左に行きすぎず、ちょうどいいつかまり具合。6Sの振動数は260cpmです。

こちらも公式サイトの一覧からは外れましたが、新品のスリーブ付きシャフトが販売店に残っています。

試打レビューツアーAD HD試打&評価|先端ちょい硬だけど癖のないしなり感と中低スピンで伸びのある弾道が魅力

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ツアーAD Lia(2025年)

  • ツアーADでいちばん軽いシリーズ
  • ウッド用は37gと39gの2種類
  • ハイブリッド用・アイアン用もある

2025年9月にFIと同時に発売された、ツアーADでいちばん軽いシリーズです。ウッド用は37gと39gの2種類で、軽さと安定感を両立したとメーカーは説明しています。

ぼくはまだ試打していません。とにかく軽いカスタムシャフトを探している方の候補です。

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ツアーADの振動数・中間剛性一覧(実測)

ぼくが計測したツアーADの振動数(手元側の硬さ)と中間剛性です。どちらも数値が大きいほど硬く、スペックは6S(HYだけ75R)です。

モデル振動数中間剛性メモ
FI278cpm5.73kg計測したツアーADでいちばん手元が硬い
CQ274cpm4.71kg手元は硬く、中間はやわらかい。走り感の元
EK268cpm5.61kg計測上の硬さはGCに近い
GC267cpm5.44kgEKと近い数値
VF264cpm4.88kg手元系だが中間剛性は低め
PT264cpm—硬めのフィーリング
IZ261cpm—45.5インチで計測
VR(歴代)261cpm—CQより手元がやわらかい
HD260cpm—先端ちょい硬で、クセのないしなり
HY(ユーティリティ用)265cpm4.65kg75Rで計測

カスタムシャフトの6Sは260〜270cpmぐらいが多いので、FIとCQは手元がかなり硬め。中間剛性はドライバー用の中でCQがいちばん低く、ここが走り感につながっています。

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タイプ別の選び方とヘッドスピードの目安

グラファイトデザインは、モデルごとの推奨ヘッドスピードを数値では公表していません。公式サイトには、ヘッドスピードなどを答えるとモデルを提案してくれる「SHAFT FINDER」があります。

ぼくの試打の感想から、タイプ別に選ぶとこうなります。

こんな方に候補ぼくの試打メモ
つかまりと走り感が欲しいCQ手元が硬いので、切り返しでタメを作れるスイング向け
クセのない中調子で選びたいIZ・PT・HD迷ったらIZかPTから
左を消して叩きたい(手元系)VF・DI・XCVFは振り遅れにくく、XCは低弾道・低スピン
左を消してフェードで打ちたいGC・UB・EKGCはフェードでもスピンが増えにくく、EKとUBは低スピン
高打ち出し・低スピンにしたいFI手元は硬め
とにかく軽いシャフトがいいLiaウッド用は37gと39g

硬さの目安として、ぼくのヘッドスピード(45m/s前後)では、PTとGCはワンフレックス落としてもいいと感じました。ツアーADは、同じ表記のフレックスでもしっかりめに感じるモデルが多いです。

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ツアーADの歴代モデル一覧

PT以降のドライバー・ウッド用モデルを発売順にまとめました。「現行」はグラファイトデザインの公式サイトに載っているモデル、「在庫あり」は公式の一覧からは外れていても新品が買えるモデルです。

モデル発売表記の調子特徴今
PT2006年中調子クセがなく安定。つかまるとスピンが減る現行
DI2009年中調子先端剛性が高い粘り系。左に行きにくい現行
DJ2010年—DIに近い挙動で、ややアッパーに動いてつかまりやすい—
BB2011年中調子手元側がしなる粘り系。低スピンの強い弾道—
GT2012年中調子全体剛性を上げた弾き系。BBよりやさしい—
MT2013年ダブルキック中間剛性を高めた弾き系。ドローが打ちやすい—
MJ2014年先調子手元と中間を硬くした弾き系。高弾道・低スピン—
GP2015年中元調子手元がしなり、先端から中間が硬い—
TP2016年中調子静かなしなり戻り。幅広い方に合う—
IZ2017年中調子やさしめのDI現行
VR2018年先中調子手元剛性を高め、つかまりが良い—
XC2019年中元調子先端が硬く、バックスピンを減らせる強い弾道在庫あり
HD2020年中調子先端ちょい硬。クセのないしなりで中低スピン在庫あり
UB2021年中調子大型ヘッド向けのフェード系・低スピン現行
CQ2022年先中調子つかまる走り系現行
VF2023年中元調子振り遅れにくい元調子系現行
DI HIGH MODULUS RELOADED2023年中調子DIを高弾性化した数量限定モデル在庫あり
GC2024年中調子ニュートラルなフェード系現行
DI BLACK2025年中調子DIのカラー違い。性能は同じ現行
FI・Lia2025年中調子高打ち出し・低スピン/最軽量シリーズ現行
EK2026年中調子新世代の走り系現行

DJからGPまでの特徴は、2017年に各モデルを紹介したときのメモと当時のメーカーの説明をまとめたものです。TPとVRはモデル名から試打レビューを読めます。

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ユーティリティ用・フェアウェイウッド用のツアーAD

フェアウェイウッド専用の「F」と、ユーティリティ用の「U」「DI HYBRID」「VF HYBRID」「HY」があります。

FとU、DI HYBRIDはまだ試打していないので、メーカーの説明をもとに紹介します。

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ツアーAD F(フェアウェイウッド専用)

ツアーADで唯一のフェアウェイウッド専用シャフトです。すべて中調子で、50g台はトルクを増やしてやさしく、60〜80g台はトルクを抑えて叩ける設計。

ドライバーでツアーADを使っている方が、フェアウェイウッドの流れをそろえたいときの候補です。

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ツアーAD U(ユーティリティ用)

高弾道でグリーンを狙えるユーティリティ専用シャフトで、先端径を8.9mmにして上がりやすさとつかまりの良さを出しています。

重量はU-55からU-95までの5種類。フェアウェイウッドとアイアンの間をつなぐ重量設定です。

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ツアーAD DI HYBRID(ユーティリティ用)

DIの名前がついたユーティリティ専用シャフトです。先端径を9.4mmにしてスイング中のブレを抑え、吹け上がりとつかまりすぎを抑える設計。

重量は75〜105の4種類で、95と105はSとXだけの展開です。

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ツアーAD VF HB(VF HYBRID)

ツアーAD VF HBのシャフト

ぼくが試打したVF HBは、先端がかなりタフなフェード寄りのシャフト。スライサーの方にはおすすめしにくい反面、ユーティリティで左へのミスが嫌な方にはハマる可能性が高いです。

105と95は手元を細身にして先端の硬さを強調し、85と75は手元側にしなりのポイントを持ってきた設計です。

試打レビュー【シャフト試打評価】ツアーAD VF HB(ハイブリッド)|トラックマン4で計測

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ツアーAD HY(ユーティリティ用)

ツアーAD HYのシャフト

HYは75Rで振動数265cpm、中間剛性4.65kgと、比較的やわらかいフィーリングでした。

硬すぎないシャフトで、コントロール性能を高めたい方に向いています。

試打レビュー【試打評価】ツアーAD HY ユーティリティ用シャフト|しなやかで上がりやすい【口コミ・評判】

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ツアーADのよくある質問

Q. DIの新旧の違いは?

A. 2009年発売のオリジナルDIに加えて、2023年12月に素材を変えて低スピン・強弾道寄りにした数量限定の「DI HIGH MODULUS RELOADED」、2025年1月に色違いの「DI BLACK」が出ています。DI BLACKは性能はオリジナルと同じで、重量帯が50g台〜70g台に絞られています。

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Q. TPの後継モデルは?

A. TPは今の公式ラインナップには載っていません。発売当時はスピード感のあるDIというイメージだったので、今選ぶならDIか、DIをやさしくしたようなIZが近い候補です。

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Q. ツアーADの剛性分布図はある?

A. グラファイトデザインは、剛性分布図を常設のページでは公開していません。新製品の発表資料で、ほかのモデルとの位置関係が説明されることはあります。

硬さを比べるなら、この記事の実測値の一覧を目安にしてください。

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Q. 表記の調子はあてにならない?

A. ツアーADはほとんどが中調子表記なので、調子だけでは違いが分かりません。つかまりと弾道の高さで選ぶのがおすすめです。

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この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年。元ゴルフショップ店員・クラフトマンで、ゴルフメーカーにも10年以上勤務。Trackman 4とGCQuadで計測した試打データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画でレビューしています。

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら