ゴルフ距離計

【ゴルフバディaim W11評価レビュー】コスパ最強ゴルフナビに新機能が追加されてさらに使いやすくなった

ゴルフバディaim W11評価レビュー

ゴルフバディのaim W10と言えば以前に「【GOLFBUDDY AIM W10評価レビュー】フルカラーで精度も高い時計型ゴルフナビ」という記事でも紹介していたコスパ最強の時計型ナビです

ゴルフバディはゴルフ関連の距離計の中では低価格ながら品質や完成度が高いです。ぼくも気に入っているメーカーなのですけど、今回2021年モデルとして「aim W11」が発売されました。というわけなんで、さっそく購入して実際にラウンドで使ってみました

この記事では、時計型ゴルフナビを多数テストしてきたぼくが、ゴルフバディaim W11の良い点と気になる点を正直にレビューしていきます

結論からいうと、コスパはやはり最強!タッチ操作も改善されて飛距離計測も可能になりました。2万円前後だと最もおすすめな時計型ゴルフナビです

まさ
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お値段据え置きで新機能が追加

ゴルフバディW11ディスプレイ

Amazonのゴルフバディ本社直営ショップだと19,900円で購入可能です。ここはaim W10と一緒。新作でも値上がりはせずに価格が据え置きなのは嬉しいです

前作から変わらずコースレイアウト表示や高低差距離、スコア登録などゴルフナビに欲しい機能は一通り網羅されていますしかもこの低価格でタッチパネル操作の直感的な操作ができる点が魅力です(本体にボタンは一つ。ほぼタッチで操作します)

aim W11になってから新たに追加された機能があります。ショットの飛距離計測ができるようになりました(ダイナミックショットディスタンス機能)

ゴルフバディaim w11飛距離計測飛距離計測が可能になった

自分のドライバーやアイアンショットの飛距離を計測できるようになったので、実際に何ヤード飛んだのか測ることができます。他メーカーのナビでは今や当たり前の機能になってきていますから正直なところ真新しいものではないのだけど、価格が上がったりはしていないから素直に嬉しいアップデートだと思います

2タップで計測ができて操作は簡単

まさ
まさ
ただし新機能はこれだけ。つまり他はaim W10とほぼ一緒(だと思っている)

ゴルフバディW11計測メイン画面グリーンまでの距離表示。手前からフロントエッジ、センター、バックエッジ

細かいけどタッチパネルの感度が良くなりました。シンプルに操作性が良くなっていましたね。これは前作aim W10の気になるところでぼくも上げていた部分です。前作ではタッチ操作がどうも引っかかってしまったり、前作はモサッとした使用感でしたけどかなり改善されてスムーズになりました

つまり、aim W10を既に持っている方で飛距離計測機能が必要ないなら無理に買い替えの必要はありません

まさ
まさ
W10のタッチ操作に不満があるなら買い替えは十分アリです

これから新たに購入を検討している方であれば、aim W11とaim W10のどっちが良いの?となるはず新規で今からゴルフウォッチを買うなら間違いなくaim W11が良いです(お値段据え置きで純粋に機能がアップデートされているから)

「ゴルフウォッチが欲しいけどなるべく安いモデルを探している」という方にはコスパ最強で本当におすすめです。相変わらずですが、この価格帯での完成度はズバ抜けています

 

ゴルフバディaim W11の概要

ゴルフバディW11同梱物

同梱物はこんな感じで、充電ケーブルと交換用のベルト、説明書が入っています

サイズ 46×46×14.6mm
重量 55g
ディスプレイ フルタッチ1.3インチTFD-LCD
解像度 240×240px
接続方式 Bluetooth
バッテリー Rechargeable Lithium Polymer3.8v、600ma
使用時間 ゴルフモード10時間
内蔵コース情報 約40,000コース
防水 IPX7

デジタルスコアカード機能もあります

ゴルフバディW11スコア登録

スコアカード機能のUIが改善されて使い勝手がよくなっていました。スライドさせたりタップしてポチポチするだけです

タッチ操作の感度も良くなりストレスなく入力が可能

aim W11とW10、外観の違い

前作W10との本体の違い

ゴルフバディW11とW10左がaim W11、右がaim W10

ベルトは違うけど、これはどちらも付け替えることが可能。メーカー的にはモダンなデザインに変わったとのことだったけど、パッと見は一緒です

さらに近くで見てみると

ゴルフバディW11とW10②左がaim W11、右がaim W10

ベゼルのところが何も書かれていなくてシンプルな外観になっています

厚みは一緒。変わっていませんね

左がaim W11、右がaim W10

重量は一緒

58gと56gで、aim W11の方が重いように見えますけど、実は3色バンドの方が2g重たいです

というわけで重量はまったく一緒

まさ
まさ
というか本体はベゼルになにも描かれていないだけで全て同じです

 

精度検証(バックエッジ以外は申し分なし)

肝心のaim W11の精度は実際のところどうなのか、実際のラウンドでテストしました

まさ
まさ
結論から言うと割とバックエッジがズレます。けどフロントとセンターは問題なしです

比較にはイーグルビジョンWATCH ACEユピテルTGN7000を使用しました。この2機種はとにかく精度が高くてレーザー距離計に匹敵するレベルに高精度なナビです

あとはカートナビとも比較しています

まずはこちら。ややズレがあります

ゴルフバディW11精度比較
  フロントエッジ センター
aim W11 435 445
イーグルビジョン 434 448

フロントエッジでは1ヤードのズレ。センターは3ヤード

次はこちらドンピシャです

ゴルフバディW11精度比較②
  フロントエッジ センター
aim W11 108 128
イーグルビジョン 108 128

センターとフロント。どちらもピッタリです

これはユピテルとの比較です

ゴルフバディW11精度比較③
  フロントエッジ センター バック
aim W11 143 158 172
ユピテル 143 159 179

センターは1ヤードのズレ。フロントはピッタリです

気になるところとしてはバックエッジが大幅にズレているところ。7ヤード違うからこれは正直ヤバい

これ以外でもバックエッジは結構ズレていました。ぼく的にはここがどうも気になる部分です

カートナビと比較したのがこちら

ゴルフバディW11カートナビと比較
  センター
aim W11 158
カートナビ 157

これはピンポジションがセンターだった状況です。これでセンターまでの距離のズレが1ヤードだからほぼ合っていますね

まさ
まさ
バックエッジ以外(フロントとセンター)の精度面に関してはほぼ問題なし。普通には使えるけれど、完璧とはいい難いです

 

良いところ

ここからは精度面以外でaim W11の良いところを紹介していきます

機能を考えると安すぎる

何より安いのがaim W11を買う最大の理由です。それは前作のW10から変わらないところ。ここが何よりのストロングポイントだし、全てが凝縮していると言っても過言ではありません

2万円を切る価格で下記の機能が備わっているのは本当に強いです

  • フルカラースクリーン
  • コースレイアウト表示
  • タッチパネル操作
  • 高低差補正機能
  • 飛距離計測

現状タッチ操作に対応している時計型ナビは、aim W11が発売された段階(2021年3月)で、ガーミンS62やS42。ボイスキャディT6です。それぞれ最低でも34,000円以上するハイエンドなモデルたち

しかも今回はタッチ操作が本当に改善されていて使用感も良くなりました。ここはシンプルによく出来ていると感じました

aim W11にはさらにコースレイアウト機能や高低差補正など機能はモリモリ。どう考えてもこれだけ機能が備わっていて19,900円は安すぎる。おかしい

まさ
まさ
当然ガーミンボイスキャディはさらに高性能で機能が豊富なんですけど、この価格だと必要十分です

ハザードまでの距離はこんな表示

ゴルフバディW11ハザードまでの距離

液晶はかなり見やすいです

バッテリーが十分保つ

ゴルフモードで10時間は最近のゴルフウォッチの中では正直短めなんですけど、1ラウンドは十分保ちます

スタート時がこれ

ゴルフバディW11バッテリー

1ラウンド終了後、ちょうど半分になっていました

ゴルフバディW11バッテリー残量

十分すぎるぐらいに保ってくれました。これでバッテリーが1ラウンド保たないとは言わせない

ただ2ラウンドはちょっと微妙だから、毎回ラウンド前に充電をするのは必要だと思います

充電し忘れてそのまま次のラウンド行くと恐らく途中で切れます

 

残念なところ

3点間距離表示が使えない

ゴルフバディW11コースレイアウト

タッチ操作に対応していて、フルカラーコースレイアウトも見れるのがゴルフバディの良いところなんですけど、レイアウトは拡大縮小しか搭載されてないのが残念です

ようするにコースレイアウト内を自在に計測する事はできないです

aim W10の時からそうだったんですけど、3点間距離表示は使えません

新作に期待していたのはここだったんですけどね。次回作はどうか任意の場所をタッチして距離を測る機能を追加してもらいたい

値段的に3点間距離表示の機能が付いたらまじで最強になりそうです

グリーンアンジュレーション機能が日本では使えない

ゴルフバディaim W11グリーンアンジュレーション

aim W11はグリーンアンジュレーション機能が使えるらしい。韓国では・・・

めちゃくちゃ有能機能だと思うんですけどね

日本では残念ながら対応していないらしく、使うことができません

なんとか頑張ってほしいけど、日本はコース数も多いから大変みたいです

 

ゴルフバディaim W11の総評

ゴルフバディW11ディスプレイ

ゴルフバディaim W11の紹介でした

価格的にも最強の機能性を誇るゴルフウォッチです。コスパはやはり最強

前作と比べて飛距離計測機能の追加以外に特別大きな変更点はないけど、お値段据え置きでタッチ感度のアップなど、細かなアップデートだけど使用感の向上が施されている点は評価できます

2万円前後でゴルフウォッチを探しているならaim W11を選べば間違いないはず。おすすめです

おすすめ度

 

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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