ユピテルYGN7000というゴルフナビを購入。腕時計ゴルフナビに関しては結構色々な種類をレビューしてきたのですが、今回はいわゆるポータブル系(ぼくが勝手に呼んでいるだけ)手に持って、持ち運びの際はポケットに入れて使うタイプです
最近では時計型ナビが高機能になってきて主流になりつつあるとは思うんですけど、やっぱり大画面で情報が見れて、尚且タッチパネルでの操作にも対応しているとなると試さずにはいられないというのが本音。そして早速ラウンドに持ち出して試してきました
という事でこの記事では「ユピテルYGN7000ゴルフナビ」の良い点と気になった点を正直にレビューしていきたいと思います
結論から先に言っておくと、「精度面はマジで最高だし、大画面なので情報量も文句なし。スマホと連携せずとも本体1台で完結できるのは嬉しい所です(スコプラに連携可能)。さらにバッテリー保ちは化物」です。不満点はショットログを残すのに毎回地点登録ボタンを押さないといけない所と、本体サイズがまあまあ大きい所
とりあえず迷ったらこれを買えば大丈夫。それぐらいに高精度で間違いなくおすすめです
あと、この手のタイプだったらスマホのゴルフナビアプリでも良くない?と思うかもしれませんが、専用端末だしバッテリー保ちが段違いです。電池切れの心配はもはや皆無。そういった不安から開放されたいなら検討してみても良いと思います
ユピテルYGN7000の概要
内容物はこんな感じ。本体に充電ケーブル(マイクロUSB端子)、電源アダプタ。説明書
本体サイズ | 61(幅)×129(高さ)×17(奥行)mm(突起部除く) |
重量 | 約150g(内蔵電池含む) |
測位衛星システム | みちびき(L1C/A、L1S)、GPS、ガリレオ |
ディスプレイ | 3.2インチTFTカラー液晶(VGA)/静電式マルチタッチディスプレイ |
防水機能 | IPX7準拠 |
稼働時間 | 最大31時間(輝度を「暗い(1)」、省電力移行時間を「20秒」に設定時) |
充電時間 | 約6時間 |
主なスペックは上記のとおりで、YGN7000が最も売りにしているポイントは下記
- みちびきL1S、ガリレオ対応による測位精度
- 大容量バッテリー(最大31時間稼働)
- 高低差アジャスト機能(打つべき距離がわかる)
YGN7000本体
▼本体がこちら。本体下にボタンが付いていますけど、タッチ操作にも対応
タッチ操作の誤作動が心配になりますけど、画面ロックすることも可能です
一番右の電源ボタンを押せばロックできて、もう一度押すと解除できます。ワンタッチで切り替えできるから、ここに関してはストレスフリーです
▼手に持った時のサイズ感がこれ。まあまあ大きいですけど、細長いのでポケットにはすっぽり入ります
▼横から
▼本体重量は150g。文庫本1冊と同じぐらいの重さです
正直最初は結構大きいなこれ!と思いましたけど、重さと大きさは1ラウンド使っていれば慣れます。心配は無用
それよりも後述するメリットが勝っているので、大きさに関しては許せます
▼競技モードももちろん搭載。競技でも使用可能です
ユピテルYGN7000の便利機能
高低差アジャスト機能
▼高低差アジャスト機能
119ヤードと表記されていますが、これは高低差を加味した打つべき距離を教えてくれます。ちなみにグリーンセンターまでです
ピンポジ登録
▼ピンポジションも変更可能。1メモリで1ヤードだそう
ラウンド始まる前に予め全ホール登録しておくと楽です
ハザード確認
▼各ハザードまでの距離も簡単に把握できます
3点間距離表示
この手のナビには絶対に欲しい機能のひとつである3点間距離表示も搭載しています
レイアップ時など、コースマネジメントに非常に役立ちます
飛距離計測&ショットログ及びスコア登録
▼本体下の「登録」ボタンを押すと、地点登録が可能。飛距離に加えて、ショットのログも残ります
ちなみにこの画面は「登録」ボタンを長押しするとでます。番手とライを選択可能。地点登録するだけで良いなら、短押しでOK
▼地点登録後はボールの場所まで行ってから、再度登録ボタンを押すと飛距離計測ができます
▼こんな感じでログが残ります
無料で使える「スコプラ」というデータ管理サービスでも連携して確認できますが、端末単体でも使えるのが便利
より詳細な情報を残したいならスコプラに登録しましょう(無料)
▼スコア登録も可能。P1がぼくのスコア。残りは設定してないから関係ないです
4人分登録が可能です
ユピテルYGN7000ゴルフナビの良いところ
ここからは実際にラウンドで使用した体験を元に、ユピテルYGN7000ゴルフナビの良いところを紹介していきます
精度はレーザー距離計なみ
まずは計測精度なんですけど、非常に高精度です。ここに関しては現在のゴルフナビ市場の中でも最高峰の出来だと言えます
▼ピンポジ登録後の打つべき距離
▼J300でピンまでの距離を計測したら、同じ89ヤード。すごい
▼こちらは高低差を加味して145ヤード
▼J300で計測しても145ヤード。恐るべき精度
関連ファインキャディJ300レーザー距離計 評価レビュー|使用感は神の領域に進化
▼これ以外にも、高精度で信頼している「イーグルビジョンWATCH ACE」とも比較
ほぼ一緒
▼別地点
これもほぼ一緒
精度面に関して気になる方が一番多いとは思うんですけど、なんの心配もいらないというレベルだと感じます。実際にこの距離を見てプレーしてみても違和感は全く感じませんし、信頼して使うことが可能です
関連【イーグルビジョンWATCH ACE評価レビュー】今なら買いの高精度時計型ゴルフナビ
高低差アジャスト機能
高低差アジャスト機能を搭載しているのがYGN7000の売りで、便利な機能でも紹介しましたが、これはかなり使い勝手が良いです
端末をスリープから復帰すると、自動で打つべき距離を画面上部に表示してくれます
ただ3秒でこの表示が消えてしまいます。ここはちょっと残念な仕様なんですけど、本体下の十字キーの右を押すと、何度でも表示してくれます
何ヤード打てば良いのかがすぐにわかるから最高です
情報量が多いのに見やすいディスプレイレイアウト
▼とにかく情報量が多い。それでいて見やすい
写真が見にくくて申し訳ないんですけど、時計型ナビと違って情報量が圧倒的に多いです
基本的には操作は必要なくて、一目で全てのハザードまでの距離だったりが瞬時に確認できます
プレースピードにも影響が出にくくて、スロープレーの心配も少ないです
タッチ操作で直感的に操作可能
タッチ操作に対応しています。これによって操作に迷うことがなくて直感的に使うことができます
ピンポジ登録や3点間距離表示の機能を使う時も楽
ただ、スマホ並の操作性ではなくて、タッチ操作の感度はそこまで良くないです。ややストレスは感じるけど、ボタン操作とタッチ操作の両方を採用している点を評価したいです
驚異的なバッテリー保ち
バッテリー保ちが尋常じゃなくて、上記写真は1ラウンド使用後です
バッテリーゲージに関しては全然減っていません
公称値では画面の明るさを最低にした状態で使って31時間保つとの事でした。ただ、今回は明るさを最大に使ってもこれ
電池保ちは筐体が大きいこともあって最高でございます
2ラウンドも全然余裕でこなせそう(試してはいないから一応充電しておくことをおすすめ)
ユピテルYGN7000の気になるところ
ログを残すための地点登録が面倒
地点登録があって、ログが残ることは説明したとおりなんですけど、そのログを残すのに毎回地点登録をする必要があります
時計型と違って微妙なのはここですね
計測機を取り出してから距離を測って、そのついでに登録ボタンを押すことをルーティンにすれば良いのですけど、忘れる
まあこれはぼくが時計型の自動トラッキングに慣れてしまっているというのもあるのだけど、とにかく面倒に感じます
プレーに集中していると忘れる・・・
落下による紛失が心配。対策は必要
時計型と違ってデメリットになるのはこれじゃないかなと思います。やはり落としてしまうとか、置き忘れが発生するリスクがあります
これに関してはYGN7000の機能的な弱点ではないんですけど、ポータブル系はどうしてもこの不安は拭えない
これはどうしたものかと思っていたら、公式サイトで落下防止ストラップが売っていました。正直な話、800円ぐらいするからこれは高いと思います。これだったら100円ショップでも売ってるはず
ストラップが付けられるので、是非とも装着しておくことをおすすめします
ユピテルYGN7000の総評
ユピテルYGN7000ゴルフナビの紹介でした
精度面は最高。一目で多くの情報にアクセスできる点も魅力的。ディスプレイのレイアウト表示は、見やすさも相まってこの上ない使用感の良さでした。ゴルフナビはこうあるべき!と言えるほどの完成度だったので、シンプルにおすすめです
まあ大きいし、出し入れが面倒だという方には向いていないですけど、時計が嫌だという方も反対にいるはず
スマホアプリのゴルフナビにも便利なものがありますけど、バッテリー消費が激しいという弱点もあるので、そういったことがストレスに感じている方にも使って頂きたいですね
おすすめ度:
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