試打レビュー

【試打評価】ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッド|トラックマン4でデータ計測

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッド試打評価レビュー

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドの試打計測を行ったのでレビューします。

計測にはトラックマン4を使用(今まではGCクアッド使っていましたが、アプリなどソフトウェアの使いやすさから変更しました)

トラックマン4

結論から言うと、だいぶ優しく打てるフェアウェイウッドです。

とにかく捕まりがかなり強めでスライスを根絶やしにできるようなタイプ。尚且つ高さも出しやすいので楽ちん感が半端ではありません。

スライサーかつ地面からのフェアウェイウッドでボールが浮かないという悩みがあるなら試してみる価値ありです。

まさ
まさ
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ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドの概要とデザイン

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッド

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドは、2025年9月5日に発売されるBXシリーズ3種類の中ではつかまりの良い高弾道をコンセプトにしたモデル。

BX1STという低スピン寄りなモデルに加えて、B-Limited BX2HTがツアーモデルとして飛距離を追求するタイプもあるという謎ラインナップなのは気になりますが、BX2HTはミスヒットへの寛容性とグリーンを狙える弾道に特化した設計です。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのソールデザイン

最大の技術的特徴はCARBON WRAPPING DESIGNです。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのクラウン

クラウンからトゥ側部分までカーボンで構成し徹底した軽量化をすることで、余剰重量をヒール側に配分して低重心化と同時に捕まりをアップするのが狙いです。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのウェイト

ヒール側にはさらにウェイトも装着されていて徹底してヒール重心にしていることがわかります。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのフェースと打感

フェース面にはBITING FACE 2.0技術を採用し、独自のスリップレスバイトミーリングを全面に施しています。これはすでにレビュー済みのBX2HTドライバーやBX1LSドライバーなどでも体感しましたが、確かに横滑りしなくて安定性のアップにつながっていると実感しています。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのヘッド形状
ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのヘッド形状2

ヘッド形状はめちゃくちゃ綺麗です。癖もほとんどなくてこれに違和感を覚える人の方が少ないと思います。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのヘッド形状横から

フラットなクラウン形状なので地面に吸い付いているような感覚で、ライを選ばずボールを拾いやすそうな見た目。

ちなみにボディにはハイパーマレージング鋼AM355を採用し、クラウンのCFRP(炭素繊維強化プラスチック)と組み合わせることで、打感の良さと飛距離性能を両立させているとのこと。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのサスペンションコア

さらにSP-COR(サスペンションコア)により、トゥとヒールの反発性能を向上。オフセンターヒット時の飛距離ロスを最小限に抑え、安定した飛距離を実現します。としていますが、これはもうBSではお馴染みですね。

スペックは下記

番手ロフト角
(度)
ライ角
(度)
ヘッド体積
(cm³)
長さ
(インチ)
バランス重量
(g)
3W155818843.0D1約310
5W1858.516442.5D1約315
7W215913942.0D1約320
部位素材製法
ボディハイパーマレージング鋼AM355
タングステンスクリュー(8g)
ロストワックス精密鋳造
レーザー加工
クラウンCFRP
(炭素繊維強化プラスチック)
熱圧成形
シャフト名フレックス重量(g)トルク調子価格
Diamana BS50ⅡS/SR/R53(S)5.4標準
SPEEDER NX BS50wS51(S)5.4カスタム
TENSEI PRO BLACK 1K CORE 50S53(S)5.2カスタム
SPEEDER NX GOLD 50S53.5(S)4.6カスタム
TOUR AD FI-5S57(S)4.5カスタム

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドの試打計測データ

今回の試打では、ヘッドにBX2HT フェアウェイウッド 15°、シャフトは純正の「Diamana BS50Ⅱ Sフレックス。計測器はトラックマン4です。使用ボールはタイトリスト PRO V1x。

まさ
まさ

試打計測の平均データが下記

2024年以降、フェアウェイウッドはヘッドスピード42m/s〜44m/sの範囲内での計測に統一しています(1m/sぐらいは前後するのはご了承ください)。

計測項目平均値
クラブスピード(m/s)42.6
ボールスピード(m/s)63.2
打ち出し角(°)17.4
スピン量(rpm)3,261
最高到達点(yds)41.2
着地角(°)46.5
キャリー(yds)228.8
トータル(yds)243.3
スマッシュファクター1.48

平均キャリー228.8ヤード、トータル243.3ヤードという感じで飛距離性能はそこそこって感じでしょうかね。

スマッシュファクター1.48という高い数値は非常に良いですが、少し上がりすぎな感じがあるので個人的にはもうちょっと高さを抑えたいです。

飛距離性能と上がりやすさの分析

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのトラックマン計測データ4

飛距離性能は、クラブスピード42.6m/sに対してキャリー228.8ヤードと優秀ではありますが、もう一伸び欲しかったなーというデータでした。

スマッシュファクター1.48というデータもかなり良くてインパクト効率も高くて文句はありません。

ただ、打ち出し角17.4度ということで上がりすぎ感は否めません。よく低重心化できていますし、バックスピンも入りやすいので、フェアウェイウッドでボールが上がりづらいと思っている人にはこの上ない安心感だと思います。

スピン量3,261rpmという数値は、3番ウッドとして比較的しっかりかかっています。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのトラックマン計測データ3

着地角46.5度という急角度なので、グリーンを狙うショットでもしっかりと止められるというのは強みになるでしょう。

前への推進力はちょっと足りないので、ハードヒッターで吹き上がりを嫌う人はたぶんそもそも使わないと思いますが、地面からショットが苦手ならありなフェアウェイウッドですね。

弾道や球筋、方向性の分析

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのトラックマン計測データ1

弾道は明確にドローです。しかも非常に強い捕まり方をします。

計測データではサイドキャリー平均22.6ヤード左、スピン軸-7.0度という明確な左方向への弾道を示しています。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのトラックマン計測データ2

これはヒールウエイト配置による設計意図が完璧に機能している証拠ですし、スライスに悩む人にとっては扱いやすいでしょう。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドの分散データ

今回の計測での全ショットがドローで、右への打球は一発もありません。

捕まりは強いものの弾道の安定性は特筆すべきポイントです。

散布図を見ると、左右のばらつきは非常に小さいです。

方向性の観点から見ると、左に行き過ぎているため、ドローヒッターや左を警戒したい方は扱いにくいでしょう。まあ、見た所完全にスライスを抑えたい人向けですし、BX2HTドライバーとは違いターゲットは明確です。

わかりやすくて選びやすいフェアウェイウッドですが、細かな弾道調整ができないのが痛いところですかね。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドのフィーリング

ブリヂストン BX1ST フェアウェイウッドのフェースと打感

しっかりとした手応えと心地よい振り抜き感が特徴的でした。

フェースに乗る感覚があり、ボールをしっかりと押し出していく充実感のある打感という感じでしょうか。カーボンクラウンとの組み合わせが絶妙で、金属的な硬さだけでなく、マイルドな要素も併せ持つバランスの良い打感に仕上がっています。

打音については中高音域のサウンドが印象的です。甲高すぎない金属音で爽快な音質。芯を食った時は特に心地良いです。

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドの良かった所・微妙な所

良かった点
微妙な点
  • 圧倒的なつかまりの良さでスライサーの強い味方
  • 高弾道で止まる実戦的な弾道設計
  • ミスヒットに強い寛容性の高さ
  • 調整機能の非搭載で弾道カスタマイズは不可

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッドの性能評価チャート

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッド
飛距離
7.5/10
キャリー安定性
9.0/10
弾道の高さ
9.5/10
低スピン性能
6/10
方向安定性
7.0/10
許容性
8.5/10
操作性
5.5/10
打感
8.0/10
つかまり
9.0/10

飛距離はぼちぼちって感じで特別飛ぶわけでもありませんが悪くもないです。

その変わりボールの上がりやすさは素晴らしいので高さ不足でキャリーが出づらい人は飛距離を伸ばせる可能性は高いです。

捕まりは最強クラスではあるのでスライサーなら是非試してもらいたいところ。許容度は高いものの操作性はないという典型的な優しさ重視タイプって感じでした。

まとめ

ブリヂストン BX2HT フェアウェイウッド

ヘッド自体の性能はつかまりやすさを重視し、尚且つ上がりやすさも素晴らしいです。捕まってあがるという分かりやすい優しさ全振りフェアウェイウッドという感じなので使いやすいと思える人は多そうです。

今回はBX2HTにリミテッドタイプを用意しているだけに思い切った味付けだったのかなという印象です。

低弾道かつスライサーならかなりお助け感が味わえて良さそうです。特に捕まりをここまで重視していないのであればBX1STフェアウェイウッドの方がバランスも良いのでおすすめですね。

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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