アイアン

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)試打レビュー|この柔らかさでこの飛びと安定はズルい

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)試打レビュー|この柔らかさでこの飛びと安定はズルい

根強い人気を誇るキャロウェイのXFORGEDアイアンシリーズ。STARは飛び系としてラインナップに加わってから、更に人気が出たと思うんですが、今回からは素材から見直しがされています。

2026年モデルは、より柔らかい軟鉄を使うことで打感がこれまで以上に良くなっていたし、それでいて飛距離も出しやすいので、めちゃくちゃ使い勝手の良いアイアンに仕上がっていました。

飛び系軟鉄アイアンで、打感も重視したい人は要チェックすぎるモデルです。それではレビューしていきましょう。

キャロウェイ公式ストアで詳細を見る

この記事の執筆者:まさ(元ゴルフショップ店員・クラフトマン) ⇒詳細プロフィールはこちら

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)のデザイン

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)

バックフェイスのデザインは特別カッコいいわけではありませんが、無難な感じに仕上げてきたなという印象です。

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)のバックフェース

Xフォージド2026はバックフェースの打点裏部分がかなり厚みを持たせていましたが、STARの方はキャビティを深くして重心を下げる狙いが見て取れます。

デザインよりも今作の注目ポイントはは素材がS15Cという非常に柔らかい軟鉄が使われている点でしょう。柔らかい鉄のため加工が難しいとされていて、採用されているアイアンは数えるほどしかありませんが、さすがに打感は正直めちゃくちゃ良いです。ソフトで吸い付き感もあって、これは打っていて楽しいやつ。

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)のヘッド形状
キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)のトップブレード

ヘッド形状がこちら。すっきり美顔ですね。トップブレードの厚みもほどよい感じ。

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)のヘッド形状2

7番で29°という飛び系ですが、大きすぎる事もないですし構えやすい。

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)のソール形状と幅
キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)のヘッド形状横から

ソールの後方が面取りされています。バンスもそこそこ付いていて、抜けも良好でした。

キャロウェイ公式ストアで詳細を見る

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)の試打データ

トラックマン4

番手は7番、ロフトは29°となっています。

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)シャフトスペック

シャフトは「MODUS TOUR105(S)」を使用しました。計測器はトラックマン4、ボールはタイトリスト PRO V1x RCTです。

7番アイアンの計測は37m/s~39m/sいかないぐらいのヘッドスピードでの計測を行っています。

項目平均数値
クラブスピード38.0 m/s
ボールスピード52.8 m/s
スマッシュファクター1.39
打ち出し角18.4 °
スピン量5353 rpm
キャリー168.7 yd
トータル距離177.8 yd
最高到達点32.2 yd
落下角度47.5 °
スピン軸-5.2 左
曲がり幅-7.8 左
キャリーサイド-4.9 左
打ち出し方向1.0 右

7番でキャリー168ヤード以上が安定して出てくれていて飛距離は良いですね。けっこう飛んでくれます。

なにより、これだけのソフトな打感でありながら、飛びにも期待できるアイアンというのが結構貴重なので、それだけでもアドバンテージです。

また、今作はボールスピードが安定していたので、見た目以上の優しさに驚きました。

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)トラックマンの散布図

全体のバラつき具合はこんなもので、圧巻の安定性です。デカキャビティ並みのミスヒットへの耐性があるんじゃないかぐらい揃います。

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)トラックマン計測データ1
キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)

しかし、スピン量はちょっと不安定さがあり、4700~5900と1200回転ぐらいのブレ幅がありました。

キャリーは高さとスピンの相関で結果的に揃っていますが、落ちてからの転がり方には差が出そうです。ここが1つ注意点ですかね。

キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)
キャロウェイ X-FORGED STARアイアン(2026)トラックマン計測データ4

球筋は基本的に軽ーいドローでした。普通に打ったらこれしか出ないぐらいで、球筋も結構揃います。

曲がり幅はキャリーに対しての5%ぐらいなので、非常に優秀で安定しています。

キャロウェイ公式ストアで詳細を見る

良かった所・微妙な所

試打を通じて感じたメリットと注意点を整理します。

良かった点

  • 打感が超絶ソフトなのに飛ぶ
  • ミスヒットしてもボールスピードが安定しやすくキャリーがよく揃う
  • 適度なつかまりで曲がり幅も一定で扱いやすい

微妙な点

  • 飛び系らしく、スピン量が前後しやすいので、フライヤーが少し怖い

総合評価

最後に、各項目の評価スコアと総評をまとめます。

項目評価(10点満点)
飛距離9
弾道の高さ8
スピン性能7
安定性10
打感10
構えやすさ9
操作性7
つかまり7

顔も良くて打感も最高に良いです。そのうえで飛び系アイアンとしてしっかり飛ばせてラクができるモデルとして機能していました。高さも比較的出やすいので難易度的にもやさしい部類です。

ただ、スピンは入る時と入らない時の差が1000回転ぐらいあって、それがラフからのショットの時などにどう影響してくるかが懸念材料となりますが、飛び系タイプの宿命なのかもしれません。

まあ、それ以上に打感と飛びが両立できている点、方向性の良さだったりが凌駕しているので、飛んでくれて打感も良いアイアンが欲しいなら是非とも候補に入れてもらいたいです。

キャロウェイ公式ストアで詳細を見る

合わせて読みたい

関連中級者向けアイアンおすすめ人気ランキング|90切り・80切り特集

関連打感の良い(柔らかい)アイアン | おすすめ人気ランキング

関連クアンタムMAX フェアウェイウッドの試打レビュー|トラックマン4でデータ計測

関連クアンタム トリプルダイヤモンド ドライバーの試打レビュー|トラックマン4でデータ計測

関連クアンタム トリプルダイヤモンドMAX ドライバーの試打レビュー|トラックマン4でデータ計測

関連クアンタムMAX ドライバーの試打レビュー|トラックマン4でデータ計測

関連キャロウェイ クアンタム トリプルダイヤモンド フェアウェイウッドの試打レビュー|トラックマン4でデータ計測


この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

⇒まさのより詳しい経歴・実績はこちら

ABOUT ME
まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら