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【2026】都玲華のクラブセッティング|使用用具やシャフトスペックまで紹介

都玲華のクラブセッティング

都玲華選手のクラブセッティングをまとめました。

シャフトはツアーAD FIで統一感を持たせつつ、ヘッドや鉛でかなり細かく調整しているのが特徴。「鉛女子」と呼ばれるほど、ペタペタと貼って自分のフィーリングに合わせ込む職人肌のセッティングです。

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【2026】都玲華のクラブセッティング

ドライバー:スリクソン ZXi(9°)

  • ロフト:9°
  • シャフト:ツアーAD FI 5
  • フレックス:S

ZXiシリーズの4種類のヘッドをすべてテストした結果、最も初速が出たのがスタンダードのZXiだったとのこと。シャフトもこのタイミングでツアーAD FIに変更し、飛距離が約20ヤード伸びたという話なので、彼女にとってはまさに当たりの組み合わせだったようです。

以前はGCを使っていたものの「若干柔らかい」と感じていた様子。FIに変えてからは圧のかかり方がちょうど良く、フィーリングは大きく変えずに硬さだけがバランス良く増したと話しています。

さらに「鉛女子」と呼ばれるだけあって、ソールには4〜5枚の鉛を貼って細かく調整。スペック表に出てこない部分まで突き詰めるあたりに、彼女のこだわりが見えます。

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3・5番ウッド:ゼクシオX 2020 フェアウェイウッド

  • 番手:3番・5番
  • ロフト:15°、18°
  • シャフト:ツアーAD FI 5
  • フレックス:S

2019年発売(=2020年モデル)のフェアウェイウッドを、もう6年近く愛用しているという長期パートナー。ゼクシオらしい金属音の打音が好みで、新作が出ても代えられないようです。

すでに廃盤になっているため、ストック用を中古ショップやネットで探し回っているという徹底ぶり。新品を追いかけがちなプロの中では珍しいタイプで、フィーリングへのこだわりの強さが伝わってきます。

7番ウッド:スリクソン ZXi フェアウェイウッド

  • 番手:7番
  • ロフト:21°
  • シャフト:ツアーAD FI 6
  • フレックス:SR

7番ウッドだけ最新のスリクソン ZXi フェアウェイウッドを採用。3番・5番が50g台のシャフトなのに対し、7番は60g台にしてSRを挿しているのがポイントで、ロフトが立ってくる長尺側を軽く・寝てくる短尺側を重くするのではなく、その逆を行っている独特の重量配分です。

長いウッドはフィーリング、短めはやさしさという棲み分けで、ティーショットからグリーン狙いまで隙間なくつなぐ構成になっています。

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ユーティリティ(5U・6U):ゼクシオX ハイブリッド 2022

  • 番手(ロフト):5U(23°)、6U(26°)
  • シャフト:ツアーAD VF HYBRID 75
  • フレックス:R

ウッドとアイアンをつなぐポジションには、2022年モデルのゼクシオX ハイブリッドを2本セット。シャフトもグラファイトデザインのVF HYBRID 75と少し重めを選び、フレックスはRに落として振り切れる感覚を優先しています。

このあたりも、スペック数値ではなく「振りやすさ」「打感」を最優先にする彼女らしいチョイスです。

アイアン(6I・7I):スリクソン ZX5 Mk II

  • 番手:6I、7I
  • シャフト:Miyazaki CODEX 8
  • フレックス:R

ロングアイアンの6番・7番だけは、あえて旧モデルのZX5 Mk IIを継続使用。最新のZXiだと「ペラペラした感じで捕まらない」と感じたとのことで、長い番手ほど旧モデルの厚みのある打感を残しています。

シャフトもこちらだけRフレックスにして、振り遅れずに球を捕まえに行ける仕様。番手ごとにスペックを変えるのは、女子プロでもなかなか珍しいセッティングです。

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アイアン(8I〜PW):スリクソン ZXi5

  • 番手:8I〜PW
  • シャフト:Miyazaki CODEX 8
  • フレックス:S

スコアメイクの中心となる8番〜PWには最新のZXi5を採用。構えやすさと抜けの良さがマッチしていて、こちらはSフレックスにしっかり戻して、距離感とスピンの安定性を取りに行っています。

8番とPWには手元側に鉛を貼って、振り感をそろえる微調整も実施。1本ずつバランスを見ながら整えていく姿勢は、まさにツアープロの仕事という印象です。

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ウェッジ(48°/54°/58°):クリーブランド RTZ

  • ロフト:48°、54°、58°
  • シャフト:N.S.PRO 850GH
  • フレックス:R

ウェッジは48°・54°・58°の3本構成で、いずれもクリーブランドの最新モデルRTZ。ダンロップ契約のメリットを活かして、PWとの流れを切らさずスコアラインを整えています。

調整面が彼女らしさ全開で、48°と54°は手元側に鉛、58°は手元+ヒール側に鉛を貼ったうえでバンスを削るというカスタム仕様。バンカーやアプローチでの抜け感を、ミリ単位で詰めているのが伝わってきます。

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パター:テーラーメイド スパイダー ツアーX トラス TM2

パターは2025年10月にL.A.B. Golf OZ.1iからスパイダー ツアーX トラス TM2へ変更。距離感が合うこと、構えやすさ、打音の好みが揃ったというのが切り替えの理由です。

L.A.Bからテーラーメイドへの大幅な路線変更ですが、安定感のあるマレット形状のなかでもトラスネックでフェース管理がしやすく、タッチを重視する彼女のスタイルに合っているようです。

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ボール:スリクソン Z-STAR ダイヤモンド

ボールはダンロップ契約らしくスリクソン Z-STAR ダイヤモンドを使用。Z-STARシリーズの中で最もスピン性能が高いモデルで、グリーン周りでしっかり止めたい彼女のショートゲームと相性が良い1球です。

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グリップ:パター3種を使い分け

都玲華の特徴的なポイントとして、パターのグリップ握りを3種類使い分けているところが挙げられます。

グリーンの状態や狙うラインの難しさによって、「クロウ」「両手の人差し指をクワガタのように挟む形」「クロスハンド」を切り替えてストロークしているとのこと。

さらに、アプローチで取り入れている「バニラピッチ」では、パターと同じ逆オーバーラッピンググリップで、下半身を使わずに上体の回転だけで打つというスタイル。

グリップひとつで打ち方も変えてくる、アイデア豊富な選手です。

スペック一覧

カテゴリモデルシャフトロフト/番手フレックス
ドライバースリクソン ZXiツアーAD FI 5S
3W・5WゼクシオX 2020 FWツアーAD FI 515°/18°S
7Wスリクソン ZXi FWツアーAD FI 621°SR
UT(5U・6U)ゼクシオX ハイブリッド 2022ツアーAD VF HYBRID 7523°/26°R
アイアン(6I・7I)スリクソン ZX5 Mk IIMiyazaki CODEX 86I・7IR
アイアン(8I〜PW)スリクソン ZXi5Miyazaki CODEX 88I〜PWS
ウェッジクリーブランド RTZN.S.PRO 850GH48°/54°/58°R
パターテーラーメイド スパイダー ツアーX トラス TM2
ボールスリクソン Z-STAR ダイヤモンド

都玲華選手のプロフィール

  • 生年月日:2004年2月18日
  • 出身:徳島県徳島市
  • 所属:大東建託
  • 主なスポンサー契約:ダンロップ(クラブ・ボール)

8歳でゴルフを始め、ジュニア時代から四国・西日本のタイトルを獲得してきた実力派。2024年のステップアップツアー「大王海運レディスオープン」では史上6人目となるアマチュア優勝を達成し、4回目の挑戦でプロテストにも合格しました。

2025年のルーキーイヤーはトップ10入り4回、メルセデスランキング50位でシードを獲得。2026年シーズンも開幕戦から「本気の優勝争い」を掲げ、注目度がさらに高まっている若手のひとりです。

まとめ

都玲華のクラブセッティングは、ダンロップグループ(スリクソン・ゼクシオ・クリーブランド)を軸に、シャフトはツアーAD FIで統一感を出すという分かりやすい設計。一方で、ロングアイアンだけ旧モデルのZX5 Mk IIを残したり、廃盤になったゼクシオX FWを中古で確保したりと、フィーリングへのこだわりは徹底しています。

「鉛女子」と呼ばれるほどの細かな鉛調整、ウェッジのバンス削り、パターグリップの使い分けまで、最新ギアに頼りきらない自分流のセッティングは一般ゴルファーにもヒントが多いはずです。

以上、都玲華のクラブセッティングという話題でした。

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この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら