PINGのミニドライバーが突如USGAの適合リストに掲載されました。
リスト登録されたのはプロトタイプと記載がありますが、今回のプロトタイプにはどのような技術が隠されているのか、現時点で判明している情報を整理しました。
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目次
USGA適合リストに掲載されたPING ミニドライバー

2026年1月のソニーオープンに合わせて、USGAの適合リストにPINGの新しいクラブが登録されました。ソールに大きく「Prototype」と刻まれたモデルは、待望のPING ミニドライバーです。
13度のロフト角と細かな調整機能
今回リスト入りしたのは、ロフト角13度のモデルです。右打ち用だけでなく左打ち用も同時に掲載されており、PINGの本気度が伺えます。
外観上の大きな特徴は、ヘッド後方に配置された可変ウェイトポートです。「Fade(フェード)」と「Draw(ドロー)」のポジションが確認でき、弾道を細かくチューニングできる仕組みになっています。また、PINGでおなじみの可変ホーゼルも採用されているため、ロフトやライ角の調整も可能と見られます。
フェースに刻まれた「スピンシステンシー」技術
注目すべきテクノロジーとしては、フェース面に刻印された「Spinsistency(スピンシステンシー)」の文字です。
これはPINGのフェアウェイウッドやハイブリッドで定評のある技術で、ミスヒット時でもスピン量を安定させ、飛距離のバラつきを抑える効果があります。
なぜ今、PINGはミニドライバーを開発したのか
近年、ミニドライバーがブームとなっていますが、テーラーメイドやキャロウェイ、タイトリストといった主要ブランドが相次いで製品を投入する中で、PINGは最後発に近い形での参戦となりました。
ツアープロの切実なニーズ
この背景には、ツアープロたちの「3番ウッドよりも飛び、ドライバーよりもコントロールしやすいクラブ」というニーズがあります。
すでにPINGの契約選手であるクリスト・ランプレヒトなどが、短尺のフェアウェイウッドをティショットで多用している例もあり、こうした選手の要望に応える形でプロトタイプが開発されたと考えられます。
狭いホールでのティショットにおいて、ミニドライバーの安心感はプロにとっても替えがたいものなのでしょう。
気になる一般販売の可能性について
ここで、一般ゴルファーにとって最も重要な「市販化」について触れておきます。
結論から言うと、PINGの公式見解では現状、このモデルは「ツアー限定プロトタイプ」とされています。ということなんで、ちょっと残念ではありますねー。
今後の展開はどうなるのか
現時点では一般販売の予定はないと明言されていますが、これまでの他社の事例を振り返ると希望は持てるかなと思います。
タイトリストやコブラのミニドライバーも、当初はツアー限定として登場し、その後に市販化へと至っていますしね。
PINGはかつて「Rapture」や「G Stretch 3」といったモデルを販売しましたが、当時は市場に受け入れられず苦戦した過去があるため、今回は慎重に市場の反応を見極めている段階なのかもしれません。
PINGとしては、まずツアーでの実績を積み上げ、ユーザーの熱量を確認してから製品化を判断する可能性が高いと考えられます。
まとめ
現時点でのこのクラブを例えるなら、トッププロのために開発された市販予定のないプロトタイプの模様。
最新のテクノロジーが詰め込まれた魅力的な一本ですが、一般販売までにはまだ時間がかかりそうです。それでも、PINGがこのカテゴリーに足を踏み入れた事実は、個人的にもかなり嬉しいですね。
今後、ツアーでの実戦投入や市販化に向けた動きがあれば、引き続きチェックしていきたいと思います。
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