【決算説明会】キャロウェイが3Dプリントの新製品を2027年早々に発表へ|テキサスに新工場も

キャロウェイが、3Dプリントで作るチタンの技術を使った新製品を、2027年早々に発表すると明らかにしました。
11月5日(米国時間)に開かれた2026年第3四半期決算説明会で、CEOのチップ・ブルーワー氏が話したもの。テキサス州フォートワースに3Dプリントの工場を建てることも、同じ場で発表しています。

3Dプリントの技術を使った製品を2027年早々に発表
来年の製品の一部にこの技術が使われ、性能面でもメリットがあるとのこと。
ただ、製品名やドライバー・アイアンといったカテゴリーは明かしていません。
ブルーワー氏は、チタンのドライバーはどのメーカーも海外の鋳造で作っていて、3Dプリントなら鋳造では作れない構造や細かいデザインが作れると説明しています。
また、発表しないまま、3Dプリントで作った部品をすでにツアーで使っていたことも明かしています。どのクラブの部品かは不明。
GolfWRXのフォーラムでは、フェースを3Dプリントで作ったQUANTUM 2や、ヘッドまで3Dプリントの「Nirvana」というドライバーの噂が出ていました。NIRVANAの名前では、キャロウェイが米国で商標も出願しています。
現行のQUANTUMのフェースは、チタン・ポリメッシュ・カーボンの3層を重ねたTri-Force。QUANTUM 2では、このフェースが3Dプリントになるという話でした。
今回の発言で噂のモデルが出ると決まったわけではありません。ですが、3Dプリントを使った製品が2027年に出ることをキャロウェイが認めたので、噂の信ぴょう性は上がったかなと思います。
フォートワースに1,500万ドルの3Dプリント工場
Golf giant Callaway building 3D printing facility in Fort Worth https://t.co/xvMYuGQcQc
— Dallas Morning News (@dallasnews) 2026年11月7日
新しい工場の概要がこちら。
| 投資額 | 1,500万ドル(日本円でおよそ24億円) |
|---|---|
| 場所 | テキサス州フォートワース(北米の物流センターの隣) |
| 稼働 | 2027年半ば |
| 作るもの | 2028年から、米国向け製品の一部。まずはカスタムのチタン製品 |
| これまで | 研究は約7年。2022年後半から試作品とカスタムモデルを社内で製作 |
円換算は1ドル158.37円(2026年11月7日時点)での目安です。
ブルーワー氏は発表文の中で、3Dプリントはここ数十年でゴルフクラブの性能を大きく伸ばせる最大級のチャンスだとしています。
また、米国にはチタンのクラブを量産できる業者がなく、3Dプリントで量産できる設備も中国以外にはないと話しています。米国でゴルフクラブを生産する工場ができるのは、久しぶりになるようです。
アイアンは発売の間隔を長くする
第3四半期の売上は4億3,690万ドルで、前年より5.6%減。下半期に出す製品を減らしたことが理由で、アイアンの発売時期をずらしたことも挙げています。
アイアンについては、今年出す予定だったモデルを来年へ移し、来年の分もさらに後ろへずらすとのこと。
2027年の売上を押し上げるためではなく、長い目で利益率を良くするための変更。というのが狙いのようですね。
キャロウェイの今後の動向に注目です。
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