「テーラーメイド SIM(Shape in Motion)ドライバー|特徴についてまとめてみた【SIM MAX】」で紹介したテーラーメイドの2020年モデルであるSIMドライバーですが、ついに詳細な内容に関する情報が出てきました
というのもアメリカ本土では、各メディアが一斉に試打テストの情報を公開してきており、SNS上でも大いに盛り上がっています
FIRST LOOK: @TaylorMadeGolf 2020 SIM line introduces a revolutionary shape with its drivers, welcomes back V Steel fairway sole design. https://t.co/WNgj9E4mZW pic.twitter.com/AU6QiC0Ogz
— Jonathan Wall (@jonathanrwall) January 6, 2020
そしてSIMはやはり「Shape in motion」の略で、空力効果を最大限化する為のテクノロジーとのことが判明し、ヘッド形状に特に重点をおいて設計が施されています
ショップに問い合わせたところ予約注文分に関しては、2月1日からの配送予定となっているようです
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テーラーメイドSIMで新たに再設計されたイナーシャジェネレーター
Johnny Wunder with all the details of the new @TaylorMadeGolf SIM drivers, plus plenty of in-hand photos.https://t.co/mfUo6E1f96 pic.twitter.com/CiGkydUVt5
— GolfWRX (@GolfWRX) January 6, 2020
アメリカ本土ではすでに各メディアが試打テストを行っているのですが、全体的に評価が高く、かなり期待できるドライバーと言えるでしょう
ここではSIMシリーズになって、前作と大きく変わった点について触れていきたいと思います
空気力学に焦点を移し、さらなる改善を図った
ゴルファーがより速いスピードを生み出すためにテーラーメイドが着目したのが、空力効果で、ヘッドの再設計を行う必要が出てきたということ
そのために事前に公開された公式映像にもあった軍事グレードの空力施設で実際に研究を行ったようで、SIMシリーズでは設計の主な焦点を空気力学へと移したそうです
SIMはドライバーのヘッド全体で気流を作り出すだけでなく、その気流が移動する角度を発見し、ヘッド形状にそれを反映しています
反発係数を最大化するのは、現在のルール上限界を迎えたといえますし、ボールスピードだけが飛距離への要素ではないので、ヘッドスピードを向上させるのは理にかなっているとも言えます
M6で使われた技術だが、再設計されたイナーシャジェネレーター
それに伴って新たに再設計されたのが「イナーシャジェネレーター」
M6で初めて搭載されたイナーシャジェネレーターというヘッド後方に重量を持ってくる突起物ですが、SIMではこれを約20度〜30度の角度で搭載しています
これはゴルファーがスイングする最後の3分の1にクラブヘッドが通過する基づいて設計されているようで、ダウンスイング時の空気抵抗を減らす効果があるとされます
飛距離アップに加えて、許容性を向上させるための最適な形状に再設計されているのが今回のSIMシリーズです
SIMドライバーのウェイトギミックがシングルレールに
前作ではM6に搭載されていたイナーシャジェネレーターですが、SIMではすべてのドライバーに搭載されています
これに伴ってウェイトの調整が可能なSIMドライバーはSLDRのようなシングルレールに変更となりました
テーラーメイドによると、シングルレールでも全く問題ないらしくてトレードオフはゼロとのこと
その他は前作から引き継いだテクノロジーが使われている
We’re taking things lower so you can take your game higher.
The all-new SIM & SIM Max fairway’s V Steel sole design brings the CG *low* for explosive distance & high launch. #SIMfairway also features a massive 80-gram steel soleplate.
Learn more: https://t.co/IViRBF7rGq pic.twitter.com/Bn4hHRbieN
— TaylorMade Golf (@TaylorMadeGolf) January 6, 2020
その他のメインとなるテクノロジーは前作から引き継いでいるのはやっぱり変わらないみたいですね
ツイストフェース、スピードインジェクテッドフェースなどです
まあ結構革新的なテクノロジーが立て続けに搭載されてきただけに、今回の空気抵抗の話はインパクトに欠けるのは正直否めませんね
それでも海外での評価は高めで、感触も良いみたいですね
USでは2020年2月7日発売予定
🚨 WIN 🚨 TaylorMade SIM or SIM MAX Driver 👉 Like, RT, Follow + Comment which driver you’d like to win!
📲 Enter on our IG/FB too! 📲
Winners are drawn from Twitter or IG or FB on 07/02/20 pic.twitter.com/MFsoOGRwFB— Clubhouse Golf (@ClubhouseGolf) January 6, 2020
アメリカでは2020年の2月7日に発売予定とのこと、価格は549ドルで1月10日から予約注文が可能になるそうです
国内モデルもほぼ同時期なのではと思いますが、こちらも間もなくアナウンスがあるでしょう
ショップに問い合わせたところ予約注文分に関しては、2月1日からの配送予定となっているようです
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まとめ
Shape in motionなので、空力効果を向上させるというのは何となくわかっていましたが、もしかしたらそれ以外にもなにか隠されているのかなと思っていたのが正直なところ
とはいっても、クラブヘッドのスピードを最大化するというのも飛距離アップには重要な要素です
実際に試打したレビュアーの評価は概ね高いので、今回も性能面ではかなり期待できるモデルであることは変わりありません
個人的にはヘッドをセットアップした時の座りがよくなっているかどうかが気になる部分(前作はやたら右を向いてたから)
もう間もなく試打できるようになると思うので、試打際にはレビュー記事をアップしていきたいと思います
以上、テーラーメイドSIMドライバーの詳細がついに公開|空力性能を最適化させたドライバー。という話題でした
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