どうもまさです
GPSゴルフナビやレーザー距離計など、計測器のバリエーションは複数ありますが、腕時計型のGPSゴルフナビが現状かなり人気の機種になっています
そんな腕時計型ゴルフナビも今では色々なメーカーから発売されているのだけれど、時計型ナビを数多く販売しているグリーンオンのザ・ゴルフウォッチシリーズの中から今回は「グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ A1-Ⅱ(エーワンツー)」を購入して使用してみました
そこで本記事では、ラウンドで実際に使用してみての正直な感想と評価といった感じでレビューしていきたいと思います
■ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱの良い点
- グリーンと花道のアンジュレーションがわかる
- 手首を捻っての画面切り替え
- 高低差をビジュアルで分かりやすく表示
- 時計型なのにコースレイアウト表示
■ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱの残念な点
- タッチパネルじゃない
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ(エーワンツー)について
時計型のゴルフナビを数多くに展開するグリーンオンですが、その中でも最上位の機能性を有するのが今回購入した「ザ・ゴルフウォッチ A1Ⅱ」です
みちびきL1Sという衛生の補強信号に対応していることで、1m位置精度を誇る高性能ナビ
みちびきL1Sには、グリーンオンの他のゴルフウォッチも対応しています
A1Ⅱの目玉機能としては
- アンジュレーション表示(グリーンと花道の起伏)
- 高低差目安表示による打つべき距離のわかりやすさ
- コースレイアウト表示のオールインワン画面
といった所です
特にアンジュレーション機能が便利で、コースマネジメントの幅も広がります
また、専用スマホアプリ「GREEN ON」との連携によって、ピン位置登録も可能だったり、ショット履歴の確認、スコア管理に加えてデータ更新やシステム設定も行えます
ゴルフ以外の機能には
- 時計(デジタル、アナログ)
- ストップウォッチ
- アラーム
- 歩数計
- コンパス
- GPSロガーモード
などの機能も盛り込んでいます
ウォーキングなどを良くする方にも割と便利な機能が搭載されています
といってもゴルフのGPSナビがメインなので、こういった機能はオマケ程度なのかなと個人的には思っています
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ(エーワンツー)開封&外観チェック
▼内容物はこんな感じです
- グリーンオン ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱの本体
- 外箱
- 充電ケーブル(micro-USB、USB type-A)
- 充電端子
- 説明書及び保証書
▼スペックは以下のとおりです
外形寸法 | 48.5Φ✕12(厚さ)mm |
腕周り | 160〜220mm |
重量 | 約60g(バッテリー含む) |
液晶 | 1.34インチ(バックライト付き)、解像度:320✕300ピクセル |
電池 | 充電式リチウムイオン電池 |
連続使用時間 | GPS使用時:最大14時間/時計のみ約10日間 ※いずれもバックライト・ブルートゥース・歩数計がオフの場合 |
外部インターフェイス | 有線:充電クリップ・USBケーブル 無線:ブルートゥース |
防水 | 5気圧防水 |
GPS | GPS(L1C/A)・みちびき(L1C/A)対応 DGPS:みちびき(L1S)・SBAS |
使用温度範囲 | -10°c〜+60°C(充電温度範囲:0°C〜+45°C) |
センサー | 電子コンパス、加速度センサー |
付属品 | 充電クリップ、USBケーブル、取扱説明書、保証書 |
▼それではザ・ゴルフウォッチA1Ⅱの本体をみていきましょう
ボタンは全部で5箇所あります
- 電源キー、メニューキー(メニュー表示、前画面に戻る、選択キャンセルなど)
- ページキー(次ページ表示、時計画面切り替え)
- プラスキー(カーソル上移動、ショット位置登録など)
- マイナスキー(カーソル下移動)
- OKキー(決定)
この5つのボタンで操作を行います
▼充電方法はこのようにクリップ式の端子を挟むように使います。ちなみにバッテリー保ちはかなり良くて1日使っても充電切れの心配はありません
デザインもシンプルで、結構カッコいいです。厚みもそんなになくてスタイリッシュ
▼裏面はこんな感じです。右側に充電用の端子があります
▼ベルト部分は純正だとブラックですが、別売りでカラフルな交換ベルトもあるので、好みのカラーにカスタマイズもできます
実際にコースで使ってみる
起動から計測まで
▼左上のボタンを押すとメニュー画面になるので、GPSキャディモードを選択
▼あとは自動でコース情報を受信してくれますが、屋外で天空の開けている場所で行ってください
この時5分から10分ぐらい受信するのにかかるので、スタート前には準備しておくのがいいですね
▼コースの受信が終われば、あとはティーグラウンドに向かうだけでオッケー。特に難しい設定は必要ありません
太陽の下でも画面の視認性は抜群で、非常に見やすい液晶画面です
この状態はオールインワン画面で、グリーンまでの残り距離やコースレイアウトなどの情報が確認できます
画面左の「389」が残り距離(ヤード表示)です
389の上に「C」と表示されていますが、これはグリーンセンターまでの残り距離になっています
設定で変更できますが「F」だとフロントエッジ、「P」だとピンまでの距離です
▼ピン位置は設定可能で、これをやるとピンまでの距離がひと目でわかります
少々面倒ですが、設定しておくとピンポジションを考慮してわざわざ計算しなくて良いので便利です
専用のアプリもあるので、そちらから設定する方が楽ですね(ブルートゥースで接続)
▼本体の左下のページキーを1回押すとハザードまでの距離が表示されます
▼さらにもう一回ページキーを押すと高低差表示画面になります
ビジュアルで高低差を確認できる上に、目安距離というのが超便利
407が水平距離で、417が目安距離となっていますが、この417が実際に打つべき距離というわけです
かなりわかりやすい
▼今度は本体右下のOKキーを1回押すと、アプローチ画面に切り替わります。花道のアンジュレーションですね
緑の濃淡でアンジュレーションを表示しているのですが、濃いところが高い場所になっています
▼さらにもう一回OKキーを押すと、グリーン画面に切り替わります
これはグリーンのアンジュレーションなんですが、赤いところが高くて青いところが低い場所です
これが目玉的な機能なんですが、狙い所や、グリーンを外しても良い場所などを把握するのにかなり役立ちますね
▼ボタンでの画面切り替えが面倒な人にはノックアクション機能がおすすめ
通常ではオフになっていますが「ノックアクション」という設定をオンにしておくと、手首をひねることで画面を切り替えることができます
が、便利は便利なんですけど勝手に画面が変わってしまうことが多々あるので、ぼくはオフにしています(笑)
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ(エーワンツー)の精度
GPSゴルフナビは精度面がやはり一番気になるところだと思うので、今回はイーグルビジョンとの比較を行ってみました
▼グリーンセンター表示で比較します
A1Ⅱが277ヤードでイーグルビジョンが276ヤードとほぼ同じですね
▼続いてはこちら
A1Ⅱが303ヤードなのに対して、イーグルビジョンが302ヤード、これも問題なさそう
▼そしてこちら
A1Ⅱが194ヤードでイーグルビジョンが195ヤードとまたもや1ヤードのズレ
どれも1ヤードずつずれていますが、個人的に精度に関しては問題ないと判断します
GPSナビなので、誤差範囲内かなとは思いますが、こう見ると両者ともすごい精度ですね
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ(エーワンツー)の気になるところ
アンジュレーション機能や、高低差の目安距離表示、精度面など性能的には非常に良いのですが、気になる点もあったのであげておきます
タッチパネルじゃなくて全てボタン操作
液晶は見やすくて良いのですが、タッチパネル式ではなくて全てボタン操作だった点が少し残念なポイント
タッチパネルでの操作が可能だったら、直感的に操作できてさらに使い勝手が良さそうな部分です
当サイトでも紹介した「GOLFBUDDY aim W10」という時計型ナビがあったのですが、そちらは2万円を切る価格設定ながらタッチパネルでの操作にも対応していたので、ここは少しこだわってほしかった所ですね
関連【GOLFBUDDY AIM W10評価レビュー】フルカラーで精度も高い時計型ゴルフナビ
まとめ
今回はグリーンオン ザ・ゴルフウォッチ A1Ⅱをレビューしました
さすが、グリーンオンの時計型ナビのハイエンドモデルということもあって、精度は文句なし
さらにグリーンアンジュレーションがわかる機能は画期的で、マネジメントの幅が格段に広がるのでめちゃくちゃ嬉しい機能です
また高低差も目安距離が表示されるのもありがたいポイントです
タッチパネルじゃない部分やバックエッジの距離が無い点は少し残念ですが、時計型としてトップクラスの情報量で、全体的な完成度は高い時計型ナビです
おすすめ度:
以上、【グリーンオン ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ評価レビュー】アンジュレーションまでわかる時計型ゴルフナビ。という話題でした
関連グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2評価レビュー|コースレイアウト表示可能な格安時計型ゴルフナビ