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米国キャロウェイが『Apex Ai 150 アイアン』を発表 TCB形状の中空モデル

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米国キャロウェイが最新モデル「Apex Ai 150 アイアン」を正式発表しました。ツアープロも愛用したTCB系の形状に、AI設計フェースや中空構造が融合したとする注目モデルです。

Apex Ai 150は、従来のApex Proの後継とも言える中空鍛造アイアンです。米国キャロウェイによるとターゲット層はハンデ3〜9の中上級者で、構えやすさと飛距離性能の両立を狙ったモデルとなっています。

最大の特徴は、AI設計によるフェース構造「Aiスマートフェース」です。トウ・ヒール方向だけでなく上下方向にも打点のばらつきを想定し、安定したボールスピードとスピン量を追求しています。

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7番までの番手には455フェースカップを採用し、高初速化を実現。8番以降のショートアイアンでは一体フェースでスピンコントロール性能を重視するなど、番手別に最適化されているのも特徴です。

中空構造の内部にはウレタン・マイクロスフィアを搭載し、打感と打音の向上のために振動を抑制。タングステンウェイトの低重心設計で球の上がりやすさも確保されています。

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さらに新設計の「トライソール」により抜けの良さも進化。リーディング・トレイリングエッジを削った三面形状で、ターフへの刺さりを軽減します。とまあ、ここまではAPEX Aiシリーズの他のモデルとほぼ同じテクノロジーです。

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大きな違いとしては、従来のApex TCBの形状をベースに設計されており、トップブレードは薄く、オフセットも最小限。アドレス時の見た目は上級者向けブレードそのものという点に注目したいです。

見た目にもこだわりたいゴルファーにとってはこれは嬉しい中空アイアンと言えるでしょう。

USモデルの発売は2025年7月26日が予定されています。左用モデルやカスタムカラーウェイトも展開される見込みです。

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Apex Ai 150はApex Aiシリーズの中で最もコンパクトなモデルで、飛距離特化のAi 200やAi 300より操作性重視。MBやCBとのコンボセットにも適しています。

実際にツアーでは、2025年のスコティッシュオープンでクリス・ゴッタラップがこのモデルを使用して優勝。TCBとの組み合わせでロングアイアンの安定性を補う意図もあるようです。プロからの評判も上々で「トップラインの厚み増加やわずかなオフセットは気にならないレベルで、アドレス時には従来のApex Proと見分けがつかない」との声もあるとのこと。

今作についてキャロウェイは、単なる飛び系ではなく「プレーヤーズアイアンの顔をした最速のアイアン」と位置付けています。現代ゴルファーに必要な寛容性と精密性を兼ね備えたアイアンとなりそうです。

記事執筆時点では国内モデルの発表はされていませんが、フェアウェイゴルフにてUSモデルの取扱いが始まっています。

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まさ
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