先に計測を行った、クアンタムMAXフェアウェイウッドがやたらと良かったので、クアンタム トリプルダイヤモンドのフェアウェイウッドにも期待していました。
こちらは浅重心ヘッドでプロや上級者が好きそうな洋梨系ですが、こちらの性能はどうなっているのか見ていきましょう。
キャロウェイ クアンタム トリプルダイヤモンド フェアウェイウッドのデザイン

クアンタムMAXドライバーやフェアウェイウッドと同じように、ブラックとグレーを基調としたカラーです。トリプルダイヤモンドのドライバーはオールブラックタイプでしたので、このデザインにしたのは意外でした。
とはいえ、見た目は普通にカッコよくて個人的には好きです。

クアンタムフェアウェイウッドシリーズでは、このトリプルダイヤモンドだけが、ソール前方にウェイトが装着されています。ウェイト重量は7g。


ヘッドは洋梨系でMAXよりは当然ながらやや小ぶり。座りは結構よくて、フェース向きもすんなりと真っすぐ向いてくれます。
ただ、クアンタムMAXでは、フェース寄りのところにキャロウェイのウッドにいつも入っている「V」が無いので、中心部分がわかりにくいですね。
これはトリプルダイヤモンドを使うプロ選手の要望なのでしょうか?

横からみると、クアンタムMAXフェアウェイウッド程はシャローではないです。

2段ソールで、これが抜けがかなり良くなります。クアンタムフェアウェイウッドは全部この形式を採用していますが良いソールです。

カチャカチャはオプティフィット4ホーゼル。
ロフトとライ角の設定バリエーションが増えたのは良いですが、新しいスリーブのため、これまでのアジャスタブルホーゼルに対応したスリーブのシャフトは装着できないので注意してください。
クアンタム トリプルダイヤモンド フェアウェイウッドの試打データ

番手は3番、ロフトは15°となっています。

シャフトは純正の「TENSEI 60 for Callaway(S)」を使用しました。計測器はトラックマン4、ボールはタイトリスト PRO V1x RCTです。
フェアウェイウッドは43m/s~45m/sいかないぐらいのヘッドスピードでの計測を行っています。
| 項目 | 平均数値 |
|---|---|
| クラブスピード | 44.3 m/s |
| ボールスピード | 64.0 m/s |
| スマッシュファクター | 1.45 |
| 打ち出し角 | 16.3 ° |
| スピン量 | 2832 rpm |
| キャリー | 238.0 yd |
| トータル距離 | 256.0 yd |
| 最高到達点 | 37.8 yd |
| 落下角度 | 43.4 ° |
| スピン軸 | -4.2 左 |
| 曲がり幅 | -8.1 左 |
| キャリーサイド | 0.8 右 |
| 打ち出し方向 | 2.2 右 |
キャリー230ヤード以上は楽に出せるので、飛距離としては平均以上です(当サイト的に3番ウッドでキャリー230を超えれば飛ぶとしています)
その中で、今作は238ヤードなので申し分ない飛距離でした。飛びますね。
スマッシュファクターも1.45と高水準かつ、スピンも3000を少し切るぐらいの量で強く前に行くのでノビも良かった。

バックスピン量はクアンタムMAXフェアウェイウッドの方が減りやすかったので、わずかながらですが、トリプルダイヤモンドの方がややスピンが増えて飛び方としては落ち着きがありました。

計測をしていて印象的だったのは、スピン量の増減が少ないこと。高さも十分出せますし、そんなに難易度は高くないので、シビアなヘッドだとは思いません。


捕まりはそれほど強くはありません。ぼくはドローヒッターなので、ニュートラルな捕まり感。クアンタムMAXフェアウェイウッド寄りは捕まりは抑えられているので差別化はきちんとされています。
また、つかまりが悪いという印象はなくて、滑ることもないのでヘッドサイズの割に扱いやすいフェアウェイウッドだと思います。

散布図を見ても、ほぼ中心に集まっていますし、キャリーの誤差も小さくて、マネジメントもしやすいです。ただ飛ぶだけのじゃじゃ馬感もないですし、このあたりは上級者受けも良さそうな気がします。
クアンタムMAXよりも安定性が高い印象です。
良かった所・微妙な所
試打を通じて感じたメリットと注意点を整理します。
良かった点
- 高初速かつ安定したスピンで飛ばすだけじゃなくて狙えるFW
- 食いつき良いフェースで、打感は素晴らしく良い
- ニュートラルな捕まりで球筋をそれほど選ばない
微妙な点
- オプティフィット4ホーゼルは以前のアジャスタブルホーゼルとは互換性が無いので注意
クアンタム トリプルダイヤモンド フェアウェイウッド総合評価
最後に、各項目の評価スコアと総評をまとめます。
| 項目 | 評価(10点満点) |
|---|---|
| 飛距離 | 9 |
| 弾道の高さ | 9 |
| 低スピン性能 | 7 |
| 安定性 | 9 |
| 打感 | 9 |
| 構えやすさ | 8 |
| 操作性 | 9 |
| つかまり | 6 |
水準以上の飛距離が出るし、操作性も良いので非常にバランスが取れていて、しかも安定性も高いです。
トリプルダイヤモンドのドライバーシリーズほどの難易度的なシビアさも感じなかったですし、打ちやすさも十分ありました。
クアンタムMAXフェアウェイウッドの方が低スピン寄りで飛距離特化な印象があったので、飛ばしたいならMAXですが、つかまりを抑えながら飛ばしたいなら、こちらのクアンタム トリプルダイヤモンドフェアウェイウッドがおすすめ。
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