三浦技研がPIシリーズを刷新しました。
「PI-402 Chrome」は、フェース素材をS35CからクロモリPに切り替え、35gタングステンを新たに搭載。
7番ロフト30°は据え置きのまま、ロフトではなく”中身”で飛ばしにいく構造です。ポケットキャビティ化、V字マスデザイン、新設計のKISSAKI SOLEなど、PI-401からの変更点は外観よりも内部に集中しています。
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クロモリ鋼フェース|S35Cからの素材変更

PI-401ではS35Cカーボンスチールだったフェースが、PI-402では3mm厚の熱間圧延クロモリ鋼に変更されました。
クロモリ鋼はS35Cより弾きが良く、フェース全面で安定したボールスピードを生み出すとされています。ボディは引き続き8620マイルドカーボンスチール(軟鉄)で、熱間圧延とプレスの組み合わせで成形されています。
フェース裏面にはTPU振動制御プレートが配置されており、インパクト時のフィードバックを調整。マルチマテリアル構造でありながら、三浦らしい打感を維持する狙いが見えます。
35gタングステンとV字マスデザイン

PI-402最大の構造変化は、35gのタングステンウェイトの追加です。インパクトゾーン背面の低い位置に配置されており、重心を低く・中心寄りに設定。これにより打ち出しの高さと安定性を確保しています。
キャビティ構造もPI-401の通常キャビティバックから、ポケットキャビティ+V字マスデザインへと進化。ソール方向に重量を集中させることで、オフセンターヒット時の寛容性を高めています。
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KISSAKI SOLE。日本刀の切先に着想を得たソール設計

PI-402で新たに採用されたKISSAKI SOLE(切先ソール)は、最大幅22mmのアドバンスドキャンバーソールです。日本刀の切先(きっさき)の精緻な形状から着想を得たとされ、ターフへの入り方と抜けを最適化。
さまざまなスイング軌道や入射角に対応し、ターフインタラクションと寛容性の両立を目指した設計です。
PI-401が4面ソールグラインドだったのに対し、PI-402はこのKISSAKI SOLEへと一新されています。
ヘッド形状 ― よりコンパクトでクラシカルに

PI-401と比較して、PI-402はフェース長がコンパクト化され、ヒール高が増加。
アドレス時のルックスがよりクリーンでクラシカルな印象に仕上がっています。ネック形状もボールを視覚的に包み込むデザインとなっており、構えたときの安心感を演出しています。
三浦技研としてはPIシリーズが「やさしさ」を重視するカテゴリーでありながら、見た目の洗練さも犠牲にしない姿勢が読み取れます。
スペック
| 番手 | 4i | 5i | 6i | 7i | 8i | 9i | PW | GW |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロフト | 21° | 23° | 26° | 30° | 34° | 38° | 43° | 48° |
| ライ角 | 61° | 61.5° | 62° | 62.5° | 63° | 63.5° | 64° | 64° |
| FP (mm) | 3.5 | 3.5 | 3.5 | 3.5 | 4 | 4 | 4.5 | 4.5 |
| ヘッド重量 | 246g | 253g | 260g | 267g | 274g | 281g | 288g | 295g |
7番アイアンのロフト30°はPI-401と同一。
PWのみ44°→43°と1°ストロング化されていますが、全体としてはロフトを立てて飛距離を稼ぐアプローチではなく、素材と構造の変更でボールスピードと寛容性を向上させる設計意図が明確です。
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PI-401からの主な変更点まとめ
| 項目 | PI-401 | PI-402 |
|---|---|---|
| フェース素材 | S35Cカーボンスチール | クロモリ鋼(3mm熱間圧延) |
| タングステン | なし | 35g(低重心配置) |
| キャビティ構造 | キャビティバック | ポケットキャビティ+V字マス |
| ソール設計 | 4面ソールグラインド | KISSAKI SOLE(最大22mm) |
| フィーリング素材 | ― | TPU振動制御プレート |
| PWロフト | 44° | 43° |
| ヘッド形状 | ― | コンパクト化・ヒール高UP |
日本国内での展開について

三浦技研の製品は、日本国内向け(三浦技研 / miuragiken.com)とグローバル市場向け(Miura Golf / miuragolf.com)で流通経路が分かれています。Miura Golfのグローバル販売権は8AM Golf傘下にあり、日本を除く世界市場を担当しています。
前作PI-401は三浦技研オフィシャルECでも販売されており、PI-401 Blackという国内向けカラーバリエーションも展開されていました。
しかしPI-402については、現時点で三浦技研公式サイトおよびオフィシャルECに製品ページが確認できません。Miura Golf側にのみ掲載されている状況です。
今後国内展開される可能性はありますが、現時点ではUSモデルとしての入手が基本となりそうです。
三浦技研「PI-402 Chrome アイアン」の取扱い情報
現時点では日本国内(三浦技研)での展開は確認できておらず、USモデル(Miura Golf)のみの販売です。
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん。
ぼくも普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、今年に入ってからはコブラのミニドライバーなど多数購入しています。メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱い店なので安心感が違います。
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