ゼクシオ14プラス ドライバーの試打計測を行いました。世界初のVRチタン採用なども話題ですが、まさに現代のスタンダードではないかと思えるほどの完成度です。
今回の計測にもいつものようにトラックマン4を使用しています。(今まではGCクアッド使っていましたが、アプリなどソフトウェアの使いやすさから変更しました)

目次
ゼクシオ14プラス ドライバーの概要とデザイン

これまでのゼクシオXだったシリーズの後継にあたるのが今回の14プラスです。デザインは幾分シンプルになっていますが、まあゼクシオだなという印象はありますね。
ゼクシオ14よりもプラスの方がアスリートライクなモデルで、ヘッド重量もほぼ200gありスリクソンに近い立ち位置です。

新テクノロジーとして一番注目すべきはシリコンを加えて強度を42%向上させたという世界発採用の新素材「VR-チタン」です。
強度アップによる薄肉化と軽量化で、ボディ設計の効率化を可能にし、初速性能が上がったとされています。
また、バルジとロールの再設計に加え、トウヒールのレーザーミーリングで打点ブレやウェットなコンディションでも滑りを抑えて、ショットの安定性を向上するような工夫もほどこされている。

クラウンもマット調となりました。一見するとスリクソンっぽさがあるけれど、ヒール側が膨らんでいてちゃんとゼクシオ感があります。
トップラインは真っすぐではなくて少しカーブしているように見えます

フェースアングルは割とストレート目ではありますが、ライ角がけっこうアップライトなので、スタンダードの状態だと結構つかまりそうな雰囲気がありました。
いちおうカチャカチャで0.5までフラットにできます。個人的にはそれで丁度いいぐらいに感じたのですが、そもそもフラット目が好きなら気になるかもしれません。
そういう場合はシャフト長を短くするなどして調整すると良いかもです。


ゼクシオが最近推しているアクティブウイングは今作でも健在。ヒール側だけでなく、ソールのトウ側にもあしますね。空気の流れを整えることで、ヘッドのブレを抑えたりする効果が期待できるとのこと。

ヘッドの後方には重心を深くするためのウェイトが装着されています。

ネックは調整式でカチャカチャもできます。
ゼクシオ14プラス ドライバーのトラックマン試打計測データ


2024年以降、ドライバーはヘッドスピード44m/s〜46m/sの範囲内での計測に統一しています(1m/sぐらいは前後するのはご了承ください)。

試打計測の平均データが下記
| クラブスピード | 45.6 m/s |
|---|---|
| ボールスピード | 67.2 m/s |
| スマッシュファクター | 1.47 |
| 打ち出し角 | 12.9° |
| スピン量 | 2370 rpm |
| キャリー | 248.1 yd |
| トータル距離 | 275.2 yd |
| 最高到達点 | 29.4 yd |
| 落下角度 | 35.4° |
| スピン軸 | -0.7° (左) |
| 曲がり幅 | -0.6 yd(左) |
| キャリーサイド | -5.9 yd(左) |
| 打ち出し方向 | -1.2 (左) |
初速がかなり出やすいです。期待以上でした。
飛距離性能と上がりやすさの分析

期待以上に初速性能が高かったです。ヘッドスピードが45m/s前後で、初速平均で67m/s以上はとても優秀な数値でしょう。
平均飛距離は275ヤードまで出たので、単純な飛距離性能には優れたドライバーと考えて良さそうです。打点ブレ時の初速ロスも小さくて、安定して飛ばせるというのが強いです。
正直優しさも十分あるし、個人的にもかなり良いなと思っています。

ただ、バックスピン量に少しムラがあったかなと思います。平均では2300回転程度に収まっていましたが、中身をみると2700回転など、3000回転に迫る勢いでスピンが入る弾道も見られます。
スピンはある程度入りやすい仕様には調整されているようです。
ここからカスタム次第ではバックスピン量を落とすことは容易だと思われるため、かなり守備範囲の広いヘッドですね。
あと高さですが、打ち出しが12.7°と、そこまで高くなりませんでした。ここも意外でしたが、いきなり高く打ち出されるようなタイプではないので、ヘッドスピードのある人や、競技志向の人でもラインをイメージしやすいでしょう。
弾道や球筋、方向性の分析

弾道は比較的ストレートのニュートラル弾道でした。捕まりが強烈なタイプでもないので、そういった意味でも守備範囲は広め。

前述したように標準ライ角がアップライト気味なので、センターから左側約10ヤード地点に集中していますが、カチャカチャのライ角調整だけでもそこそこいけそうな気はします。
あと、前後の距離の差も小さくて集団性も良いですね。

弾道は終始落ち着いていますし、これで結構飛距離にも期待できるとなるとトータルパフォーマンスとしては申し分ないんじゃないでしょうかね。
いやー弾道やデータは素晴らしい結果だったと思います。
ゼクシオ14プラス ドライバーのフィーリング

打感と打音も良かったです。ベースはゼクシオなので、高音よりの爽快感重視かと思っていましたが、落ち着きのある中音というサウンドでした。
打感も結構やわらかくてフェースへの吸い付くフィーリングも感じられて、とにかく打っていて不快な要素が少ないです。
芯を外して異音がしないため点も加点ポイントとなりそうです。
良かった所・微妙な所
ゼクシオ14プラス ドライバーの総合評価

思っていた以上に進化しています。トータルパフォーマンスはとても高いレベルで、飛距離性能の高さと安定感の両立は見事としか言いようがありません。
特に芯を喰った時の初速性能は優れていますが、打点がブレても安定したスピードが出るのが最高でしょう。最高飛距離と最低飛距離の差も非常に小さいので、マネジメントのしやすいドライバーに仕上がっていました。
方向性の良さ、弾道の落ち着きぶりもあり、全体を通して癖は少なさが光っていました。万能です。
ここまでスタンダードな仕上がりで飛距離にも期待できるとなると、すべての方が一度は試してみる価値があると思います。
ただ、ライ角だけはアップライト気味なので、特につかまりを重視していない人は一度構えてみることをおすすめします。
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