PGAツアーの秋の日程(FedExCup Fall)が今週から始まり、新しいゴルフボールをツアーの選手に配る「シーディング」の時期に入りました。

スリクソンは9月14日に公式Xで黒い箱に入った新ボールがツアーに届いたと予告し、タイトリスト「スプリットアロー」と呼ばれる刻印のプロV1/プロV1xがUSGAの適合リストに載っています。

どちらもモデル名と発売時期はまだ公表されていません。ただ、2社とも前回のモデルチェンジの前に同じ動きをしているので、次のボールが出る前の動きだと見ています。

この記事のポイント

  • スリクソンの黒い箱はSRIXONのロゴと赤いラインだけでモデル名なし。動画では現行Z-STAR XVの箱と入れ替えている
  • タイトリストはUSGAの適合リストに「(split arrow) Pro V1」「(split arrow) Pro V1x」が計4件。サイドスタンプの矢印が左右に分かれた新しい刻印
  • 発表は2社とも未定。前回はツアー投入からおよそ3か月で発表、翌年1月から2月に発売だった

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スリクソンは黒い箱の新ボールをツアーへ

練習場に置かれたスリクソンの黒いダースボックスとスリーブ

画像: Srixon公式X(@SrixonGolf)の動画より

ロッカーから現行Z-STAR XVの箱を取り出す場面

スリクソンが公式Xに投稿したのは16秒の動画です。ロッカーから現行のZ-STAR XVの箱を取り出し、代わりにSRIXONのロゴと赤いラインだけが入った黒い箱を置く。そのあと練習場のスタッフバッグの横に、同じ黒いダースボックスとスリーブが並びます。

箱にも投稿にもモデル名はなく、「新しいスリクソンのボールが正式にツアーに届いた」とだけ書かれています。

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タイトリストの「スプリットアロー」プロV1/プロV1xが適合リストに

GolfWRXのアリスター・キャメロン氏が、USGAの適合リストにタイトリストの新しい登録が載っていると投稿しました。ぼくもUSGAのデータベースを開いて確認したところ、「split arrow」で検索すると次の4件が確認できています。

USGAでの表記刻印
(split arrow) Pro V1 (split arrow)無印
(split arrow) Pro V1 (split arrow)「TOUR」(黒)
(split arrow) Pro V1x (split arrow)無印
(split arrow) Pro V1x (split arrow)「TOUR」(赤)
USGA適合リストに掲載されたタイトリストのスプリットアロー刻印4件

画像: USGA Equipment Databaseより

写真では、サイドスタンプの「PRO V1」の左右に山形が2つずつ付いていて、現行の2025年モデルの1本の矢印とは別の刻印

タイトリストからの発表はまだありません。

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前回の流れから見た発表と発売の見込み

前回のモデルチェンジで、2社がツアー投入から発表、発売までにかけた期間は次のとおりです。

前回のモデルツアーでの使用発表発売
スリクソン Z-STARシリーズ(2025年モデル)2024年2月と8月に松山英樹選手が発表前のZ-STAR XVで優勝2024年11月8日2025年1月17日
タイトリスト プロV1/プロV1x(2025年モデル)2024年10月のシュライナーズ・チルドレンズ・オープンからシーディング開始2025年1月13日2025年1月25日(日本は2月5日)

Z-STARは2021年、2023年、2025年と2年おきに新しくなっていて、プロV1も番号付きのモデルは奇数年に出ています。今回の2つがそのまま2027年モデルなら、発表は年内から年明け、発売は2027年の1月から2月になりそうな見込みです。

ただ、これは前回までの流れからの推測であり、2社とも正式には何も発表していません。

個人的に気になっているのは、タイトリストが例年の10月より1か月早く動いたところです。今回は9月17日開幕の秋の初戦「ビルトモア選手権」(ノースカロライナ州)の週に適合リストへ掲載を行いました。契約選手が試す期間が長く取れるので、切り替えのペースも前回より早まるのではないかと予測します。

スリクソンのほうは黒い箱の中身について続報待ちです。

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この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら