グラファイトデザインから初のパターシャフト「Tour AD RAIL」が発表されました。

米国時間2026年9月9日にリリースが配信されました。正式名称はGraphite Design x L.A.B. Golf Tour AD RAIL Putter Shaftで、L.A.B.ゴルフのパター専用として2026年9月10日から選べるようになります。L.A.B.ゴルフのパターをカスタムオーダーする際のシャフトオプションで、追加料金は399ドル(1ドル153.8円で約6万1,000円)です。

創業36年のシャフトメーカーが出す初のパターシャフトが、L.A.B.ゴルフ専用というのは意外なところ。

現時点で分かっていること

  • Tour ADで初のパターシャフト。L.A.B.ゴルフ専用として共同開発
  • 50トンの超高弾性カーボンを使用し、L.A.B.ゴルフがこれまでテストした中で最も硬い仕様
  • 2026年9月10日から、カスタムの追加料金399ドル。日本での取り扱いは現時点で発表なし
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Tour ADで初めてのパターシャフト

グラファイトデザインのTour ADといえばウッド用・アイアン用のイメージが強いブランドです。DI、IZ、VF、XC、UBあたりは国内でもリシャフトの定番で、ツアーでも2025年に世界で44勝を記録しています。

そのTour ADから初めてパター用が出ます。L.A.B.ゴルフとの共同開発で、L.A.B.ゴルフのパター専用となっています。

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50トンカーボンで最も硬いパターシャフトに

素材は50トンの超高弾性カーボンです。

グラファイトデザイン×L.A.B.ゴルフ Tour AD RAIL パターシャフト(L.A.B. Golf公式Xの投稿写真)

画像: L.A.B. Golf公式X(@labgolfputters)より

開発の目標は、これまでで最も硬く、最も安定したパターシャフトを作ることだったそうです。その結果、L.A.B.ゴルフがテストした中で最も高いCPM、最も少ないたわみ、最も硬いシャフトになったと説明されています。

メーカーが挙げているポイント

  • 50トン超高弾性カーボンで、軽さと強度を両立
  • 業界でも屈指という寸法精度
  • ストローク中の安定性と再現性
  • 硬さを上げつつ、カーボンらしい打感とフィードバックは残す

硬くしてたわみを抑えるという狙いとしては、KBSのTOUR GPSやBGTのスタビリティーシャフトと同じです。最近のパターはヘッドが重くなっているので、従来のスチールシャフトだとインパクトでたわんでフェースの向きがずれやすい。それを抑えるために出てきたのが、この手の高剛性パターシャフトです。

ゼロトルク系のパターはヘッド側でフェースの向きが変わりにくいように作ってあるので、そこにたわむシャフトが付いていたらもったいない。RAILがL.A.B.ゴルフ専用になったのは、そういう理由だと思います。

関連パター用カスタムシャフト『スタビリティーシャフト』試打評価レビュー|気になる性能から取り付け方法まで解説【PR】

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「RAIL」の由来は日本語の「いれる」

個人的に一番気になったのはモデル名です。リリースによると、RAILという名前はグラファイトデザインが日本のメーカーであることにちなんだもので、日本語の「いれる」から取ったそうです。パットをカップに入れる、の「いれる」ですね。

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L.A.B.ゴルフで選べる他のシャフトとの比較

L.A.B.ゴルフのパターは注文するときにシャフトを選べます。公式サイトに載っている標準長のオプションと、今回のRAILを並べたのがこちら。

シャフト素材長さ追加料金日本円の目安
Tour AD RAIL50トン超高弾性カーボン未発表399ドル約6万1,000円
L.A.B. Golf By TPT薄いシートを重ねたカーボン29〜37インチ399ドル約6万1,000円
Diamana Matte X24tカーボン28〜38インチ250ドル約3万8,000円
GEARSフィラメントワインドカーボン29〜42インチ175ドル約2万7,000円
Accra(140g)高弾性カーボン29〜38インチ100ドル約1万5,000円
L.A.B.ゴルフ公式のシャフトオプション(標準長)。日本円は1ドル153.8円(2026年9月9日時点)での目安です。

RAILは399ドルで、これまで一番高かったTPTと同じ金額。ディアマナのMatte Xが250ドル、Accraが100ドルなので、L.A.B.ゴルフで選べるシャフトの中では最も高いシャフトになります。

TPTも薄いカーボンシートを重ねた構造で硬さを売りにしてきたシャフトなので、同じ値段でどこが違うのかは気になります。L.A.B.ゴルフの説明を見る限りでは、CPMもたわみの少なさもRAILが上のようです。

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重量も長さは公開されていない

今回のリリースで分かるのはコンセプトと価格、それかは販売時期ですが、まだ公表されていないのがこちら。

  • シャフト重量(グラム)
  • 長さの展開と、アームロックやブルームスティックへの対応
  • CPM・トルク・たわみ量の具体的な数字
  • 仕上げのカラー展開
  • 対応するパターモデルと

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価格と発売日、日本での取り扱い

取り扱いが始まるのは2026年9月10日、カスタムの追加料金は399ドルです。L.A.B.ゴルフのパターを注文するときに選ぶオプション。

流通を担当するのはPro’s Choice Golf Shaftsで、グラファイトデザインの北米での独占代理店です。同社が扱う地域として挙げられているのは米国、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ、UAE、南アフリカ、南米、オーストラリア。日本はこのリストに入っていません

グラファイトデザインの日本公式サイトにもRAILの製品ページはなく、L.A.B.ゴルフの日本公式に載っているシャフトオプションもTPTだけです。PR TIMESにもリリースは出ておらず、国内の通販でも見つかりませんでした。国内での取り扱いは現時点で未定です。

秩父で作ったシャフトが日本で買えないというのはもどかしいですが、L.A.B.ゴルフのパター自体は国内でも正規販売が始まっているので、このシャフトも後々可能性はあると思います。

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この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら