KBS「TOUR V-X」アイアンシャフトが登場|105gから130gの6重量展開、日本での取り扱いは未定

KBSのアイアン用スチールシャフトにTOUR V-Xが追加されました。
米国時間2026年8月31日にリリースが配信され、翌9月1日にかけてThe Golf WireやDriving Range Heroesが伝えています。重量は105gから130gまでの6種類で、KBS公式ストアでの価格は1本69.95ドルです。
先に登場していたV-X Liteに続くV-Xファミリーの2モデル目で、今回は重量帯がぐっと上がっています。
V-Xファミリーの2モデル目として登場

バンドは赤地に黒文字で、KBSロゴの下に「V-X」が入るデザイン。仕上げはクロームなので、見た目はこれまでのKBSのスチールと大きくは変わりません。
KBSが設計として挙げているのは、手元がしっかりした硬めのバット部、しなりを感じられる中間部、そして安定した先端の3つ。これを組み合わせて、スイング中の安定性と操作性を両立させるとのこと。
数字として出しているのが重量対強度比で、これまでのどのアイアンシャフトよりも約20%高いとしています。しなりの幅そのものを小さくすることで、インパクトでの変形が減り、狙ったところへ素直に飛ばせるという理屈ということです。
硬さ2よって安定させるという方向性は、KBSでいうとC-TAPERに近い考え方かなと思います。ただ、KBSはV-Xを既存のどのカテゴリーにも属さない別枠として説明しているので、既存モデルの延長というより、新しいカテゴリを立ち上げたという扱いのようです。
重量は105gから130gまで5g刻み
ラインナップがかなり細かく用意されています。
| 項目 | KBS TOUR V-X |
|---|---|
| フレックス | R / R+ / S / S+ / X / Tour Spec X |
| 重量 | 105g / 110g / 115g / 120g / 125g / 130g |
| 対応番手 | 3I〜9I、PW、SW |
| チップ径 | .355インチ(テーパー) / .370インチ(パラレル) |
| 長さ | 37〜42インチ |
| バット径 | .600インチ |
| 仕上げ | クローム |
| 米国価格 | 1本69.95ドル |
重量が105gから130gまで5g刻みで6段階あるので、同じフレックスでも重さだけを変えるということが可能。130gまで用意しているアイアンシャフトはそれほど多くないので、重いスチールを探している方には選択肢が増えることになります。
チップはテーパーとパラレルの両方があり、長さも42インチまで。トルクや振動数といった数値は、現時点で公式から公開がありません。
名前が似ている「TOUR-V」とは別のシャフト
ここが今回いちばん引っかかるところで、日本で普通に買える「KBS TOUR-V」と、今回の「KBS TOUR V-X」はまったく別のシャフトです。
TOUR-Vはフィル・ミケルソンの要望から生まれたモデルで、KBS TOURよりもスピンと打ち出しを抑えるシャフト。日本でもFST JAPANの正規ラインナップに入っていて、楽天などでも普通に売られています。
| 項目 | TOUR V-X(新) | TOUR-V(既存) |
|---|---|---|
| 重量 | 105〜130g(6段階) | 100g / 110g / 120g、Tour Spec S+は125g |
| フレックス | R / R+ / S / S+ / X / Tour Spec X | R / S / X、Tour Spec S+ |
| 対応番手 | 3I〜9I、PW、SW | 2I〜9I、PW、SW |
| 長さ | 37〜42インチ | 37〜40.5インチ |
| チップ径 | .355 / .370インチ | .355インチ |
| 日本での取り扱い | なし | あり(FST JAPAN正規) |
先に出ていたV-X Liteとの違い

V-XファミリーにはすでにTOUR V-X Liteがあり、こちらは2026年前半から出回っています。バンドは白地に黒文字。
| 項目 | TOUR V-X | TOUR V-X Lite |
|---|---|---|
| 重量(テーパー) | 105〜130g | 90g / 95g / 100g |
| 重量(パラレル) | 105〜130g | 99g / 102g |
| フレックス | R / R+ / S / S+ / X / Tour Spec X | R / S / X、パラレルはR/S |
| 長さ | 37〜42インチ | 37〜42インチ(重量で異なる) |
| 米国価格 | 1本69.95ドル | 1本59.95ドル |
V-X Liteは軽量帯モデルですが、その中ではKBSは同じカテゴリーのどのシャフトよりも1フレックス以上硬いと説明しています。軽いのに硬いという、いわゆる軽硬です。
そこから15gほど高重量帯をカバーしたのがV-Xということになります。
ツアーでの使用報告は現時点でなし
発表から日が浅いこともあって、V-Xを実戦で使っている選手の情報はまだ出ていません。KBSは契約選手の多いメーカーなので、今後使用する選手が出てくる可能性はあると思います。
KBSは発表の中でツアーでの実績を強調していますが、具体的な選手の名前までは挙げていません。
価格と日本での取り扱い

米国価格は1本69.95ドル。既存のC-TAPERが56.95ドルなので、KBSのスチールの中では高価格帯になります。
ただ、KBS公式ストアは全フレックスがSold Out表示で、サイト上部にも注文が集中していて配送に時間がかかるという告知が出ています。米国のリシャフト専門店Fairway Jockeyを見ても、扱いがあるのは59.95ドルのV-X Liteだけで、V-X本体はまだ掲載がありません。
フェアウェイゴルフでも、KBSのアイアンシャフトはTOUR、TOUR-V、TOUR LITE、C-TAPER、$-TAPERといった従来モデルまでで、V-XもV-X Liteも見当たりませんでした。
日本については、総代理店FST JAPANの取扱いシャフト一覧にV-XもV-X Liteも掲載がありません。国内で正規に買えるようになる時期は、現時点では未定ということになります。
取り扱いショップの情報が入り次第、随時更新していきます。
以上、KBS「TOUR V-X」アイアンシャフトが登場|105gから130gの6重量展開、日本での取り扱いは未定という話題でした。
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