タイトリストの2020年モデルドライバーであるTSi2ドライバーの試打を行いました
今回は弾道計測機のスカイトラックを使ってデータ計測を行いました
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フェースには強靭性が特徴の「ATI425チタン」を採用し、高初速化を実現しています
TSi2ドライバーのデザインはTSi3と違って可変ウェイトが無いのでよりシンプルになっています
これはこれでカッコいいデザイン
![タイトリスト TSi2ドライバー0000](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/6f9916fbab8363e77ba393d1a6737726.jpg)
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タイトリスト TSi2ドライバーの試打クラブスペック
試打には純正カーボンシャフト「TSP322 55」のSを装着しています
ロフト角は9.5°、ライ角58.5°、重量は10g、バランスはD3.0です
タイトリスト TSi2ドライバーの試打計測データ
![TSi2試打計測データ](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/9901f2cc6e6f22e84264584231b7543b.jpg)
飛距離は平均キャリーが259ヤードということで申し分ない数字。まあ飛びますね間違いないです
1球目と3球目はミスヒット(フェース上目)しているんだけれども、それでも253ヤードと258ヤード出ているから驚きであります
そしてバックスピン量ですが、平均値で2918rpmなのでちょっと多いかなと思います
次は方向性の部分ですが、概ねドロー傾向で捕まりは良さげ
センターからのブレも左方向へ集中していて、左へは最大で29.6ヤード、最小は左へ3.5ヤード
正直左に行きすぎだとは思いますが、打ち出しが左に出ているのが最大の要因です
サイドスピン量自体はそんなに多くはないですね
タイトリスト TSi2ドライバーの評価
![タイトリストTSi2ドライバー評価チャート](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/6690d9bf591ba04c3a0d29bac70d5dd4.jpg)
飛距離性能は満点の5点評価。飛びに関しては文句なしの性能です
特に初速の速さが際立っていて、今回の最高初速は71.6m/sを記録
平均値では70m/sを切っていますけど、それでも良い数字です。4球中2球はフェース上目だし、ちゃんと打てたらTSi3と同様に飛びます
ただバックスピン量は平均よりも多めで、ここで飛距離ロスが出ているのは認めざるおえません
逆にこれだけのスピン量でも初速が出ればこれだけ飛ぶということなんで、やっぱり初速は重要な飛びの要素だと実感します
スピン量に関してはTSi2よりも明らかに多いこともあって、上がりやすさでいえばTSi2ドライバーの方が上だなとは思います
高弾道化させたいならTSi2を選ぶ方が良いですし、シンプルに上がってくれるので上がりやすさも満点にしておきます
あとTSi2の優れている部分としてはミスへの強さかなと思います
というのも実際1球目はミスヒットしているんですけど、それでもキャリーで250ヤードを超えてきているのが理由です
芯を外すとやはり飛距離は落ちてきますけど、それでも水準以上は出るから優秀ですね
あとはTSi3同様にしっかり捕まる系なので、これも多くのゴルファーが恩恵を受けられる所でもあります。基本的に捕まらないより捕まる方がその後のカスタムの幅は広がるのでここも良い部分だと思います
ミスに強いヘッドで尚且上がりやすさを重視するならTSi3よりもTSi2の方が優先度は高いかなと感じます
▼ヘッド形状は大きめで安心感があるタイプ
![タイトリスト TSi2ドライバー0004](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/3a443234a424f7509a6ef6b5170fb6a8.jpg)
TSi3よりは大型で安心感のあるタイプ
ここで少し好みが分かれそうな部分にはなってくるとは思います
形状自体に癖はないです
▼横からみたらこんな具合
![タイトリスト TSi2ドライバー0003](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/6cf5526b0cef466d13c2af8f73e4f0b7.jpg)
結構なシャローバック形状
空力を計算されているみたいですが、はっきり言って効果の程は不明です
▼TSi3よりはやや高めの打球音
![タイトリスト TSi2ドライバー0002](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/bc1cb243efd611444e18bff083c14dcd.jpg)
TSi3の打音とか打感はめちゃくちゃ良かった印象がありますけど、TSi2はすこし高めの打球音
ただそこまでうるさい訳では無いから気になる程ではないです
▼TSi2はウェイトによる弾道調整機能はなし
![タイトリスト TSi2ドライバー0001](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/0309a76e96e9bb55e6ac6b31e56fb73a.jpg)
ウェイトの調整機能はなしです
タイトリスト TSi2ドライバーの試打弾道イメージ
▼スカイトラックでの弾道イメージです
![TSi2ドライバー弾道まとめ](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/86bca144d16281bcf531433a36695475-scaled.jpg)
弾道はドロー系の球筋で基本的には捕まるタイプです
サイドスピン量的にはそんなに多くはないです
▼今回一番飛んだ打球
![タイトリスト TSi2ドライバー弾道0001](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/0a42ecdac56aaab4f4b8927cb777c772.jpg)
正直左すぎる感はありますが飛んでます
上でも言っていますが、サイドスピン量は少なめ。左に打ち出しやすいからここをカスタムで調整したい
ツアーAD DIとかツアーAD PTとかは面白そう
左への打ち出しになっているのでオープンフェースに調整するとちょうど良いと思います
タイトリストTSi2ドライバーの試打動画
タイトリストTSi2ドライバーを試打しての総評
![タイトリスト TSi2ドライバー0000](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2020/11/6f9916fbab8363e77ba393d1a6737726.jpg)
TSi3も最強クラスに飛ぶドライバーでしたが、TSi2も良いドライバー
比べるとTSi2の方が優しく上がってくれてミスにも強く、見た目どおりしっかりと差別化できている点は評価したいポイントです
許容度ではTSi2の上に感じるのでティーショットを安定させるならTSi2の方が良いかもしれません
と言っても両方とも初速性能の高さは際立っているので、甲乙つけがたいです
とにかくこちらもぜひ試して頂きたいドライバーです
おすすめ度:
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タイトリスト TSi2ドライバーを安く買うならここがおすすめ
日本モデルよりもUSモデルの方が金額的にはかなり安くなっているのでUSモデルを手に入れるのもありです
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん
ぼくも普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、今年に入ってからはコブラSPEEDZONEやSIM MAXDなど色々と購入しています(昨年はEPIC FLASH)
メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱店なので安心感が違います
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