PROではないノーマルのTENSEI CKオレンジの試打レビュー記事です
- TENSEI CKオレンジの試打データ
- TENSEI CKオレンジのフィーリング
- TENSEI CK PROオレンジとの違い
以上をメインに試打評価していきます
「三菱ケミカルTENSEI CK PROオレンジ試打レビュー|振り抜き抜群で飛距離アップ!」という記事でPROの方のオレンジを評価しましたが、今回はノーマルモデルにあたる テンセイCKオレンジを試打することができましたので、どういった違いがあるのかをレビューしていきます
TENSEI CKオレンジとPROオレンジの違い
![TENSEI CKオレンジシャフト](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2019/10/1583252D-26CA-45BE-A72A-AB4339B39070.jpeg)
TENSEIにはCKシリーズとPROシリーズとがありますが、PROシリーズにはシャフト先端にボロン繊維を採用しているため、PROシリーズのほうが先端剛性が高くハードなモデルとなっています
トルクに関してはテンセイCKオレンジのほうが高めに設定されていたりというセッティングが施されていますので、データ的には柔らかめの印象をあります、重量に関してはTENSEI CKオレンジのほうが重いので不思議な感じがしますね
そしてカウンターバランス設計というところでも同じ設計思想で、振り抜きやすさにも特徴があるシャフトですが、大きく異なるのがキックポイント
PROのほうは手元調子なのに対して、CKオレンジは中調子となっているので、ここではっきりとした違いが現れるシャフトとなりますので注意が必要です
CKオレンジ | CK PROオレンジ | |
重量 | 67g | 63.5g |
トルク | 4.4 | 3.5 |
キックポイント | 中調子 | 手元調子 |
TENSEI CKオレンジ装着の試打クラブとスペック
![TENSEI CKオレンジの試打クラブ画像](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2019/10/A04CA777-25AA-404C-96BC-5F6FB9124285.jpeg)
ヘッド | テーラーメイド オリジナルワンミニドライバー |
ロフト | 13.5° |
シャフト | TENSEI CK オレンジ 60 |
フレックス | S |
総重量 | 329g |
![テーラーメイドオリジナルワンミニドライバー試打レビュー](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2019/06/4c47d50df7c7bc24cf2412a0643ad0a0-320x180.jpg)
TENSEI CKオレンジの試打データ
![TENSEI CKオレンジ試打データ](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2019/10/2EDF7AC3-C3F2-4CF3-ACA3-6B667D4F2ECC.jpeg)
TENSEI CK オレンジ | ディアマナF | |
ヘッドスピード | 45.2 | 46.0 |
ボールスピード | 65.5 | 66.7 |
サイドスピン量 | 41右 | 98左 |
バックスピン量 | 2936 | 2732 |
打ち出し角 | 16.1 | 15.2 |
最高到達点 | 41 | 40 |
キャリー | 244 | 252 |
総距離 | 263 | 272 |
比較対象には同一ヘッドでの試打データがあるDiamana F65リミテッドを採用しました。同一メーカーのモデルで、オリジナルワンミニドライバーUSモデルオリジナルワンミニドライバーUSモデルの純正シャフトにあたります
バックスピン量が多くなっていることから、飛距離的にはややもの足りない印象がありますが、打球の上がり方は良好です
![TENSEI CKオレンジ弾道イメージ](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2019/10/5DE23026-B859-4C1D-AADB-E655D5DC2BE9.jpeg)
方向性は素晴らしく、左右ブレの誤差は最大でも7ヤードに収まりました
球筋は高弾道のややフェード系で、安定性はかなり良い感じです
捕まりすぎないので、左を怖がらずに安心してスイングできる弾道
TENSEI CKオレンジを試打してみての評価と感想
![](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2019/10/F6965248-5644-4298-875B-FC68064E9245.jpeg)
まず重量が60g台後半ということもあり、重さ的に比較的ハードな印象はありますが、振ってみるとカウンターバランスが効いているので、重さの割には振りやすさがあります
総重量が上がっている分スイングプレーン自体は比較的安定しやすくなったことからか、打球の方向性は稀にみるほどに安定していたのが印象的
ボロンシートを採用していないCKシリーズですが、それでもシャフト先端の剛性感は高くミスヒット時のヘッドの挙動も安定しています
TENSEI CK PROオレンジとはやはり別物
![TENSEI CKオレンジとPRO](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2019/10/E38B82DC-F0B3-4842-9432-362EA93547AC.jpeg)
TENSEI PROオレンジとキックポイントが異なることや、重さとトルク値も大きく変わるのでフィーリング的には全くの別物でした
スイング時のしなり感ではCKオレンジの方が柔らかく、圧倒的にPROオレンジのほうが硬さを感じますが、特にシャフト先端の特性が違います
打ち比べてはっきりしましたが、軽くて硬いというのがPROオレンジで、よりハードに叩いていけるモデルという印象ですね
スイングと方向性を安定させるならCKオレンジがおすすめ
重量も軽く、しなり量の少ないPROよりは、CKオレンジのほうが重量もトルクもあることから、スイングがまだ不安定な方にも再現性を高める上でおすすめできるモデルです
総重量は上げながら軌道を安定させてくれる効果が期待できますし、それでいてカウンターバランスの効果で振り抜きやすさが向上します
TENSEI CKオレンジの試打評価のまとめ
本記事はTENSEI CKオレンジシャフトについて書きました
TENSEI CKオレンジはカスタムシャフトとしては価格も手頃で入手しやすいモデル。重量の割にカウンターバランスで振り抜きやすさもあり、スイング時の軌道を安定させてくれるので、安定性を各段に向上させてくれるシャフトです
以上、「TENSEI CK オレンジ試打評価レビュー」スイング軌道が安定するかスタムシャフト。という話題でした
![カスタムシャフトおすすめ人気ランキング](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/12/custum-shafts-ranking-320x180.jpg)
![](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2017/08/yardsale-320x180.png)
![](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2019/09/EAFC42FF-9A76-4CD7-88F8-CC10334A8985-320x180.jpeg)