【予約開始】キャロウェイ「Full Toe SP」ウェッジが発表|フルフェース溝+史上最高重心、米国は9月4日発売

キャロウェイから、トウの高いフルフェース形状のウェッジ「Full Toe SP」が発表されました。
米国での一般発売は2026年9月4日、価格は199.99ドル(1ドル159円換算で日本円のおよそ3万2,000円)です。
2021年にJAWSシリーズへ吸収されていたフルトゥが、5年ぶりに独立したシリーズ名で復活。
Full Toe SPウェッジの概要

ロフトは54度から62度までの5種類で、ソールグラインドはJとJWの2タイプというラインナップ。
フェースには2025年のOPUS SPウェッジで登場したSPIN GEN 2.0のグルーブを採用し、ヘッド内部にはソール側を空洞にするSPIN POCKET構造を積んでいるのが特徴。
つまりOPUS SPの中身を、トウが高くて溝が端まで入ったヘッドに改良したモデルという感じですね。
MyGolfSpyによると、キャロウェイは「JAWSの一員にした時にこの形の持ち味が薄れてしまった」ともコメントしていました。
言われてみると、JAWS フルトゥは確かに角が取れて普通のウェッジに近づいていた記憶があります。
溝がヒールからトウまで走るフルフェースグルーブ

スコアラインはヒールからトウまで途切れずに入っていて、キャロウェイいわく従来形状の60度ウェッジと比べて溝の面積が44%多いとのこと。
溝そのものはOPUS SPと同じ17Vグルーブで、ピッチを詰めることでボールに当たる溝のエッジを増やしています。
また、キャロウェイの開発陣は、芝を敷いたロボットテストで溝のないトウ側に当てると、スピンがほとんど消えてナックルボールみたいになると話しています。
ボールが沈んでいたり、反対に芝の上に結構浮いている状況などではこの溝が効果を発揮するはず。
キャロウェイ史上最大のSPIN POCKETで重心を上げた

SPIN POCKETは、ソール内部に意図的な空洞をつくって、低い位置にあった重量をトップブレード側へ移す構造です。
Full Toe SPはトウが高いぶんヘッド内部に余裕があるので、ポケットもこれまでで一番大きく取れたとしています。
サイズはOPUS SP+より18%、無印のOPUS SPより35%大きく、重心の高さもキャロウェイのウェッジで歴代最高になりました。
重心が高いと、スクエアに構えたショットでは重心より下でボールを捉えることになるので、打ち出しが低く抑えられてスピンが増えます。
逆にフェースを開いて打点が上になると、今度は重心の近くで当たるぶん、ボールは高く上がるという理屈。
キャロウェイはこれを「ウェッジのスイスアーミーナイフ」と表現しています。
オフセットが戻って、リーディングエッジは丸くなった

見た目でいちばん変わったのは、リーディングエッジのカーブとオフセットです。
過去2世代のフルトゥとは異なりリーディングエッジをかなり丸くしてきました。
これに関してはプロから、丸くすることでフェースを大きく開いた時にヘッドが低く入りやすく、右へすっぽ抜ける不安が減るというフィードバックがあったそうです。
そこにオフセットもはっきり入れてきました。
グラインドはJとJWの2種類

Jグラインドは前作から継続の形状で、今回はソールに縦と横の2方向のキャンバーが加わりました。
ソールが丸くなるぶん、芝との接触面積が減ります。
手前から入っても突っかかりづらく、開いても構えやすいソールですね。
バンス角はロフトが上がるほど減るという設定で、54度と56度が10度、58度と60度が8度、62度が6度です。
もう一方のJWは今回のNEWソールで、62度だけに用意されたソール幅の広い14度バンスです。
こちらはバンカーでフェースを開かずに打ってもバンスが効くような設計。
なお62度は2種類とも右用のみで、左用は60度までとなります。
キャロウェイ公式のポストから、James OhとJosh Parkが実際に打っている解説動画も公開されています。
Full Toe SPウェッジのスペックと発売日

ロフトごとのスペックがこちら。
| ロフト | グラインド | バンス | 左右 | 長さ | ライ角 | バランス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 54度 | J | 10度 | 右用/左用 | 35.25インチ | 64度 | D5 |
| 56度 | J | 10度 | 右用/左用 | 35.25インチ | 64度 | D5 |
| 58度 | J | 8度 | 右用/左用 | 35.0インチ | 64度 | D5 |
| 60度 | J | 8度 | 右用/左用 | 35.0インチ | 64度 | D5 |
| 62度 | J | 6度 | 右用のみ(カスタム) | 35.0インチ | 64度 | D5 |
| 62度 | JW | 14度 | 右用のみ(カスタム) | 35.0インチ | 64度 | D5 |
ヘッドは1025軟鉄の鍛造フェースに8620の鋳造ボディを組み合わせた構造で、仕上げはクロム。
純正シャフトはTrue Temper Dynamic Gold S200、グリップはGolf Pride Tour Velvet 360 Chevになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ロフト展開 | 54度/56度/58度/60度/62度 |
| グラインド | J、JW(62度のみ) |
| ヘッド素材 | 1025軟鉄鍛造フェース+8620鋳造ボディ |
| 仕上げ | クロム |
| フェース | Full Face SPIN GEN 2.0グルーブ |
| ヘッド構造 | SPIN POCKET |
| 純正シャフト | True Temper Dynamic Gold S200(120g台・低トルク・中調子) |
| 純正グリップ | Golf Pride Tour Velvet 360 Chev |
| 米国価格 | 199.99ドル |
| 米国発売日 | 2026年9月4日(予約受付中) |
日本での展開については、2026年8月22日時点でキャロウェイゴルフのリリース情報に掲載がありません。
USモデルならフェアウェイゴルフでの取扱が始まっています。
ちなみにテーラーメイドのHi-Toe 5も日本で9月3日発売。
以上、キャロウェイ「Full Toe SP」ウェッジが発表、米国では9月4日に一般発売という話題でした。
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