ミケルソンやジョン・ラーム、シャウフェレなどをはじめとしたキャロウェイ契約選手が多数使用するスピン系ボール「クロムソフトX」
![キャロウェイ クロムソフトXラウンドテスト](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0006.jpg)
ミケルソンがぶっ飛ばしているのを見たので早速購入してラウンドでもテスト使用してみたのでレビューしていきます
キャロウェイのクロムソフトXをメイン使用していこうかなと思えるぐらい気に入った。
・最強じゃないけど飛んでる
・ショートゲームのスピン量が優秀
・パターのフィーリングが柔らかすぎないから距離感出しやすい
・トリプルトラックラインでアライメント取りやすすぎhttps://t.co/lBBIjQ4OoN pic.twitter.com/sMlWc46C8p— まさ@ゴルフのYouTubeとかやってるマン (@masa_golf05) June 4, 2021
結論としては飛距離性能は最強とまではいかないけど申し分なし!スピンが抜群にかかるコントロール性能の高いボール。今回はトリプルトラックの3本ライン入りを選択しましたがパッティング時のアライメントの取りやすさも素晴らしいのでライン入りを選択するのがおすすめです。懸念点となるのはその価格の高さだけれどパフォーマンスと耐久性を考えればコスパはそこまで悪くないように思います。高いけど
キャロウェイ クロムソフトXの概要
![キャロウェイ クロムソフトX外観](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0002.jpg)
前作ではデュアルコアだったものをシングルコアにしてシンプルな構造となりました。コアが大型化したことで全番手での初速アップを図っているという4ピースボールです
▼中間層にはハイスピードデュアルマントルを採用。内側は柔らかく外側は柔らかくしているというものです
![クロムソフトXの構造](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review20000.jpg)
つまりドライバーでは低スピンになってアイアンやウェッジでは高スピン量となるセパレーションデザインを採用しています
カバーは極薄のソフトウレタンでソフトなフィーリングとショートゲームでのスピン量増加に貢献しているとのこと
▼ディンプルパターンはヘックスエアロネットワーク。空気抵抗を最適化することで空力性能をアップさせるキャロウェイではお馴染みのデザインです
![キャロウェイ クロムソフトXディンプル](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0004.jpg)
▼トリプルトラックデザインが入っているバージョンがあって今回はこれを購入
![キャロウェイ クロムソフトXトリプルトラック①](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0003.jpg)
飛距離性能は中々優秀だけどアゲインストに対しての強さを感じなかった
ラウンドテストで使用したドライバーはコブラKING LTD BLACKです
![](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/05/king-ltd-black-01.jpeg)
▼飛距離に関するデータがこちら
![キャロウェイ クロムソフトXの飛距離データ](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-data.jpg)
ラウンドでの実際の飛距離では平均値で271ヤード。最も飛んだのが290ヤード。飛距離性能は申し分ありません
これはフォローやアゲインスト、上り下りを含めた1ラウンドの平均値なので素晴らしい性能でしょう
![キャロウェイ クロムソフトX飛距離性能①](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0007.jpg)
メーカーが謳っているとおり初速が出ているのは確かに実感できました。ただドライバーショットのスピン量が少し多いような印象を受けたのが正直な感想です
フォロー時にはドロップすることもなくて安定して飛んでくれますが、アゲインストには少し弱いなと感じる時もあって飛距離ロスの度合いが大きいシーンも見受けられました。こうなると2021年4月に登場したクロムソフトXのロースピン版である「クロムソフトX LS」が気になってくる
空力に関してはもう一歩といったところ
アイアン、ウェッジのスピン性能は抜群
![キャロウェイ クロムソフトX耐久性②](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0001.jpg)
スピン性能は素晴らしいです。アイアンではもちろんのこと、100ヤード以内でのアプローチショットでもバックスピンで戻る場面も多くありました
戻りすぎる時もあるぐらいなのでスピン量が不足していると感じるシーンはほぼありません
フェースへのボールの乗り方も良くてコントロールもしやすいです。スピンをしっかりかけたいならおすすめ
ソフトな中に芯を感じる打感
![キャロウェイ クロムソフトXトリプルトラック②](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0005.jpg)
基本的にドライバーからアプローチまで柔らかな打感でフィーリングを出しやすいボールですがパターでは適度に硬さがあります。個人的には硬さが丁度良い塩梅で距離感を出しやすいなと思っています
テーラーメイドのTP5シリーズがここ最近のボールではカバーが最も柔らかいと感じていますがそれよりも硬さを感じるという具合
ウレタンカバーにしては耐久性はあるほう
![キャロウェイ クロムソフトX耐久性①](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0000.jpg)
ウレタン系ボールの弱点でもあるカバーの耐久性ですがクロムソフトXは結構強いなと思います
▼汚れを落としてみるとわずかにささくれがありますけど1ラウンドは十分使えるはず
![キャロウェイ クロムソフトX耐久性②](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review0001.jpg)
ディンプルは空力性能にモロに影響が出るのでこうなったら交換するのがベストですけど一般的にはまだまだ使えそう
ウレタン系にしては強いけどまあ普通の耐久度と思います
キャロウェイ クロムソフトXの総評
![](https://www.masa-golf.jp/wp-content/uploads/2021/06/callaway-chromesoftx-review20001.jpg)
スピン性能が際立っていますがそれでいてドライバーでしっかりと飛距離が出ているのが素晴らしいボールです。打感も良いですし全体的にバランスが良い
価格は高い部類ですけど耐久度がそんなに悪くないのでコスパはギリギリ3点
あと少し風に弱さを感じるシーンがあったので風に対して強ければ最高でした。もう少しスピンが減っても問題なさそうだったので兄弟モデルで新作の「クロムソフトX LS」に期待です
既にLSも購入しているのでテストが終わればレビュー記事をアップしていきます
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