タイトリストの新型ミニドライバー「GTS300」が米国時間2026年7月14日に正式発表されました。
世界のゴルフショップでの発売開始は2026年7月23日。
ヘッド体積は前作GT280より25cc大きい305ccになっています。
タイトリスト GTS300 ミニドライバーとは

GTS300は、GTSシリーズのメタルウッドファミリーに加わったミニドライバーです。
ヘッド体積は305ccで、前作のGT280から25cc大きくなっているのが一番の変更点です。
ロフトは13°の1種類のみで、SureFitホーゼルによるロフト・ライ角調整に対応し、左用もラインナップされています。
2026年5月4日にUSGA適合リストへ掲載され、同じ週のPGAツアーでデビューしました。
タイトリスト公式の発表によると、開発にはジャスティン・トーマスとキャメロン・ヤングのテストとフィードバックが反映されているとのこと。
メタルウッド開発責任者のステファニー・ラトレル氏は、今作の開発の主目的を「GTS300をより寛容なミニドライバーにすること」と説明しています。
タイトリストは今作について、ティーショットでのコントロールと直ドラでの飛距離を求める方に向けたモデルとしており、「15本目のクラブを加えたような感覚」という表現でその汎用性をアピール。
正式発表は2026年全英オープン直前のタイミングで、Golf MonthlyやGolfWRXなど海外メディアも一斉に取り上げています。
発売日・スペック
発売情報は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式発表 | 米国時間2026年7月14日 |
| 発売日(世界共通) | 2026年7月23日 |
公式スペックは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ヘッド体積 | 305cc |
| ロフト | 13°のみ |
| ライ角 | 56.0° |
| 長さ | 43.5インチ(メンズ)/ 42.5インチ(レディース)/ 41.5インチ(ジュニア) |
| 左右 | 右用・左用 |
純正シャフトはGTSドライバーと同じく、スタンダードとプレミアムの2ラインナップです。
搭載テクノロジー
Forged L-Cup Face

フェースには鍛造のL-Cup Faceを搭載しています。
フェース下部を包み込むように回り込むカップ構造で、下部にはATI 425チタンのインサートが配置されています。
クラブ下部に当たった時のボールスピードと打ち出しを担保できる設計とされています。
薄いライからクリーンに拾いたい場面でも性能を発揮しやすいという説明で、直ドラ性能を明確に意識したフェース設計です。
コンポジットクラウン+チタンボディ

構造はコンポジットクラウンとチタンボディ、鍛造フェースの組み合わせです。
305ccへの大型化と重心設計の見直しによって、慣性モーメントはGT280比で約15〜20%向上したとされています。
大型化しながらも、タイトリストらしい打音・打感・フィードバックは維持しているという説明です。
Accelerated Aerodynamics

ヘッド後方のテール部分を伸ばした形状で空気抵抗を減らす空力設計です。
スイングを変えずにヘッドスピードを引き出すという、GTSドライバーと共通の考え方が採用されています。
デュアルウェイトシステム

ウェイトは11gと3gの前後入れ替え式です。
重い11gを前方に置くと低スピンの強い弾道になり、後方に置くと打ち出しが高くなってスピンもやや増え、安定性重視のセッティングになります。
MyGolfSpyはGT280の2ポジション式フリップウェイトを継承したものと伝えています。
ロフトが13°のみの展開なので、弾道の高さはこのウェイトとSureFitホーゼルで調整する形になります。
前作GT280との違い
| 項目 | GT280 | GTS300 |
|---|---|---|
| ヘッド体積 | 280cc | 305cc |
| ロフト | 13° | 13° |
| 長さ | 43.5インチ | 43.5インチ |
| 慣性モーメント | − | GT280比 約15〜20%向上 |
| フェース | 鍛造フェース | Forged L-Cup Face+ATI 425インサート |
| ウェイト | 前後フリップ式(後方11g / 前方3g) | 前後入れ替え式(11g / 3g) |
一番の違いは25ccの大型化で、寛容性を高めるのが今作の明確な狙いです。
一方でフェースの高さはGT280と同じに保たれており、地面から打つ時の使いやすさは変えないという設計判断が公式に説明されています。
GT280の一般発売は2025年4月だったので、約1年3ヶ月での刷新というタイトリストとしては早めのモデルチェンジです。
ツアーでの使用状況
GTS300は2026年5月4日の週に、Truist Championship会場のクエイルホロウでツアープロへお披露目されました。
ジャスティン・トーマスは5月末のチャールズ・シュワブ・チャレンジで実戦投入しています。
面白いのはその運用で、GTS300をティーショットの精度が欲しいホール用の2本目として入れることで、メインのGTS2ドライバーを46インチの飛距離重視セッティングにできるとGOLF.comなどで伝えられています。
キャメロン・ヤングも開発段階からテストとフィードバックに参加しています。
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