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三菱ケミカル「TENSEI 1K Pro Orange RIP+」がThe Memorialで目撃|未発表の新世代シャフトか

三菱ケミカル「TENSEI 1K Pro Orange RIP+」がThe Memorialで目撃|未発表の新世代シャフトか

PGAツアー「ザ・メモリアル・トーナメント」開幕直前の6月2日に、ツアー会場で三菱ケミカルの新型 TENSEI 1K Pro Orangeシャフトの新型と思われるモデルが発見されました。

先端側に従来モデルにはなかった「RIP+」のロゴが入っており、同社が傘下に持つAldilaの代名詞である R.I.P.(Reverse Inter-Laminar Placement)テクノロジーを TENSEI 1K プラットフォームに採用した次世代モデルと見られています。

写真には「TENSEI 1K PRO 60 FLEX-X」「MITSUBISHI CHEMICAL」「RIP+」の印字と、バット側に新デザインのオレンジ×ブラックのクロスパターンが確認できます。

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R.I.P. とは何か

三菱ケミカル「TENSEI 1K Pro Orange RIP+」がThe Memorialで目撃|未発表の新世代シャフトか

R.I.Pとは、Aldilaが2010年に市販投入したシャフト構造技術で、通常はマンドレル(芯棒)側に巻き込むバイアスプライ(±45°繊維、トルクを生む層)を、シャフト外壁側へ「反転配置」する独自工法。

バイアス層を外周に置くことで、テコの原理によりねじれに対する慣性アームが長くなり、同じ繊維量でもトルクが低減するというものです。

同時に外周のバイアスがフープ強度を上げてシャフト断面のオーバル変形を抑え、チップ部の安定性とボール初速を引き上げるという構造です。

一言で言えば、「カーボン層を巻く順番を入れ替えるだけで、同じ材料からねじれに強いシャフトを生み出す技術」という感じです。

Aldilaは三菱レイヨン(現Mitsubishi Chemical)が2012年12月に買収を発表し2013年4月に完了しており、以降のR.I.P.系製品は「Aldila工法 × 三菱の高弾性カーボン素材」のハイブリッドとして開発されてきた経緯があります。

今回の「RIP+」はこれを TENSEI 1KのXlink Tech・MR70 カーボンと統合した進化版と考えてよさそうです。

タイトリスト GTSドライバー純正にも展開済み 

同テクノロジー搭載モデルはすでに供給が開始されており、2026年6月発売の Titleist GTS新ドライバー(GTS2 / GTS3 / GTS4)の純正シャフトには「Tensei 1K Red RIP / Blue RIP / White RIP」が展開中。

メモリアルで発見された Pro Orange RIP+はそれのツアー支給グレードのカウンターバランス版にあたると見られます。

現時点では「Aldila技術の新展開か」「1Kがミッド寄りに振られたのか」などの予想がされています。

会場ではコーリーコナーズがテストを行っているとのことです。

正式発表はまだ

既存の TENSEI 1K Pro Orange 新「RIP+」版のメーカーからの正式発表はまだ確認されています。

今後新たな情報が入り次第、随時更新していきます。

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まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

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まさ
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