キャロウェイからAPEX MBアイアン ノーメッキバージョンが2026年9月3日に発売されました。8月に米国で数量限定発売されたAPEX MB Tour Rawの日本版で、こちらもカスタムオーダーのみ・数量限定です。価格は1本31,900円(税込)で、I#4〜10の7本セットのみの展開になります。

米国版の記事を書いた時点では日本での展開は未発表だったので、1か月で来たかという印象です。米国版は受注開始の翌日にはSold Out表示になっていたので、日本でも動きは早いんじゃないでしょうか。

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APEX MBアイアン ノーメッキバージョンの販売概要

キャロウェイ APEX MBアイアン ノーメッキバージョンのバックフェース

公式オンラインストアの情報は下記。

  • 発売日: 2026年9月3日(カスタム品)
  • 価格: 1本31,900円(税込)。7本セットで223,300円
  • 番手: I#4〜10の7本セット(10番はスペック表ではPW表記)
  • 販売形態: 受注生産・数量限定(なくなり次第終了)
  • 取扱: キャロウェイ オンラインストアと直営店(青山店・心斎橋店・ヴィクトリアゴルフ新宿店9F)
  • 右用のみ(左用の設定なし)
  • Assembled in Japan

ロフトやライ角の変更には対応しておらず、選べるのはシャフト・フレックス・長さ・グリップです。シャフトはスチール・グラファイト・スチールファイバーの3素材から、キャロウェイのカスタム一覧表にあるモデルを選ぶことになります。なお数量限定モデルのため、メルマガ新規登録クーポンの対象外です。

カスタム品はキャンセル不可で、納期は通常1週間以内とのこと。部材の状況によっては1週間以上かかる場合もあるようです。

9月17日までの早期購入特典

発売記念として、オンラインストア限定の早期購入特典も出ています。期間は2026年9月17日までで、特典は2つ。

  • CHROME TOUR X TRIPLE TRACKボールを1スリーブプレゼント(製品発送後2週間前後で別送)
  • 購入時に下取りサービスを使うと、下取り査定額のUP率が会員ランクに関係なく一律50%に

下取り査定額のUP率は通常だとゲスト・ブロンズ0%、シルバー20%、ゴールド30%、プラチナ40%なので、ゲスト会員でも50%UPになるのは大きい。

他社のクラブやパターも下取り対象なので、今使っているアイアンを出して乗り換える方にはちょうどいいタイミングかなと思います。

キャロウェイ公式オンラインストアでAPEX MBアイアン ノーメッキバージョンを見る

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2017年のAPEX MBツアーバージョンがベース

キャロウェイ APEX MBアイアン ノーメッキバージョンを構えたところ

ベースになっているのは2017年発売のAPEX MBアイアン ツアーバージョンのシェイプです。歴代のキャロウェイのマッスルバックの中でも、いちばん多くのツアー選手に使われたモデルとのこと。そこに、男女ツアーで使用率の高いX FORGEDアイアンのヘッド形状とサイズ感、X PROTOTYPEアイアンのソール形状を取り入れてブラッシュアップしたそうです。

ちなみに米国版の発表時は「2018年のAPEX MB」と日本発のX Forgedプロトの掛け合わせと説明されていました。日米で発売年の表記は違いますが基本的には同じ。

結果として従来よりヘッドサイズはやや大きく、ソール幅もわずかに広め。

バックフェース下部に肉厚を集中させることで、マッスルバックとしては寛容性とボールの上がりやすさを高めた設計になっています。

キャロウェイは「マッスルバックアイアンとは思えない寛容性」と表現していて、キャビティのAPEX TCBからこのMBに移った選手が「MBのほうが寛容に感じる」と言っていたほどです。

キャロウェイのマッスルバックとしては、2023年発売のAPEX MB以来のニューモデルです。

前作はバックフェース下部に台形型のウェイト、2020年モデルはスクリューウェイトを入れていましたが、今作は1025カーボンスチールの完全な軟鉄鍛造1ピース構造。番手別にヘッドサイズや肉厚部分の形と面積を変えていて、重心位置やスピン、操作性と寛容性のバランスを番手ごとに調整しているのが特徴です。

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トレーリングエッジの面取りとシンプルな刻印

キャロウェイ APEX MBアイアン ノーメッキバージョンのホーゼル刻印

ソールはトレーリングエッジに大きな面取りを入れた新設計です。

上から打ち込むタイプの方でも芝からの抜けが良くなるように考えられた形で、抜けだけでなく適度なバンス効果も出るようにしているのもポイント。

バックフェースとホーゼルの刻印は前作から大きく変わりました。ヘッドにはあえて「CALLAWAY」の文字を入れず、バックフェースにはバンス部分のシェブロンマークとヒール上部の「MB」だけ。ホーゼルには「FORGED」の刻印が入ります。写真で見ると本当に何も書いていないので、構えたときに余計な情報が目に入らないのは個人的にかなり好きな仕上げです。

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フェースまでノーメッキ。サビは保証対象外

キャロウェイ APEX MBアイアン ノーメッキバージョンのフェース

モデル名のとおりヘッドはメッキなしで、フェース面もノーメッキです。公式はフェースをノーメッキにすることでボールとのコンタクト時にスピン性能を引き出しやすいとしています。メッキがない分、太陽光の反射が抑えられるのと、打感がソフトに感じやすくなるのがメリット。

その代わり、使っていくとヘッドにサビが出ます。

公式の製品ページにはサビによる返品・交換・保証は対象外と明記されているので、きれいな状態で長く使いたい方はここを理解したうえで注文する必要があります。ノーメッキウェッジと同じで、使い込んだ風合いを楽しむモデルです。

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APEX MBアイアン ノーメッキバージョンのスペック

キャロウェイ APEX MBアイアン ノーメッキバージョンのセット

公式ページのスペック表がこちら。ロフト、ライ角、長さはすべて米国版のApex MB Tour Rawと同じ数値です。

番手ロフト角ライ角長さ
I#423.0°60.5°38.5インチ
I#526.0°61.0°38.0インチ
I#629.0°61.5°37.5インチ
I#733.0°62.0°37.0インチ
I#837.0°62.5°36.5インチ
I#941.0°63.0°36.0インチ
PW45.0°63.25°35.75インチ
  • ヘッド素材/製法: 軟鉄鍛造(1025カーボンスチール)1ピース
  • 仕上げ: ノーメッキ(フェース面も含む)
  • 推奨グリップ: Callaway Tour Velvetラバー ブラック/ホワイト バックライン無し(約50g・口径60)
  • シャフト: カスタム一覧表から選択(スチール・グラファイト・スチールファイバー)

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ツアーでは1年半以上前から使われていたヘッド

キャロウェイの広報コメントは「ここ1年半近くの間に、スタッフプレーヤーはもちろん、契約外選手もバッグに入れていた」というもの。

実際、PGA TOURの報道では、ミン・ウー・リーが2025年1月のAT&Tペブルビーチ・プロアマでこのヘッドの原型になるプロトタイプを投入し、その年の3月にテキサス・チルドレンズ・ヒューストンオープンでPGAツアー初優勝を挙げています。

その後アダム・スコットが2025年のウィンダム選手権から投入、サム・バーンズは2026年シーズン頭にAPEX TCBからこのMBに変更。

ニコライ・ホイガード、シ・ウー・キムのバッグでも確認されています。開発経緯やソール設計の詳しい話は米国版発売時の記事にまとめているので、そちらも合わせてどうぞ。

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米国版との違いと取扱ショップ情報

キャロウェイ APEX MBアイアン ノーメッキバージョンのアドレス

米国版のApex MB Tour Rawは7本セット1,599.99ドルで米国公式オンラインストアのみの販売でした。

日本版は7本セット223,300円で、オンラインストアに加えて直営3店舗でも注文できます。ヘッドのスペック自体は同じなので、違いは仕上がりの名称と組み立て(Assembled in Japan)、それに国内でカスタムシャフトを選べる点です。

個人的には、ツアー支給のノーメッキヘッドを国内のカスタム一覧表のシャフトで組めるようになったのが大きいと思っています。

米国版は1日で売り切れていたので、気になっている方は早めに公式オンラインストアの在庫状況を見ておいたほうがいいかもしれません。

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この記事を書いた人

まさ:ゴルフ歴30年、メーカー勤務10年以上のギア専門家。Trackman 4を用いた忖度なしの試打計測データを公開しています。YouTubeチャンネル「ゴルフ雑記帳」でも動画レビューを更新中!

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら