キャロウェイ クアンタム フェアウェイウッドのラインナップに、チタンボディのプレミアムモデル「クアンタム Ti」が追加されました。
クアンタム Maxフェアウェイウッドのやさしさと飛距離、そしてTriple Diamondの操作性を1本に凝縮した、シリーズ最上位の位置付けです。 現時点ではUSモデルのみの展開で、日本国内での正規販売は確認されていません。
クァンタム Ti フェアウェイウッドの概要と立ち位置
2026年のクアンタム フェアウェイウッドは当初、Max / Max D / Max Fast / Triple Diamond の4モデルで2月13日に発売されました。
クアンタム Ti フェアウェイウッドはその後、ミニドライバーとともにツアーに追加投入されたモデルです。 AT&Tペブルビーチ・プロアマの直前にUSGA適合リストに掲載され、同大会で複数のツアープロが使用しているのが目撃され話題になっていました。
For Lee, the Quantum TD-TD addressed a problem he’d been managing since last season.
— Jack Hirsh (@JR_HIRSHey) February 15, 2026
He liked the smaller Triple Diamond TD profile and the reduced face progression, which helped him get a more neutral start line and hit his preferred pull cut.
But he was still living in a high… pic.twitter.com/kGCiZAfSM3
前作のElyte Ti フェアウェイウッド(2025年)も同様に、Elyteシリーズの通常ラインナップの後から追加された経緯があり、キャロウェイの「Tiモデル=後発プレミアム枠」という流れが定着しつつあります。
搭載されているテクノロジー
チタンボディとカーボンクラウン


ボディ全体をチタンで構成することで、ステンレスボディ比で余剰重量を生み出しています。
この浮いた重量を重心最適化に再配分し、ボールスピードの向上とスピン量の安定を両立させる設計です。
ヘッド形状はMaxに近い安心感のある投影面積を持ちながら、トリプルダイヤのようなコンパクト感も備えています。
クラウンはカーボンです。
Speed Wave 2.0(最大40gタングステン)

ソール前方低部に最大40gのタングステンを配置するSpeed Wave 2.0を搭載しています。
前作Elyte Tiの35gから5g増量されており、低重心化と打ち出し最適化がさらに進んでいます。 フェース下部ヒット時のたわみを増大させ、ボールスピードのロスを最小限に抑える構造です。
次世代Aiフェースデザイン

実際のフェアウェイウッドの打点パターンに基づき、Ai設計でフェース全面を最適化しています。
各打点ごとのスピード・スピン・打ち出し角・方向性を個別にチューニングしたフェースで、オフセンターヒットでのパフォーマンス低下を抑えます。
ヒールトゥ可動ウェイト(新機能)

Quantum Ti 最大の新機能が、ソール両端に配置されたヒール-トゥ可動ウェイトです。 ウェイト位置を変更することで、ドローバイアスやフェードバイアスといった弾道の微調整が可能になります。 Elyte Tiには搭載されていなかった機能で、Quantum Tiで初めて採用されました。
ステップソール(リシェイプ版)
ソール接地面積を減らす段差構造はElyte世代から継続されています。 Quantum Ti ではヒール側の安定性を高めるリシェイプが施されており、芝との抵抗が減ることで、抜けの良さにも直結する設計です。
OptiFit4 ホーゼル
ロフトとライ角を独立して調整できるOptiFit4ホーゼルを搭載しています。
計7通りの設定が可能で、アップライト・フラットの両方向に対応します。 3Wと5Wに搭載。
ラインナップとスペック
| 項目 | 3W | 5W |
|---|---|---|
| ロフト | 15° | 18° |
| ライ角 | 56° | 56.5° |
| 長さ | 43.25インチ | 42.75インチ |
| ヘッド体積 | 170cc | 155cc |
| 利き手 | 右/左 | 右/左(カスタムのみ) |
| ホーゼル調整 | OptiFit4(7通り) | OptiFit4(7通り) |
| ウェイト調整 | ヒール-トゥ可動 | ヒール-トゥ可動 |
エリート Ti(前作)との比較
| 項目 | エリート Ti(2025) | クアンタム Ti(2026) |
|---|---|---|
| ボディ素材 | フルチタン | フルチタン |
| フェース | Ai10Xフェース | 次世代Ai最適化フェース |
| タングステン量 | 35g | 最大40g(+5g) |
| ソール設計 | ステップソール | ステップソール(リシェイプ版) |
| ウェイト調整 | なし | ヒール-トゥ可動ウェイト |
| ホーゼル | OptiFit4 | OptiFit4 |
進化のポイントは、タングステン量の増量(35g→40g)とヒール-トゥ可動ウェイトの追加です。 フェースのAi最適化も世代が進んでおり、オフセンター性能の向上が期待されます。
日本での入手について

日本のキャロウェイ公式サイトにはクアンタム Tiの製品ページが確認されていません。
日本で2月6日に発売されたQuantumフェアウェイウッドのラインナップはMax / Max D / Max Fast / Triple Diamond の4モデルです。
前作Elyte Tiは日本でも取り扱いがありました。 Quantum Tiについても今後、国内ショップでの取り扱いが始まる可能性はあります。現時点ではUSモデルの並行輸入が確実な入手ルートです。
個人的には、フルチタンボディ+可動ウェイトという組み合わせはかなり魅力的に映ります。国内正規展開を待つか、並行輸入で先に手に入れるか、悩ましいところです。
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