レーザー距離計とGPSゴルフナビを融合して一台で全部完結できるというのが、今回購入したMILESEEY GENE PRO G1。
これまでもナビとレーザーの融合体はいくつか発売されていたと思いますが、スマホとの接続が必要だったり、スマホもラウンド中に一緒に持ち運ぶ必要があったりと運用自体が大変で、いまいちメインとして使うには面倒という側面がありました。
ところが、MILESEEYから出た今作は、スマホとの面倒な接続も必要とせず、単独でのナビ機能が使えるという画期的なレーザー距離計となっています。
販売ストア
価格は販売ストア毎に若干違いはありますが、おおよそ9万円前後です。けっこうしますが、ナビとレーザーのハイブリッド機としてはこれぐらいになるので妥当な線かもしれません。
スペック&主な特徴
MILESEEY GenePro G1は、レーザーによる正確な距離計測とGPSによるコース全体の把握を両立させた、ハイブリッド型のゴルフ用レーザー距離計。
本体側面にスマートフォンのように操作できる2.13インチのAMOLEDカラータッチスクリーンを搭載するタイプで、専用の「MILESEEY Golf」アプリを介してスマートフォンとBluetooth接続できると案内されています。明るさに応じてファインダー内の表示色がグリーンとレッドに切り替わるOLEDディスプレイや、競技用にワンタッチで切り替え可能なスロープ機能スイッチも特徴です。
他スペックとしては、わずか0.1秒の高速測定や、最大1300ヤードの測定範囲、遠距離のピンを捉えて振動で知らせるフラッグロック機能を採用。バッテリーは1200mAhで、本体サイズは10.5 × 6.9 × 3.8 cm、重量は258gです。さらに悪天候時でも安定した計測性能を発揮する雨・霧モードにより、天候に左右されずにプレーできるのもポイントです。
本体にはIP65の防水性能が備えられていて、屋外での過酷な環境にも耐えられるよう配慮されています。高機能なうえ、専用の保護ケースやストラップまで付属しているので、持ち運びやすさもかなり意識されています。
加えて、内蔵GPSやMILESEEY Golfアプリに対応しており、グリーンビュー、ハザードまでの距離がわかるレイアップポイント、見えないピンの方向を示すピンポインターなどのコース攻略のカスタマイズも可能です。3点間測定ができるP2Pモードや、スコアカード、ショットトラック機能も利用できます。
開封&内容物
では早速開封していきます。

箱はこちら。中国メーカーの距離計としては珍しく、かなり高級感のあるパッケージです。

内容物は説明書、本体、USB-Cケーブル、クリーナー、専用ケース。
本体外観
ファーストインプレッション

側面にGPSナビのディスプレイが搭載されていて、デザインはめちゃくちゃカッコいいです。

全体的なビルドクオリティは相当なものです。本体については手抜き感は一切感じませんし、高級機らしい出で立ち。

やはり本体側面のナビ画面が目を引きますが、OLEDのタッチスクリーンです。発色は抜群に良くて屋外での視認性もばっちりですね。

充電ポートはこちら。ちなみにバッテリー消費はナビ機能があるので早いです。毎ラウンドごとの充電を推奨します。

重量は260gほど。正直めちゃくちゃ重たいですね。最重量級です。
他レーザー距離計との比較

他のレーザー距離計と並べてみました。比較的コンパクトなボイスキャディ SL MINIと、大き目のブッシュネル V6の丁度中間ぐらいのサイズ感です。

縦横を比較しても中間ぐらい。ただ、さきほども言ったようにこの中どころか、レーザー距離計の中でも屈指の高重量なのが気になります。
操作感

ボタン類は上部に3つ。ボタンの押し心地は比較的軽くて快適。

ディスプレイのタッチ感度は非常に良い。ぬるぬる動いてくれます。

照射部の下にある赤色のリングみたいな所をクルクル回すと、高低差モードのONとOFFが可能。ビジュアル的にも良いです。

本体底部には、GPSボタンが配置されています。これは押すと側面ディスプレイだけを起動したり、メニュー画面を呼び出すことができる。
ラウンドで使用感

サイズはともかく重すぎます。

側面のナビ画面は発色が良くて文句なしで見やすいです。

レーザーのディスプレイも非常に発色も良くてクリア。赤と緑の表示もクッキリして最高に見やすい。9万円クオリティを感じられるので、とにかく見やすくて視認性が良い距離計が欲しいという方には刺さると思いますね。


左が今回のマイルシー、右がブッシュネルV6です。計測誤差も特になくて安定しています。


そしてこちらは物凄く勾配のあるシーンです。こういった場面では、ブッシュネルと大きな誤差が出るレーザー距離計もありますが、マイルシーの高低差補正は安定。アルゴリズム的にもブッシュネルと大きな違いも感じず、高低差補正の信頼性は高いと感じました。

3点間距離表示なども使い勝手が良いです。タッチ感度も良好。
ただ、数字は小さ目でみづらいか・・・?

ハザードまでの距離表示がちょっと癖アリでした。タッチしたポインターから何ヤード・・・という感じで縦距離じゃなくて、ポインターが横にあればそこから16ヤードみたいな出方をします。

このように、横方向でのハザードの距離になってしまったりします。このパターンで出るのが良いのか悪いのかは、使用者の好みもあるかもしれません。ぼくは好きではないです。


ナビの精度自体は若干怪しい気がします。個人的にはユピテルやイーグルビジョンのナビ精度を信じているので、ちょっと微妙な気がしました。

便利な機能としては、レーザー距離計でありながらブラインドでもグリーン方向がわかるピンポインターは普通によかったです。

スコア入力してスマホアプリへ送って管理することもできますが、スコア入力する時には毎回本体を取り出して手動で入れていかないといけないので面倒。
ラウンド中のスコア入力を頻繁に忘れてしまっていました。これにスコア入れるよりもカートナビにスコア入れた方が圧倒的にラク。
やはりゴルフウォッチの自動スコアカウントは便利なんだなーと実感。あと時計だったら腕に装着しているから手動だったとしても、かかる手間が違いすぎます。
気になったところ

実際にラウンドを通して使ってみて、明らかな弱点というか欠陥だろ!ぐらいに思っている所がありました。それがSLOPE切り替えスイッチです。
この赤いところは回るようになっており、高低差のONとOFFの切り替えが瞬時にできる優れもの・・・と思いきや。

↑ラウンド中。大体こうなっています。毎回ではないですが、高確率が動いている状態。


このスイッチ。シルバーになっていれば高低差補正OFFです。
基本的には赤色の高低差モードONで使い場合でも、少しでもシルバーが出ていれば高低差が出ません。
しかし、このSLOPE切り替えリングにはロック機能が無いので常にフリーで動きます。しかも割とユルユル。
ポケットに入れたり、ケースに入れたりした時にも簡単に動くので、いざ計測をする時にはOFFになっていたり、はたまたONになっていたりします。
これはいかんですね。競技ゴルファーが試合で使うにしても注意が必要です。
ということでラウンド中は使う度にこのリングをクルクルしていました。ここについてはかなり使い勝手が悪いです。
感想
正直おすすめはあまりしません。OLEDディスプレイのGPSナビが単体でも動いてくれるのは当然魅力だし、GPS受信感度も良くて実用的でした。
ですが、ハードウェア面に難ありなところがあるので、ラウンド中の運用がキツいなーと感じましたね。
特にスロープ切り替えスイッチ(高低差のONとOFF)は、ロック機能がないので勝手に切り替わってしまう事が多く、毎回のレーザー計測の度に設定を気にする必要があってストレスでした。
あと、重量もネックですね。めちゃくちゃ重たいです。
一台でレーザーとナビを完結できるというのは夢ではありますが、9万円近い価格を考えてこの使用感なら、レーザー距離計とゴルフウォッチをそれぞれ買う方が正解な気がします。
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